ちょこっと本音

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欝とがんの関係

2011年01月27日 | myself

義妹が乳がんになり、治療法などいろいろ説明された時のこと。

手術待ちの間に抗がん剤を使って小さくしてから手術をする。
手術までは2ヶ月近く待ちとなる。
その間抗がん剤を使うのだが、抗がん剤は使い出してから3ヶ月目くらいから「欝」の症状が出るといわれたそうだ。
欝になるならない、またどのくらい抗がん剤を使用してから欝症状が出るかも個人差はあるだろう。
TVでもこのがん患者とうつ病を取り上げるくらいだから。(見られなかった・・・)

私の場合もやはり3ヶ月くらいしてから、それを「欝」というのなら、そういう症状が出たような気がする。
「欝」というか「疑問」「納得がいかない」といったほうが適しているような気がするけれど。
というのは、私の場合明細胞ガンだから抗がん剤の効果はあまり期待できない種類に入る。
しかもその時、リンパ節をとらなかったので転移しているかはわからなかった。
それなのに抗がん剤治療をすぐに始めるといわれた。
もし、リンパにがん細胞がなかったら、抗がん剤治療は無駄となる。
転移があったならば「よかったね、早く治療して」ということになる。
2つに1つ。
悩んで抗がん剤治療を受けた。

そして3ヶ月くらいたって、まだ疑問が残り主治医と話し合った結果、心療内科を受診することになったのだ。

6ヶ月、抗がん剤治療が終わって、仕事が忙しくなった時、「欝」などというものの存在は忘れていた。
ただただ疲れていただけだった。
しかしその後さらに半年後、傍目から見ても「欝症状」が出ていたらしく、会社で時短を認めてくれた。
その時は、自他ともに「欝」を認めた。

時短といっても仕事が減る訳ではなく、休日返上で家でやっていたのでゆっくり休めた訳ではない。

ガンになり抗がん剤治療をしたから欝になったのか。
ガンにならなくても仕事が忙しい割に、理不尽なことが多くて欝になったかもしれない。

一概にガン=欝と決め付けられないけれど、一応、私もそのガイドライン通りにきて、ガイドライン通りの治療を受けている。
ガンは今は治る病気になりつつあるが、やはり再発率などを考えると、「欝」になってしまうな。

夜、ベッドの上で自分の病気のことをついつい調べてしまう。
今はマーカーも正常値だけど、いつどうなるかわからない。
やはりガンと鬱は背中合わせかもしれない。

コメント
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