ちょこっと本音

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歌舞伎座カウントダウン

2010年04月08日 | 優しいことば

 

歌舞伎座の御名残興行あとわずか
寂しくもあり舞台は華やか



三月、四月は歌舞伎座さよなら公演 御名残(三)四月大歌舞伎として、少しでも多くの人に見てもらいたいという松竹側の意向があり三部作だった。
三月はなんとか2階席がとれた。

歌舞伎座の最後は絶対に三階席と決めていた四月は、平日の第二部しか取れなかった。


 
(三階席から見た舞台)

第一部の客が出てくると同時に、ドアは閉めずに第二部の客が入る。
続けて見る人は、チケットがあれば外に出ずにロビーで待つことができる。
そして外もロビーも人でごった返しだった。

いつも買う佃煮をちょっと多めに買った。
この店はお馴染みさんが多くて、売り子さんと別れの挨拶をしたりと、こちらも混みこみ。
続いて人形焼もGETした。
一番人気のめで鯛焼(紅白の白玉入り)は、3月に引き続き売り切れてしまい買えなかった。

なんと3千円で福袋もある。
中は手ぬぐいやら小物などが入っているらしいが、これも飛ぶように売れている。
「旧歌舞伎座」の商品は売り切ってしまえとの商魂たくましいこと!

それでも芝居は「寺子屋」「三人吉三巴白浪」「藤むすめ」と歌舞伎の十八番ばかりだし、出演者も菊五郎、團十郎、仁左衛門、玉三郎、幸四郎、吉右衛門、藤十郎・・・と豪華絢爛。
まるで團菊祭のようだ。
上演時間が短いので、美味しい場面を少しずつしかやらなかったけれど、それはそれで満足。
でも昭和26年に新築された歌舞伎座。
エスカレータもエレベータもないし、椅子と椅子の幅は狭いし、トイレの水圧は低いし・・・と、最近の劇場とは真逆の古さ。(それはそれでいいのだけど)

なんだか焦って観ていたけれど、別に歌舞伎がなくなるわけではない。
なくなるのは古い歌舞伎座。

そして もう来月は新橋演舞場のチケットが取れている。

コメント
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