ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

渋鮎(さびあゆ)

2009年09月02日 | ちょっと賢くなれる雑学
「渋鮎」と書いて「さびあゆ」と読む。
これは類船集という辞書に「渋(さびる)」という項目があり、そこに鮎も入っているのだ。
錆びるという言葉は、包丁、刀などが一般的だけど、なぜそれが鮎に?
これは秋の産卵期に川を下る鮎の体の色が錆びたように黒ずんだでみえるところから「錆鮎」とも言われる。

小学校に上がる前のこと、沼田の親戚の家に遊びに行った時、天然の鮎をご馳走になった。
子ども心にもとても美味しかったのを覚えている。
だから今でも鮎が大好き!
父は鮎を食べるときに、はらわたまで食べるようにといつも言っていた。
苔をたべているから、はらわたまで食べられるということだけど、やはり苦いので、子どもの頃は嫌だった。
(今でもはらわたは食べないけど)

天然の鮎はは高くてそうそうは食べられない。
でも養殖でも十分おいしい。
ところでよくスーパーでは養殖の鮎なのに「天然仕立て」と書いてあるけれど、これはどういう意味だろう?

「渋鮎」=「落鮎」
今、胃の調子が悪くて、肉も魚も受け付けないけど、鮎なら食べられるかも。

鮎が食べたい!

*類船集:延宝四年に刊行された辞書。出語に関する詩歌・故事・物語・伝説などさまざまな知識を注記している。
コメント
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