Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

Good Design

2009-12-13 00:05:53 | 日記
物を購入する時の視点は人それぞれに違う。


「機能性」と「デザイン」

この二点が合致しているのが勿論理想ではあるが

なかなかそう上手いこといかないのが世の常である。


「機能性」を重視すれば、デザインはゴテゴテしてしまうし

「デザイン」を重視すれば、やはり省かれる部分が多くなる。

どちらを選択するかはそれぞれの価値観に最終は委ねられる。



大抵の場合僕は「デザイン」優先でものを選んでしまう。

僕が思う「デザイン」のいいものとは「余計なことをしていない」こと。

余計なことをしなければ、自ずと機能は絞り込まれる。

少々使いづらくても最小限の機能があれば何とかなるし

何より持っていて「気分がいい」



Jeb roy nicholsの「Just what time it is」(2000作品)



まずジャケットの「デザイン」に目がとまって思わず手にした作品である。

ソウル、レゲエ、カントリーミュージック、そしてパンクと言ったの彼の様々な音楽のバックボーンを

混ぜ合わせ、一つの確立した「デザイン」に落とし込んだマスターピースである。



新世代のソングライターとして何本かの指に入るメロディーセンス

少し鼻にかかったおだやかな声
 
緻密に計算されつつも、あくまで自然に耳になじむサウンド




アルバムオープニングナンバーのタイトルにもあるように

「Heaven Right Here」天国はまさにここにある。




そんな彼に遅ればせながら「Good Design」賞を贈りたい。
コメント
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