Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

フリーソウル

2011-03-25 00:09:10 | 日記
今日は事務所の配置をマイナーチェンジ。

5年間座った席から移動したので、見える景色のすべてが新鮮である。


そんな今日、3年ぶりに訪ねてきてくれた懐かしい顔。

彼らの成長ぶりを見て自分のやって来たことは間違ってなかったと思えた。


最近公私ともにいろいろあったが

ようやく落ち着きを取り戻せたように思う。

この場を借りて彼らにありがとうと言いたい。



Kellee Pattersonの「Kellee」(1976)

1. I'm Gonna Love You Just A Little More, Baby
2. What You Don't Know
3. Mister Magic
4. You Are So Beautiful
5. I Love Music
6. Stop, Look & Listen To Your Heart
7. Jolene
8. Time To Space
9. Once Not Long Ago


ソウルとジャズが交錯する非常に個性的な歌声の持ち主である

彼女の1976年作品。



冒頭を飾るのはバリー・ホワイトのナイス・カバー

「I'm Gonna Love You Just A Little More, Baby」


高速パーカッションとカッティングギターに煽られるように

高揚する歌声が素晴らしい「What You Don't Know」「I Love Music」


アレンジ、演奏、歌唱のすべてが

文字通り魔法にかけられたかのように

バランス良く束ねられた「Mister Magic」


しっとりと歌い上げられるスタイリスティックスのカバー

「Stop, Look & Listen To Your Heart」

「動」の多い本作の中で、「静」の部分を代表するナンバー。


最後にとどめをさされる「Time To Space」「Once Not Long Ago」

いずれもリズム、メロディともに文句のつけようがない。

まさに「フリーソウル」な魅力溢れる幕引きである。



いよいよ明日から新体制でのスタート。

らしくない「肩書き」を背負うこととなってしまったが

「フリーソウル」な感覚で

今まで通りに、同じ目線でしっかりと汗をかきたいと思う。
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2011-03-17 11:01:07 | 日記
今回の壊滅的被害に対して

改めて自分の仕事の大切な意義を思い知らされている。


僕等の仕事は、明日の日本を支える若者たちを育成すること。

「お年寄り」→「僕等」→「若者たち」

しっかりと繋がれる「襷(たすき)」なくして

完全復活はなしえない。


The Bandの「Islands」(1977)

01. Right As Rain
02. Street Walker
03. Let The Night Fall
04. Ain't That A Lot Of Love
05. Christmas Must Be Tonight
06. Islands
07. The Saga Of Pepote Rouge
08. Georgia On My Mind
09. Knockin' Lost John
10. Livin' In A Dream


1977年リリースのオリジナル・メンバーによる最後のスタジオアルバム。

キャピトルとの契約を満了させ

「The Last Waltz」をワーナーからリリースするためのやっつけ仕事と見なされているせいか

世間の評価はあまり芳しいものではない。

それでも彼らがロック史に名を刻み込むバンドであったことを証明する

最終期の円熟味のある演奏や佳曲が数多く聴けるという点では

決して悪い作品とは言えない。


ロビーの例のハーモニクスの利いたギタープレイが存分に楽しめる「Street Walker」

彼ら流のクリスマスナンバー「Christmas Must Be Tonight」

東洋的な味付けが施されたタイトルナンバー「Islands」

語り継がれるリチャード・マニュエルの名唱「Georgia on My Mind」

ハーモニー、演奏と彼らにしか出来ない独特の絡み合いが見られる「Knockin' Lost John」

最後の口笛が一筋の光を与えてくれる「Livin' In A Dream」


その後オリジナルメンバーでのスタジオ録音は途絶えたわけだが

彼らの「襷(たすき)」は、しっかりと次世代の若者たちへと繋がれることとなる。

僕もその中の一人であることは間違いない。




現在僕等の手の中にある「襷(たすき)」が

いよいよ明日の朝には彼らに手渡される。

結果はどうであれ、しっかりとその第一歩を踏み出して欲しいと思う。


それが被災していない僕等に出来る大切なことなのだから。
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お見舞い

2011-03-14 10:37:24 | 日記
東北地方太平洋沖地震によって 被災された方々にお見舞い申し上げます。                      


それ以外にいい言葉が見つからないのが正直な所です。

今日からまた新たな一週間が始まりますが

僕等が出来ることを考えて行動したいと思います。


Sergio Mendes & Brazil'77の「Love Music」(1973)

1. Where Is This Love
2. Put a Little Love Away
3. Don't Let Me Be Lonely Tonight
4. Killing Me Softly With His Song
5. Love Music
6. You Can't Dress Up a Broken Heart
7. Hey Look at the Sun
8. Walk the Way You Talk
9. I Won't Last a Day Without You
10. I Can See Clearly Now


神様どうか大きな愛で被災地を包んであげてください。

一日も早い復興をただ心よりお祈りするばかりです。
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Gift

2011-03-11 01:48:12 | 日記
自然治癒したと思っていた歯痛が倍になって戻って来た。

おまけに今度は口が1センチ程度しか開かない状況である


流石にこれはマズいと観念して、実に20年以上ぶりに歯科医院へ。

結果レントゲンを撮ると親知らずが大変なことになっているらしい。


いずれにせよ口が開かない事には治療も抜歯も出来ないとのことで

抗生剤と痛み止めをしばらく飲むことに。


長いこと放っておいた自分が悪いのだが

何もこんな手荒な「Gift」を頂かなくても。。。



Lou Reedの「Coney Island Baby」(1975)

1. Crazy Feeling
2. Charley's Girl
3. She's My Best Friend
4. Kicks
5. A Gift
6. Ooohhh Baby
7. Nobody's Business
8. Coney Island Baby


リラックス感あふれるライトな音作りが印象的な75年リリース作品。

冒頭2曲「Crazy Feeling」「Charley's Girl」のライトさは特に秀逸。

ギターの音色、コーラスワークを含めた

良い意味での力の抜け具合が非常に素晴らしい。


汗臭さを全く感じさせないロックンロールナンバー「Ooohhh Baby」

シャウトするだけがロックではなく

ここでのスカシ具合がLou Reed流のロックである。


ジャジーな雰囲気を醸し出すブギ・チューン「Nobody's Business」

焦らし気味に始まる演出が心憎い。


エンディングはさざ波のような味わいの「Coney Island Baby」

後半の行きそうで行かない控えめな高揚感が

本作の象徴と言えるだろう。



取りあえずしばらくは

身体をリラックスさせて睡眠をしっかりとることも大事らしい。

ホントに余計な「Gift」ではあるが

もらってしまったものは仕方がない。
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なんとなく

2011-03-10 01:20:07 | 日記
春のイベントの抽選結果。


ドキドキしながらメールを開けると

そこには「当選」の二文字が。


最近よくCMで見かける宮崎あおいちゃんではないが

「なんとなくしあわせ」なのである。


Los Lobosの「How Will the Wolf Survive」(1984)

1. Don't Worry Baby
2. A Matter Of Time
3. Corrido No.1
4. Our Last Night
5. The Breakdown
6. I Got Loaded
7. Serenata Nortena
8. Evangeline
9. I Got To Let You know
10. Lil' King Of Everything
11. Will The Wolf Survive?


Tボーン・バーネットのプロデュースによる1984年作品。

ロックンロールにメキシカンを融合させた心底ご機嫌な一枚。


2分50秒の中にため息が出るほどの格好よさが

詰め込まれた「Don't Worry Baby」


打って変わってセンチメンタルな趣の「A Matter Of Time」

ホロリとさせるメロディや歪みの少ないギターの音色が耳に残る一曲。


底抜けの明るさを感じさせる「Our Last Night」

アコーディオン、メロディアスなコーラス

この軽快なリズムに心躍らせない者はいない。


終始鳴らされるハンドクラップに

誰もが加わりたくなる「I Got Loaded」

王道のリズムパターンではあるが

彼らが演奏すると不思議な新鮮味を感じさせてくれる。


いつ聴いても「なんとなくしあわせ」な

気分を味合わせてくれる彼らの音楽。


今日の気分にまさにピッタリ。

今年も「春の野」で師匠の演奏を

ゆる~くまったりと味わいたいと思う。
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