Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

非売品

2012-07-20 23:10:11 | 日記
先日の休みのこと、息子といっしょに買い物へ。

その店に陳列していたある商品に興味を抱くも

「非売品」の表示がしてあり、当然購入は出来ない。


大人であれば渋々ながらも納得出来るところだが

幼い彼には「非売品」という概念が当然ない。

どれだけこの後なだめたかは、幼い子供をもつ方なら分かっていただけるだろう。



Travis Wammackの「Not For Sale」(1975)

01. Cookin' on the Front Burner
02. A Lover's Question
03. Shotgun Woman
04. I Forgot to Remember
05. Looking for a Fox
06. You've Got Your Troubles
07. Love Being Your Fool
08. Easy Evil
09. Love Rustler
10. Greenwood Mississippi


マッスル・ショールズのギタリスト兼シンガーでもある彼が1975年にリリースした2ndアルバム。


と或るレコード屋でBGMとして流れていた際、一発で気に入り店主に在庫を確認したところ

現在BGMとしてかかっているのは店主所有の「非売品」ですと言われた苦い思い出の一枚。

帰宅後にネット検索したところ、アルバムタイトルが「Not For Sale」と判明し、さらに苦笑したのを覚えている。

確かに僕もあの時「非売品」なんてかけるなよと心の中で叫んだので

今回の息子の気持ちは痛いほどよく分かる。



グイグイと攻め立てられる「Cookin' on the Front Burner」「Looking for a Fox」「Love Rustler 」

切々と語りかける「I Forgot to Remember」「You've Got Your Troubles」

悠々と闊歩するかのようなサウンドが耳に残る「A Lover's Question」「Love Being Your Fool」

余談は長くなったが、ジャケットから想像出来る通りの

Swamp色満載のサウンドを数年後に味わえた際には格別の喜びがあったことは言うまでもない。



世の中にはどんなに手に入れたくても、すぐに手に入れられないものもある。

息子のコレクター人生は始まったばかり。

これからも「非売品」に出会うことはあるだろうが

探し続ければ最終的にはなんとか手元に届くはずである。



しかし早くも入手困難なものに目がいく当たりは

しっかりと僕のDNAを受け継いでいるのであろう。
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大人買い

2012-07-11 23:36:02 | 日記
大抵気に入ったものは色違いや柄違いで二つ以上持っていることが多い。


一般的にはそれを「大人買い」と言うのかも知れないが

結局は一つに絞りきれずに複数欲しがってるだけなので

正しく言うならば「こども買い」と言えなくもないが。


そんな最近の「大人買い」アイテムと言えば

仙台発のブランドtatamizeのwork capのブラックウォッチ柄とコードレーン柄。

清涼感あふれるこの使い勝手の良さは

更なる購買意欲を刺激する。(さすがに三つ目はやりすぎかな。。。)



久保田麻琴と夕焼け楽団の「 Live Sunset 64'40" 」(1989)

01. Willie & The Hand Jive ~ バンバンバン
02. ハイサイおじさん
03. ルイジアナ・ママ
04. Love's Made A Fool Of You
05. Dixie Chicken ~ 冷たい風
06. Hey, Pocky Away ~ IKO IKO
07. Don't Ya Just Know It? ~ ポンポン蒸気
08. Smokey Joe's Cafe'
09. That Lucky Old Sun
10. Bye Bye Baby
11. Johnny B.Good
12. Bring It On Home 2 Me


お得意のセカンドライン、ニューオーリンズ風味満載の

活動後期の円熟味のライブ音源が集められた1989年作品。


Buddy Hollyの「Love's Made A Fool Of You」

Little Featの「Dixie Chicken」

Metersの「Hey, Pocky Away」

Dr.Johnの「IKO IKO」

数々の名曲をまさしく「大人買い」したかのように次々と披露する様は圧巻としか言いようがない。

細野さんフューチャリングの「Don't Ya Just Know It? ~ ポンポン蒸気」

Dave Masonバージョンを踏襲したと思わしき「Bring It On Home 2 Me」

というだめ押しまで聴けるとは何ともうれしい限りである。



やはりいくつになっても「童心」を忘れることなく

好きなものに囲まれるためには

時に「大人買い」が必要なのかも知れない。
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さらっと感

2012-07-05 10:22:02 | 日記
これまで古いパソコンを騙し騙し使っていた訳であるが

すっかり時代の波に取り残され、さらに追い打ちをかけるように

iTunesのデータを誤って消去してしまったのが約3ヶ月前のこと。


おかげですっかり書き込み意欲も減退してした訳であるが

ようやく導入の許可がおり、昨日到着した新しいMac。


開封した際のあまりの「さらっと感」に時代の流れを感じずにはいられなかった。



Michael Franksの「Michael Franks With Crossfire Live」(1977)

1. Don’t Be Blue
2. When The Cookie Jar Is Empty
3. The Lady Wants To Know
4. Bwana He No Home
5. Chain Reaction
6. Antonios Song
7. Monkey See Monkey Do
8. Popsicle Toes


オーストラリアのトップ・フュージョン・バンド「Crossfire」を従えたライブを

収録した1977年作品。


質の高いCrossfireの演奏

期待通りのMichaelの歌声。

ある意味ベタすぎるほど初期の代表曲を網羅した選曲。

梅雨のじとじとしたこの時期には、やはりこの「さらっと感」が恋しくなる。


New Macの幕開けに、自然と手が伸びた本作品。

良くない意味で恒例化してしまった感のある月初めのみの当ブログであるが

これからは少し頻度があげられそうな予感。

(全くのアナログ人間ゆえに使いこなせるかどうかが今後の鍵を握っているのではあるが。。。)
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