Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

Last Soul Man

2014-06-30 23:42:39 | 80s
今日で6月も最終日。

と言うことは早くも2014年の半分が終わったこととなる。

毎年言っているような気がするが、月日の経つのが早過ぎる。


そんな折、耳に飛び込んできた「Last Soul Man = Bobby Womack」の訃報。

2014年の前半を締めくくるにはあまりにも残念なニュース。


Bobby Womackの「Poet」(1981)

1. So Many Sides Of You
2. Lay Your Lovin' On Me
3. Secrets
4. Just My Imagination
5. Stand Up
6. Games
7. If You Think You're Lonely Now
8. Where Do We Go From Here


AristaからBeverly Glenに移籍後リリースされた

所謂『Poet三部作』のスタートを切る1981年作品。


洗練されたサウンドだけに小綺麗に纏まった感があり

正直言えば、初めて聴いた時は今ひとつ魅力を掴みかねた作品である。

が、あれから十分に歳を取りそれなりに耳も肥えた今となっては

本作を最高傑作に挙げる人々が多い事にも十分納得がいく。


特にDavid T Walkerのギタープレイも堪能出来る

後半三曲の流れはミラクルとしか言いようがない。









洗練されたサウンドと対峙しても

そこに程よい濃さのソウルを絡ませる。


彼の70年代の作品は当ブログでもいろいろ紹介済みなので

今日からは80年代の作品を振り返り「Last Soul Man」の勇姿を

永遠に心の中に刻み込みたいと思う。

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大音量

2014-06-28 23:55:15 | 70s
ここ最近、自身のルーツに立ち返り音楽を聴いているのだが

何かが十代のあの頃とは違う。


当時は実家住まい。

スピーカーを通じて当たり前のように

「大音量」の音楽を敏感な十代の身体に浴びていた。


ただでさえあの頃より鈍感になっている現在。

家族が寝静まった深夜にヘッドフォンでちまちまと聴いているのでは

心への響き方も違ってきて当然である。


当時の機材は確かこんな感じだったかな?




Crosby, Stills & Nashの「CSN」(1977)

01.Shadow Captain
02.See The Changes
03.Carried Away
04.Fair Game
05.Anything At All
06.Cathedral
07.Dark Star
08.Just A Song Before I Go
09.Run From Tears
10.Cold Rain
11.In My Dreams
12.I Give You Give Blind


幾度となくの衝突を経て、再結成へと至った1977年作品。

それまでのゴタゴタ劇が何だったのかと思わせる非常に一体感のある一枚。


Crosby作の「Shadow Captain」




Stills作の「Dark Star」



Nash作の「Cathedral」



三人三様の魅力溢れる作品が程よいバランスで配置され

美しいハーモニーが至る所で繰り広げられる。

老体であっても「大音量」で是非とも体に染み込ませたい素敵な楽曲ばかり。




父親と激しく衝突しながらも

オーディオ雑誌から得た拙い知識でなんとか買いそろえた機材。

処分した覚えはないので、実家の押し入れの片隅できっと眠っているはず。

再びセッティングして「大音量」で聴いて見れば

あの頃の気持ちにもう一度戻れそうな気がするのである。
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応援ソング

2014-06-17 00:15:04 | 80s
仕事柄、午後から出勤の身なので

今回のワールドカップはがっつりリアルタイムでの観戦が可能。


俄か仕込みのサッカーファン

俄か仕込みの愛国主義の部類に入るのかも知れないが

今回は特にしっかりと日本代表の勇姿に声援を送りたい。


Bill LaBountyの「Bill LaBounty」(1982)

01.Livin' It Up
02.Didn't Want To Say Goodbye
03.Dream On
04.Slow Fade
05.Comin' Back
06.Look Who's Lonely Now
07.Never Gonna Look Back
08.It Used To Be Me
09.Nobody's Fool
10.Secrets


ゲストボーカルにPatti Austin, James Taylor, Stephen Bishop etc...

バックにはChuck Rainey, Willie Weeks, Steve Gudd, Andy Newmark, Jeff Porcaro etc...

楽曲ごとに贅沢に超豪華なフュージョン畑のメンバーを使い分ける

1982年リリースの4thアルバム。


アルバムの冒頭を飾るエバーグリーンな名曲「Livin' It Up」

(ちなみにタイトルの意味は『人生を楽しむ』)





各テレビ局から、それぞれの「応援ソング」がこれでもかと流れているが

私的な日本代表の「応援ソング」として是非ともこの曲を送りたい。


頑張れNippon!
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80s

2014-06-15 00:50:16 | Japanese
最も多感だった10代。

今の自分を形作ったのはまさにその時代=「80s」


あの頃邪念無く、素直に良いと思えたモノは

ウン十年の月日を経た今でも、あの頃と同じように良いと思える。


その反面で或る時期からは、どこか気恥ずかしさもあって

敢えて避けて来た感もある「80s」


杉真理の「Stargazer」(1983)

01. SHOW GOES ON
02. スキニー・ボーイ
03. 素敵なサマー・デイズ
04. OH CANDY
05. 風の季節
06. 内気なジュリエット
07. サスピション
08. 懐しき80s
09. 春がきて君は
10. バカンスはいつも雨
11. スクールベルを鳴らせ!
12. 君は天使じゃない


中高生の頃に、良質なPOPSとは何たるかを教えてもらった一枚。

10代の頃の拙い知識では十分に理解出来なかった歌詞。

10代の頃の拙い知識では十分に理解出来なかったサウンド。


それが今ならその意味が痛いほどよく分かる。









2000年代になって、まさかあの頃をしみじみと懐かしみながら

これらの曲を聴くなんて思いもしなかった訳で...


これからは単なる懐古主義でなく

もう一度そこ「80s」に立ち返って自分のルーツを見つめ直したいと思う。
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Story

2014-06-09 11:17:04 | Japanese
2014年になって初のライブ鑑賞。

演者は『杉真理・村田和人』のお二人。


気持ちが高ぶり、かなりフライング気味に現地に到着。

運よくリハの音も少し聴け、リハ終わりでフラっと出てきた御本人方と会話&握手。


窓から見える穏やかな海をバックに

この時期にぴったりハマるお二人の演奏。

昨年ふとした時に耳にしたのが杉さんの『Key Station』

それをまさか今年生で聴けることになるとは…

(歌詞はこちら)http://j-lyric.net/artist/a0029d1/l006231.html




オリジナル音源が見つからなかったので最近の御様子を。

(お二人とも還暦を迎えられたのが信じられないくらいお若い。)


今は無き市民会館で30年前に見た杉さんのステージ。

すべての「Story」はそこから生まれたのである。
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