Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

アルバム

2012-01-21 22:33:31 | 日記
今日は息子のbirthday。


彼の誕生日に毎年勝手に僕の心の中で

「おめでとう」の意味を込めて一曲を送っているのだが

彼が二十歳になった時にはその二十曲を一枚の「アルバム」として渡したいなと思う。


Al Greenの「I'm Still In Love With You」(1972)

1. I'm Still In Love With You
2. I'm Glad You’re Mine
3. Love And Happiness
4. What A Wounderful Thing Love Is
5. Simply Beautiful
6. Oh Pretty Woman
7. Fot The Good Times
8. Look What You Done For Me
9. One Of These Good Old Days



名作「Let's Stay Together」につづいて

非常に短いインターバルで同年にリリースされた5thアルバム。

「甘いもの」大好きの我が息子に

ケーキの代わりに是非とも送りたい一枚。


その中から今年の一曲は「I'm Glad You’re Mine」

イントロのブレイクビーツから緩やかなストリングへとつながるクールなオープニングを経て

タイトに跳ねるリズム隊に、ただ甘いだけではなく時にほろ苦さも感じさせる

最高の歌声が折り重なるナンバー。


父から息子に与える意味ある二十曲はまだ今年で4曲目。

僕自身も大変楽しみな心の「アルバム」は

さてさてどんな選曲で完成となるのだろうか。。。
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お任せ

2012-01-20 23:35:25 | 日記
気がつけば身の回りには優秀な人材が育っている。


凝り固まったオヤジの頭脳よりも

時には若い頭脳の方が勝っている事もある。


常々何事も自分でやらないと気が済まない性格なのだが

時には人に「お任せ」する器の広さも必要だなと思う昨今。


Allen Toussaintの「Motion」(1978)

1 . Night People
2 . Just A Kiss Away
3 . With You In Mind
4 . Lover Of Love
5 . To Be With You
6. Motion
7. Viva La Money
8. Happiness
9. The Optimism Blues


数々の名盤をプロデュースして来た彼が

Jerry Wexlerにプロデュースを「お任せ」した異色の1978年作品。


バックを勤めるのは、いつものMetersではなく

Larry Carlton, Jeff Porcaror等という事もあり

いつもの粘っこさは抑えられ非常に緻密な洗練されたサウンドを届けてくれる。


縦のリズムをしっかりと捉えながらもファンキーさも申し分無い

「Night People」「Just A Kiss Away」「Viva La Money」「Happiness」


Toussaint特有の甘いメロディラインをまったりと聴かせる

「With You In Mind」「To Be With You」「Motion」


転がるピアノがまさしくニューオーリンズ気分を高める

「Lover Of Love」「The Optimism Blues」


プロデュースは「お任せ」しながらも

彼自身のカラーは決して失われていない。


こんな立ち位置で僕自身も今年は行ってみたいなと思っている。

(決して楽をしたいと言う訳ではないですよ。。。)
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気分上々

2012-01-12 21:40:14 | 日記
何かが足りない新年の始まりから

気がつけば2012年に入り今日で12日目。


ようやく今年一発目の書き込み。


来なくてもいい冬の名物詩「声枯れ」や「職場のごたごた」のおかげで

気分が全く上向きにはなっていないのが正直なところ。



Dr.Johnの「City Lights」(1978)

1. Dance The Night Away With You
2. Street Side
3. Wild Honey
4. Rain
5. Snake Eyes
6. Fire Of Love
7. Sonata / He's A Hero
8. City Lights


Tommy LiPumaとHugh McCrackenのプロデュースにより

Steve Gadd、Rechard Tee、Will Lee、David Sanborn、Neil Larsen、Buzzy Feitenなどによる

非常に都会的なサウンドとDrのアクの強さが程よく絡められた1978年作品。


ニューヨークの洗練されたサウンドも

Dr.Johnの前では溶け始めるという意味合いが

アルバムジャケットの蝋燭のイラストには込められているのかもしれない。

個人的には気分が下降気味の時に聞けば

必ず「気分上々」にしてくれるそんな有難い一枚である。


「Dance The Night Away With You」「Fire Of Love」辺りの

軽やかさの中に見え隠れする独特の存在感。

「Street Side」「Wild Honey」「Sonata / He's A Hero」辺りの

ニューオーリンズならではのファンキー風味。

そのすべてはドクターの「華麗な指捌き」と

喉の奥から絞り出すような「イカシタ声」の賜物である。


新年を境に長かった厄もようやく抜けたと思っていたが

どうやら節分までと言う説があるらしい。

ということはもうしばらくの辛抱が必要ということになる。


2月には何年かぶりに見られるドクターのステージが待っている。

きっとその頃には「気分上々」となっているはず。
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