Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

シリーズ

2013-02-06 10:54:16 | 70s
帰宅後いつものようにパソコンに向かっていると

「新・名盤探検隊」発売という言葉が目に飛び込んできた。

しかも金額はすべて1200円らしい。


「名盤探検隊」と言えば、僕が福岡にいた15年くらい前に

非常にお世話になった「シリーズ」

この「シリーズ」のおかげで随分と音楽の幅が広がった。


福岡を引っ越しする際に部屋の片付けをしていると

おまけでもらえるレコスケくんのシールやバッジが

いろんなところからたくさん出て来たのを覚えている。


The Rascalsの「Peaceful World」(1971)

01. Sky Trane
02. In And Out Of Love
03. Bit Of Heaven
04. Love Me
05. Mother Nature Land
06. Icy Water
07. Happy Song
08. Love Letter
09. Little Dove
10. Visit To Mother Nature Land
11. Getting Nearer
12. Peaceful World


たしか20年以上前にSONYのNice Price Line「こんなのどうだ?シリーズ」の

のTOP10にランキングされていたのを機に購入した一枚。

「Groovin'」のRascalsしか知識に無かった自分には

良い意味で期待を大きく裏切られた一枚でもある。


エディ・ブリガッティ、ジーン・コーニッシュの脱退により

残されたフェリックス・キャバリエ、ディノ・ダネリは

腕利きのサポートミュージシャンを従え

米コロンビアレコードに移籍し、本作を発表することとなる。


バジー・フェイトン、ロバート・ポップウェル、チャック・レイニーらの参加により

キャバリエの思い描くジャジーかつメロウなサウンドの輪郭が

よりくっきりと鮮明になっている。


文字通りに空を駆け巡る列車が脳裏に浮かぶ「Sky Trane」

このサウンドを聴いて列車に飛び乗らない者は決していないだろう。


ラスカルズフリークを公言する達郎氏への影響が思い知れる

「In And Out Of Love」「Bit Of Heaven」


大地を揺るがすようなアフリカンビートの「Mother Nature Land」


バジー・フェイトンのペンによる「Icy Water」

言うまでもなく彼の色が全面に出た一曲。のちのフルムーンへの繋がりを

体感出来る贅沢な一曲。


跳ね上がるリズムを演出するチャックレイニーのベースに感服するしかない「Happy Song」

確かにこの曲を聴くと「Happy」という言葉以外浮かんでこない。




「新・名盤探検隊」はCDが売れない現在の苦肉の策かも知れないが

昨年の「アトランティック1000」に続いて

我々のようなオヤジには財布にやさしい企画。

ただ、こうも立て続けに様々な「シリーズ」が出されると

逆に財布にやさしくないとも言えなくもないが。。。
コメント
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