Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

Believe

2012-03-13 00:29:45 | 日記
今年の決戦も無事先週に終わり、今日はお別れのパーティ。

この一年、喜怒哀楽をあまり見せなかった彼らではあるが

一仕事終えたその顔には今までにない充実感が宿っているように感じた。


何はともあれ「お疲れ様」

こんな日にピッタリのアルバムを彼らに送りたい。


Curtis Mayfieldの「Something To Believe In」(1980)

1.Love Me, Love Me Now
2.Never Let Me Go
3.Tripping Out
4.People Never Give Up
5.It's All Right
6.Something to Believe In
7.Never Stop Loving Me


Marvin Gayeの「I Want You」も手がけた

Ernie Barnsによるジャケットが印象的な80年作品。

冒頭の「Love Me, Love Me Now」のディスコサウンドには一瞬面を喰らうが

以降はMellowな魅力に溢れた佳曲揃いの一枚である。


まさにとろけるようなJohnny Aceのカヴァー「Never Let Me Go」


このリズムに掴まれない者はいないと言い切れる

80年代のCurtisの代名詞とも言える「Tripping Out」


ともすればチープになりがちなシンセの音を絶妙に取り入れた

タイトルナンバー「Something to Believe In」

リフレインされる言葉が、より一層の力で背中を押してくれる。



あと一週間まだドキドキは続くかも知れないが

とにかく出し切った自分の力を「Believe(信じる)」のみ。

信じるものは救われるのだから。
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ディープ

2012-03-03 23:15:44 | 日記
人付き合いは全くうまくない方だが

「浅く広く」ではなく「深く狭く」でここまで来た。


先週末ひょんなことから出会った新たな人物。

ここ数年来で、これほど音楽の嗜好が似通っている人はいない。

より一層「ディープ」な音楽の道が開けそうである。


Lena Horn & Gabor Szaboの「Lena & Gabor」(1970)

01.Rocky Racoon
02.Something
03.Everybody's Talkin'
04.In My Life
05.Yesterday When I Was Young
06.Watch What Happens
07.My Mood Is You
08.Message To Michael
09.Nightwind
10.The Fool On The Hill



Gary McFarlandのプロデュース&アレンジにより

Beatlesの「Rocky Raccoon」「Something」「In My Life」「The Fool On The Hill」

Fred Neilの「Everybody's Talkin」

Burt Bacharachの「Massage To Michael」など

当時のヒットチューンを贅沢にカヴァーした1970年作品。


録音当時over50と言う事が信じられないLenaの歌声と

共同名義のGabor Szaboのギターが良いのは勿論だが

更にギターにCornell Dupree, Eric Gale

ベースにChuck Rainey,オルガンにRichard Tee

ドラムにGrady Tateと言う布陣で繰り広げられる最高に「ディープ」な演奏には

ただひれ伏すばかりである。



昨年末以来、しばらく演奏から遠のいている訳だが

そろそろ「ディープ」な世界に戻るときが来たのかも知れない。
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