Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

あたりまえ

2013-01-21 00:41:45 | 日記
早いもので5回目を迎えた息子の誕生日。


最近の彼のお気に入りは「あたりまえ体操」

二人並んでパソコンでYouTubeを見て同じように笑う。

これって極々「あたりまえ」の父と子の姿なのかも知れないが

仕事柄一般的なゴールデンタイムに家に居られない僕としては

非常に新鮮である。


Neil Youngの「Zuma」(1975)

1. Don't Cry No Tears
2. Danger Bird
3. Pardon My Heart
4. Lookin' For A Love
5. Barstool Blues
6. Stupid Girl
7. Drive Back
8. Cortez The Killer
9. Through My Sails


フランク・サンペドロを新しいギタリストに迎えた

新生クレージーホースと共に作り上げた1975年作品。


ジャケットのイラストはニールが書いたものと長年思い込んでいたが

実際はジェイムス・ジョン・マジオなるアーティストが手がけたらしい。


恒例の誕生日プレゼントに送る今年の一曲は

「Don't Cry No Tears」

2分30秒ほどの荒削りなギターサウンドは

言うまでもなく「あたりまえ」の様に心踊らされる。


ちっぽけな親父の背中を見て育ってくれとは言わないので

いつまでも、同じ目線で同じものを見て笑い合える。

いつまでも、同じ耳で同じ歌を聴いて共感し合える。


そんな「あたりまえ」の関係で居られたら本当にいいなと思う。
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ラフ

2013-01-09 10:59:16 | 日記
あっという間に年末年始の休みも終了で

いつの間にか新年に突入して一週間超。


年頭に一年のテーマを考えるのであるが

今年頭に浮かんで来たテーマは「ラフ」


何事もきっちりやろうとし過ぎた昨年。

それはそれで良い事もあったのだけれど逆に首を絞める事も多々あったような気が…



Pete Townshend and Ronnie Laneの「Rough Mix」(1977)

01. My Baby Gives It Away
02. Nowhere to Run
03. Rough Mix
04. Annie
05. Keep Me Turning
06. Catmelody
07. Misunderstood
08. April Fool
09. Street in the City
10. Heart to Hang Onto
11. Till the Rivers All Run Dry


Ronnieの契約上の帳尻合わせで作られた作品らしいが

当のPeteとRonnieの二人だけでなく

Eric Clapton、Charlie Watts、Ian Stewartなどゲスト陣の華やかさも手伝った充実の一枚。


Peteの「My Baby Gives It Away」

Ronnieの「Nowhere to Run」

名刺代わりとも言えるそれぞれの魅力の詰まった一曲目から始まり

続く白熱のインストバトルとも言うべき「Rough Mix 」へと繋がる。


以降は想像通りに好対照な二人のサウンドが交互に繰り広げられる。

Peteの「Keep Me Turning」「Misunderstood 」「Street in the City」

Ronnieの「Annie」「Catmelody」「April Fool」

きっかけからしても「ラフ」に集められたはずの楽曲なのに

4~9曲目を通して聴くと、これ以上にない統一感を感じるのは

個々のポテンシャルの高さと信頼関係によるものであろう。



昨年から棚上げ状態のたくさんの問題。

一人で背負い込んでもどうにもならないので

仲間たちと共に「ラフ」な思考で乗り越えて行こう。

それなりに僕らも個々のポテンシャルはあることだし。
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クリーンヒット

2012-12-30 14:22:00 | 日記
ようやく仕事納めでゆっくり出来るかと思っていたら

大事な大仕事をすっかり忘れていた。


そう、朝から恒例の年末大掃除。

ただでさえ気乗りしない上に、生憎の雨のためより一層テンションが下がり気味。


それでも元来やり始めると、とことんまで仕上げる性格なので

今年収穫した数々の音源をBGMになんとか昼までに任務は完了。


腹ぺこのお腹で、何やら今年の話題だったらしいマルちゃん正麺を初めて食す。

疲れた身体に麺もスープも非常にやさしい。


Dan Pennの「The Fame Recordings」(2012)

01. Keep On Talking
02. Feed The Flame
03. Far From The Maddening Crowd
04. Uptight Good Woman
05. Come Into My Heart
06. Don’t Lose Your Good Thing
07. Come On Over
08. Rainbow Road
09. Unfair
10. The Thin Line
11. I Need A Lot Of Loving
12. Take A Good Look
13. Strangest Feeling
14. Power Of Love
15. It Tears Me Up
16. I Do
17. Everytime
18. Do Something (Even If It’s Wrong)
19. You Left The Water Running
20. Slippin’ Around With You
21. (Take Me) Just As I Am
22. I’m Living Good
23. Long Ago
24. The Puppet Aka I’m Your Puppet



某レコード店のブログでリリースの第一報見て首を長くして待ちわびた一枚。

リリース当時あまりに仕事が多忙で

入手するも全く聞ける余裕がなかったことを思い出す。


思えば福岡に行って間もない頃に出会ったのが

Dan Pennの「Nobody's Fool」とDonnie Frittsの「Prone To Lean」

この二枚の名盤無くして今の僕の音楽観は成り立たない。


あれから早や18年という月日が経つのだが

「虹の道(Rainbow Road)」は今でもしっかりと続いていることが何より嬉しい。



「マルちゃん正麺」と「The Fame Recordings」

年の瀬の「クリーンヒット」

これで良い年が越せそうである。


みなさま良いお年を。
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千鳥足

2012-12-25 00:47:44 | 日記
今日も一仕事終えて寒風の中せっせと帰路を急いでいると

前方に気持ち良さげな「千鳥足」の若者たちが数名。


仕事モードが抜けてなかったおかげですっかり忘れていたが

そういや今日はクリスマスイブ。



Royal fingerbowlの「Greyhound Afternoons」(2000)

01.Fine-Ass Chemise
02.Bandrowski's Turban
03.Bad Apples
04.Echoes In My Mind
05.Blurry
06.Long, Tall, Cool
07.Someday's Coming
08.Los Peregrinitos
09.Sweet Sixteen
10.No Man Is An Island (On The Other Hand, I'm An Island)
11.Way Up Yonder In New Orleans
12.Mr. Corn


現在はソロ、Tin Men、Happy Talk Band etc...

ニューオーリンズの音楽シーンに引っ張りだこのAlex Mcmurray。

その彼を中心に1995年に結成されたRoyal Fingerbowlの2ndアルバム。


トム・ウェイツ、G.Loveなどが良く引き合いに出されるが

そのどれとも違う個性を十分に感じ取れる

現代のニューオーリンズ産ロックの代表的な一枚。


聖なる夜に「千鳥足のリズム」で奏でられる

「Bad Apples」「Someday's Coming」「Los Peregrinitos」などを聴いていると

酔いどれたサンタに気の利いたプレゼントをもらったような気がする。


そういやAlexの新譜が出ているらしい。

自分へのクリスマスプレゼントとして早速注文しなければ。

(今から注文するときっと新年以降の着になるだろうが。。。)
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Queen

2012-12-09 00:44:00 | 日記
あれから一年

あっという間の一年


失くしたものの大きさを実感した一年

そして多くのことを学んだ一年


また今日から新たな一年がスタートする。


The Timersの「Daydream Believer」(1989)


この曲を初めて聴いたのは20歳のころ。

たしか何かの深夜ラジオだったはず。


それから何度となく聴いたり、歌ったりしてきた訳であるが

歌詞の中の「Queen」とは、「亡き母」のことだと知ったのは本当につい最近のこと。


ずっと夢を見て幸せだったな

ずっと夢を見て安心してた

ずっと夢を見て今も見てる

ずっと夢見させてくれてありがとう


永遠の「Queen」に

毎年この曲を僕も捧げたい。
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