Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

harmony

2009-12-01 00:07:11 | 日記
「harmony」

その意味を辞書で引くと

1 《楽》和声;和声法, 和声学.

2 (感情・考え・行動・配色などの)(…との)一致, 調和

とある。



日々の生活(とくに職場)においては

何かと「harmony」が大切である。



もともと我が強い方ではないが、人間関係の押し引きの具合はあまり上手だとは思わない。

とかく歳を重ねると、良い意味でも悪い意味でも上に立ってしまうことがある。

同僚にも後輩に対しても同じ立ち位置でいる方が僕は心地良い。

同じ目線で同じ目標に向かうのが好きである。

ただ手を抜かれるのも好きではない。

無駄な動きも好きではない。

だから口に出してしまうこともあるが、それはあくまで

同じ目線でとらえての発言と思っている。



この辺りの微妙なさじ加減を持ちつつ

時には「前」に出たり、時には「後ろ」に引いたり

しながら心地よい「harmony」を奏でなければならない。

決して「上」に出たり、「下」に出たりするではなく。



Jesse Winchesterの「Nothing But A Breeze 」(1977年作品)

バック・コーラスにEmmylou Harris, Ann Murray, Nicolette Larsonらの

女性陣を配して、ご機嫌なバランスでの「harmony」を届けてくれる。

カントリーミュージックを下敷きにしつつも

ラテンフレイヴァー満載の「Rhumba Man」

オールドタイムな魅力の「Twigs and Seeds」

など彼の引き出しの奥行きの深さを感じさせる好盤である。




アルバムタイトルを直訳すると「そよ風以外に何もない」



心地良い「そよ風」のような「harmony」だけが

ここには存在する。




「余計な肩書き」背負うよりも、「足下の笑い」一つ拾えるような

そんなそよ風のような「harmony(調和)」のとれた毎日を過ごしたいものである。

コメント
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