Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

with

2010-12-30 00:30:58 | 日記
無事に今年の仕事も終了。

年末年始は仕事のことは忘れていろいろとしたいことが一杯。


「with Family」

サンタさんにもらったマグネットのパズルを僕に見せたいらしい息子。

どうやら相当に気に入ってくれている模様との妻の談。

しかし明日は、先ず大掃除からとの妻の手厳しい一言。

今年最後の大仕事を終わらせて

息子とパズルをしたいと思う。


「with Friends」

九州から帰省中の友人を囲んでのよもやま話。

大半下らない話だろうが、今年の笑い納めには持ってこいである。



Donnie Frittsの「An Evening with Donnie Fritts and The Decoys」(2010)

DISC1(CD)
1. Sumpin' Funky Going On
2. Nothing But The Blues
3. Muscle Shoals
4. We Had It All
5. Waking Up In Reno
6. Short End Of The Stick
7. Across The Pontchartrain
8. Three Hundred Pounds Of Hongry
9. One Foot In The Groove
10. Huevos Rancheros
11. Jesus Was All I Had
12. Jungle Man
13. Rainbow Road
14. My Friend
15. Why Is My Days So Long
16. Memphis Women And Chicken

DISC2(DVD)

1. Sumpin' Funky Going On
2. Nothing But The Blues
3. Muscle Shoals
4. We Had It All
5. Waking Up In Reno
6. Short End Of The Stick
7. Across The Pontchartrain
8. Three Hundred Pounds Of Hongry
9. One Foot In The Groove
10. uevos Rancheros
11. esus Was All I Had
12. Jungle Man
13. Rainbow Road
14. My Friend
15. Memphis Women And Chicken


今年の収穫の中でも取り分け印象深い一枚。(CDとDVDなので2枚になるか。。。)

どうしても見に行きたかったが、行けなかった奇跡のLiveの音と映像。

マッスルショールズの凄腕が集ったThe Decoys
Guitar : Scott Boyer(ex. Cowboy)
Bass : David Hood
Guitar : Kelvin Holly( The Amazing Rhythm Aces)
Keyboards : N.C. Thurman
Drums : Mike Dillon

彼らを従え、良い意味で名盤「Prone To Lean」の頃と変わらぬ歌声を

聴かせてくれるDonnie Fritts


「Sumpin' Funky Going On」とMetersのカヴァー「Jungle Man」

本作を聴く前に、僕らのバンド用にチョイスしていた二曲。


本作を初めて聴いた時に

その二曲が収録されていることに「驚きと喜び」を味わったことは

言うまでもない。


「with Music」

仕事も一区切りついた今日、改めて聴くDonnieの温かい歌声。

来年もまた素敵な音楽に、きっと巡り会えるだろう。


それでは皆様良いお年を。(次の書き込みはおそらく新年かな。。。)
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投げ縄

2010-12-28 01:16:27 | 日記
後数日で今年の仕事納め。

長らく会っていなかった友人は早々に帰省している模様。


「投げ縄」でもつかって休日をたぐり寄せ

積もる「よもやま話」をしたいところではあるが

なかなかそうも行かないのが現実。


Kinky Friedmanの「Lasso From El Paso」(1976)

01. Sold American
02. Twinkle
03. Ahab The Arab / Dear Abbie
04. Kinky
05. Lady Yesterday
06. Catfish
07. Men's Room, L.A.
08. Bananas And Cream
09. Ol' Ben Lucas
10. Ballad Of Ira Hayes
11. Waitret, Please, Waitret



ボブ・ディランのローリング・サンダー・レビューに参加後の

1976年に出された3rdアルバム。

Eric Clapton、Levon Helm、Rick Danko、Richard Manuel

Ron Wood、Dr John、Roger McGuinnなどの豪華ミュージシャンたちを配し

カントリーフィールドをはるかに跳び越えた作品を作り上げている。


沸き起こる歓声とともに始まる「Sold American」

ローリング・サンダー・レビューのライブ音源らしいが

程よい「ざらつき感」のある演奏や彼の歌声が素晴らしい。


泣きのメロディとギターが叙情的な気分を盛り上げる「Twinkle」

一瞬The Bandかと思わせるような、芳醇なアメリカの香りを

堪能出来る出色のナンバー。


コンパクトにまとまりながらも土臭い魅力を感じさせる「Kinky」

控えめに主張するスライドギターが気持いい。


異色の匂いを放つ変則なリズムとホーンが

スワンプ色を醸し出すDylanナンバー「Catfish」


突然にカリブの風を運んで来る「Bananas And Cream」




ジャケットの「投げ縄」のイラストのごとく

様々なジャンルの音楽を、見事にひっかけてはたぐり寄せる。

人生も音楽も、そんな名手になれれば最高なのだが。。。
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若返り

2010-12-24 21:38:34 | 日記
暦の巡りで今年も今日24日はお休み。


子どもが出来てからというもの

ベタながらもやはりクリスマスは一大イベントと化している。


盛大なクリスマスパーティーは終わり

お風呂を済ませたあと、嫌いな歯磨きもなんなくこなし

いつになく聞き分けよく眠りについた息子。


サンタの人気はホントに絶大。

いつもより従順な子どもの姿も見ると

思わず僕らも良い歳ながら「若返り」してしまう。


明日の朝当然のごとく僕の枕元にプレゼントが届くなんて

ことはないのだけれど。。。


The Metersの「Rejuvenation」(1974)

1. People Say
2. Love Is For Me
3. Just Kissed My Baby
4. What'Cha Say
5. Jungle Man
6. Hey Pocky A-Way
7. It Ain't No Use
8. Loving You Is On My Mind
9. Africa



本格的なヴォーカル入りアルバムとしては2作目となる

74年リリースの5thアルバム。


相反する「重」と「軽」を兼ね備えたジガブー・モデリステのドラム。

タメのあるリズムをキープするジョージ・ポーター・ジュニアのベース。

粘り気のあるリズム隊の両者の音が絶妙に絡み合い

腰にずっしり響くニューオーリンズファンクの土台をしっかりと支えている。


ための利いた「重」に押さえ込まれる

「People Say」「Just Kissed My Baby」「Jungle Man」「Africa」


「軽」やかなリズムや明瞭なサウンドに心躍らされる

「Hey Pocky A-Way」「Loving You Is On My Mind」


愁いあるメロディが耳にこびりつく

「Love Is For Me」「What'Cha Say」「It Ain't No Use」


アルバムタイトル「Rejuvenation」は「若返り、元気回復」を意味するらしい。

捨て曲一切なしのこのサウンドを耳にして

気分が「若返り」しないなんてことは

「絶対にない」と言い切れるほど、非常に密度の濃い一枚。



明日の朝、目覚めの後にプレゼントと対面して

喜ぶ息子の姿が僕らへの贈り物かも知れない。

その姿を見て、更なる「若返り」をして

明日から再会する仕事に望みたいと思う。
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時間

2010-12-22 11:25:12 | 日記
松本人志が坊主頭にしたとき

「これからの人生の時間で不必要なモノを排除したかった」と

確か語っていたと思う。


僕自身も長らく伸ばしていた髪を先日バッサリと切った。

手元に舞い戻ったきた毎日何分かの「時間」

今後は必要なことにその「時間」を充てたい。


おそらく「音楽」と「息子」との「時間」が大半にはなろうが。。。


John Hartfordの「Iron Mountain Depot」(1970)

01. Like Unto A Mockingbird
02. Meanwhile You Sit By My Banjo
03. I Won't Know Why I Went, Till After I Get Back
04. Maybe
05. Go Home Girl
06. Natural To Be Gone
07. Before They Tow My Car Away
08. To Say
09. Frustrated Bird
10. Hey Jude


バンジョーの名手であり、シンガー・ソング・ライターでもある

John Hartfordの6thアルバム。


ブルーグラスを基礎としつつも

ストリングスやホーンを大胆に取り入れ

スティールギターとお得意のバンジョーを絡ませた

彼独自の「ロック」をふんだんに聴かせてくれる。


オープニングを飾るに相応しい軽快なホーンと

バンジョーのローリングが素晴らしい「Like Unto A Mockingbird」


ハイハットが刻むタイトなリズムが印象的な

「Meanwhile You Sit By My Banjo」


ダルなスピードとブルージーな空気感に引きずり込まれる

「I Won't Know Why I Went, Till After I Get Back」

途中聴かれる、ギターとバンジョーのユニゾンは鳥肌もの。

本作で一曲と言われれば、僕は間違いなくこれを挙げるだろう。


高速バンジョーが自由気ままに駆け巡る「Hey Jude」

星の数ほどあるこの曲のカヴァーの中でもこれほど自由度の高い

アレンジはそうはないだろう。

途中からからんでくるカウベルやパーカッションが

土着的な気分を醸し出す奇跡のカヴァーである。



いよいよ今日の午後からハードワークの日々へと突入。

その前に、こんなご機嫌な音楽で気持が整えられるのも

髪の毛を切ったおかげ。


充実な「時間」なくして、良い仕事はなし得ないものである。
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ひらめき

2010-12-21 11:20:14 | 日記
今年最後のスタジオ入り。

新メンバーとなって二度目ではあるが

三人なりの形や方向性が見えて来つつある。


「ひらめき(Inspiration)」により付け加えられた二つの新曲

Donnie Frittsの「Sumpin' Funky Going On」

Booker T. & MG'sの「Foxy Lady」

一年前の体制のままであれば

きっとやることはなかったであろうナンバー。


Shuggie Otisの「Inspiration Information」(1974)

1. Inspiration Information
2. Island Letter
3. Sparkle City
4. Aht Uh Mi Hed
5. Happy House
6. Rainy Day
7. XL-30
8. Pling!
9. Not Available


Johnny Otisのご子息で

Al Kooperと弱冠16歳の頃にセッションしたことでも有名な彼の1974年作品。


数々のDJにチョイスされたことが物語るように

フロア映えする美味しい味付けがいたるところに散りばめられている。


最小限のリズムを刻むリズム・ボックス、絶妙なタイム感のギター

線は決して太くないが楽曲に溶け込むハイトーンなヴォイス

数々のセッションや、Slyの「暴動」などから影響受けたと思わしき

非常にクールなサウンド。


「Inspiration Information」「Island Letter」「Sparkle City」「Aht Uh Mi Hed」 

浮遊感のままに流れる前半の4曲。


当時の彼の頭の中に訪れた「ひらめき(Inspiration)」が

複雑な曲構成、メロディ、ギターへと落とし込まれて

「ねじれたファンク」とも形容出来る独自の世界観がここに成立しているのである。


年明けの1月に再び訪れるスタジオ入り。

新たな「ひらめき(Inspiration)」が訪れる

そんな予感がしてならない。
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