この10年間自転車通勤をしてきたのだが
引っ越しに伴い徒歩通勤をすることに。
と言っても歩いて2、3分の距離なので
堂々と徒歩通勤というのも恥ずかしいのだが
そうは言ってもこれが意外に「新鮮」でもある。
Oscar Brown,Jr.の「Fresh」(1974)
01.Rilly?
02.Sally B. White
03.Hazel's Hips
04.Chicken Heads
05.Don't Mess With Bessie
06.Ghetto Scene
07.Granny
08.But I Was Cool
09.Let's Get Drunk (And Be Somebody)
10.Bull "Bleep"
アトランティック3部作の最終を飾る1974年作品。
シカゴ録音ということもあってか
Bluesの香りも持ち合わせたJazz Funkが繰り広げられる。
「Fresh」というタイトルを耳にすると
先ず脳裏に浮かぶのは一般的にSly Stoneのアルバムの方かも知れないが
ここ数年個人的にはこちらの作品が上位に来ている。
文字通りヒップな「Hazel's Hips」
ファンキーにスウィングする「Don't Mess With Bessie」
跳ねるリズムと彼の技巧的な唄が見事にはまった「Granny」
トーキングスタイルがクール&クレイジーな「But I Was Cool」
ディキシーの風がなんとも心地よい「Let's Get Drunk (And Be Somebody)」
アトランティック1000シリーズの4弾にラインナップされているので
迷う事無くCDにて再度購入。デジタルリマスタリングされたそのサウンドは
何年かの時を経ても未だに「Fresh(新鮮)」であることは言うまでもない。
考えて見れば、歩いて通うというのは中学生以来のこと。
当然のことながら、風も空気も乗り物を介してのそれとは異なる。
エコ&ヘルシーな、この「新鮮」な気持ちをいつも忘れてはいけない。