幼い頃はいろいろと習い事をしていた。
いや正しく言えばさせられたいたのである。
その中でも今となってきちんとやっておけばと良かった思うのが「ピアノ」
あやふやな記憶ではあるが、小学生の高学年になった頃やめてしまった。
とにかく当時はピアノなんぞは男のするものだと思えなかったし
公園で野球をしている友人らを横目に
ピアノの練習に行かねばならないことが苦痛でならなかった。
「遊び」と「習い事」の間の葛藤は、この年頃の男の子であれば
避けられないことである。
音楽にのめり込むようになった頃には「ピアノ」という
鍵盤楽器を男が自由に操れることの格好よさに気づくことになるのだが
時すでに遅しで、あっという間に我が身からその経験は薄れてしまっていた
のであった。
Frank Weberの「Frank Weber」(1980)
1.TAKE IT TO THE LIMIT
2.THE OLD MAN
3.YOU CAN COME HOME TO ME
4.BETWEEN N.Y. AND L.A.
5.WHO WROTE THE ANSWERS
6.REFLECTIONS OF MYSELF
7.JUST LIKE EVERYONE ELSE
8.ONLY FOR TONIGHT
9.BETWEEN N.Y. AND L.A.
(Reprise-Instrumental)
ニューヨークの本拠地に活躍したピアノ系のシンガーソングライターである彼の
2ndアルバム。
アルバムの邦題が「ニューヨークのストレンジャー」ということからも分かる通り
ビリージョエルの後を継ぐ存在として注目されていた彼。
本作発表の後は結局のところ表街道を歩くことはなかったのだが
大仁田厚似の風貌のアルバムジャケットからは想像しがたい
都会的な洗練されたジャジーなサウンドのおかげで
AORの名盤としての呼び声の高い一枚に数えられることとなる。
オープニングを飾るEaglesの「Take It To The Limit」
スローな原曲とは対極的な16ビートのナンバーに仕上げつつも
最後には原曲のテンポに戻す心憎い演出に一気に引き込まれてしまう。
とどめはアルバムのハイライトとも言える
4曲目の「BETWEEN N.Y. AND L.A.」
文字通り「ニューヨークの洗練さ」と「ロサンゼルスの爽やかさ」を
兼ね備えた最高の一曲である。
ニューヨークとロサンゼルスを見事に繋ぎ合わせるのは
彼自身が演奏する「ピアノ」の調べ。
現在ギタリストの僕であるが
このアルバムを聴く度に
あの時やめてしまった「ピアノ」のことを後悔してしまうのである。
いや正しく言えばさせられたいたのである。
その中でも今となってきちんとやっておけばと良かった思うのが「ピアノ」
あやふやな記憶ではあるが、小学生の高学年になった頃やめてしまった。
とにかく当時はピアノなんぞは男のするものだと思えなかったし
公園で野球をしている友人らを横目に
ピアノの練習に行かねばならないことが苦痛でならなかった。
「遊び」と「習い事」の間の葛藤は、この年頃の男の子であれば
避けられないことである。
音楽にのめり込むようになった頃には「ピアノ」という
鍵盤楽器を男が自由に操れることの格好よさに気づくことになるのだが
時すでに遅しで、あっという間に我が身からその経験は薄れてしまっていた
のであった。
Frank Weberの「Frank Weber」(1980)
1.TAKE IT TO THE LIMIT
2.THE OLD MAN
3.YOU CAN COME HOME TO ME
4.BETWEEN N.Y. AND L.A.
5.WHO WROTE THE ANSWERS
6.REFLECTIONS OF MYSELF
7.JUST LIKE EVERYONE ELSE
8.ONLY FOR TONIGHT
9.BETWEEN N.Y. AND L.A.
(Reprise-Instrumental)
ニューヨークの本拠地に活躍したピアノ系のシンガーソングライターである彼の
2ndアルバム。
アルバムの邦題が「ニューヨークのストレンジャー」ということからも分かる通り
ビリージョエルの後を継ぐ存在として注目されていた彼。
本作発表の後は結局のところ表街道を歩くことはなかったのだが
大仁田厚似の風貌のアルバムジャケットからは想像しがたい
都会的な洗練されたジャジーなサウンドのおかげで
AORの名盤としての呼び声の高い一枚に数えられることとなる。
オープニングを飾るEaglesの「Take It To The Limit」
スローな原曲とは対極的な16ビートのナンバーに仕上げつつも
最後には原曲のテンポに戻す心憎い演出に一気に引き込まれてしまう。
とどめはアルバムのハイライトとも言える
4曲目の「BETWEEN N.Y. AND L.A.」
文字通り「ニューヨークの洗練さ」と「ロサンゼルスの爽やかさ」を
兼ね備えた最高の一曲である。
ニューヨークとロサンゼルスを見事に繋ぎ合わせるのは
彼自身が演奏する「ピアノ」の調べ。
現在ギタリストの僕であるが
このアルバムを聴く度に
あの時やめてしまった「ピアノ」のことを後悔してしまうのである。