Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

レトロ

2011-02-27 23:32:57 | 日記
連日春のような暖かさ。

陽気に誘われて隣県にある遊園地へ。


記憶を辿れば、今から約20年位前に友人等と行って以来。

3歳の息子が怖がらずに乗れるくらいの

昭和の匂いのする「レトロ」でユルユルな乗り物たち。


それでも心は踊らされている自分に気づく。

いくつになっても「遊園地」は楽しいものである。

(A to Z企画 Y編)
Young Rascalsの「Groovin」(1967)

01. A Girl Like You
02. Find Somebody
03. I'm So Happy Now
04. Sueno
05. How Can I Be Sure
06. Groovin'
07. If You Knew
08. I Don't Love You Anymore
09. You Better Run
10. A Place In The Sun
11. It's Love



ブルー・アイド・ソウルの原点とも言える1967年リリースの3rdアルバム。


全米No.1ヒットとなった名曲「Groovin」

鳥のさえずり、シンプルなサウンドに良質なメロディ。

そしてソウルフルな歌声。

その歌詞の通り「日曜の午後」にこれほどハマる曲はない。


終始コーラスが冴え渡る「If You Knew」

コンパクトにおいしさが束ねられた一曲。


やわらかなアコギとパーカッションのみのシンプルなサウンドに

美しいメロディとコーラスが和みを付け加える「I Don't Love You Anymore」


青臭くも情熱のこもった歌に心掴まれる

スティーヴィー・ワンダーのカバー「Place in the Sun」


いつ聴いても何処か懐かしい「レトロ」な気分を感じさせてくれる

彼らの音楽。


例の「遊園地」は残艶なことに今年の8月で閉園らしい。

「レトロ」な気分を再度味わいに行かねばならない。

勿論BGMは本作で決まりである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流れ

2011-02-26 02:31:47 | 日記
コレクションの整理のために始めた「A to Z企画」


結局の所、整理と言うよりは余計にレコード、CD棚を

ひっくり返すこととなってしまったが

改めて手持ちの盤の再確認が出来たことは

一つの成果だと言える。


(A to Z企画 X編)
Jackie Lomaxの「Three」(1972)

1. No Reason
2. Time Will Tell You
3. Hellfire, Night-Crier
4. Lost
5. Roll On
6. Lavender Dream
7. Let The Play Begin
8. Fever's Got Me Burning
9. Last Time Home
10. Rock Salt
11. (You've Got To) Do It All Yourself



ジョン・サイモンのプロデュースによりベアズヴィルスタジオにて

録音された1972年発表の3rdアルバム。


リヴォン・ヘルム、リック・ダンコ、ジョン・ホール

ベン・キース、エイモス・ギャレットと言ったミュージシャン達が

好サポートを見せるウッドストック系の名盤。


ジャケットの強烈なアップ写真同様に

南部色濃いサウンドに圧倒される「No Reason」

米国音楽にどっぷりと浸るのに

理由などないと言われているかのような幕開け。


どっしりとしたリズムに

ホーンが終始絡む「Time Will Tell You」

本作の中でも1、2を争う充実の歌唱である。


軽めのカッティングと軽やかに跳ねるリズムが

非常に心地よい「Hellfire, Night-Crier」


タイトル通りに、ロールしながらの疾走感が

なんともイカしている「Roll On」


愁いを帯びたメロディと

ウラをとるリズムが見事にマッチングした「Lavender Dream」


A面6曲のトータル的流れは

つけいる隙がまったく無いと言える完璧な「流れ」



佳境を迎えた「A to Z企画」

(必死なのは僕だけであろうが。。。)

予想通り頭文字「X」は、どこを探しても存在せず。

折角ここまで来たので、「右から」読んでいただいて

ここはなんとかお許し願いたい。(流れ上。。。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目覚まし

2011-02-24 10:37:35 | 日記
朝からラテンモード全開の息子。

最近は知人からもらった太鼓や缶を並べて叩いたり

笛を口にくわえて演奏するのにハマっている。

差し詰め「小さなパーカッショニスト」


連日の深夜帰宅で睡眠不足の僕ではあるが

激しくリズムを刻むパーカッションでの「目覚まし」は

朝から活力を与えてくれるのである。


(A to Z企画 W編)
Willie Boboの「Juicy」(1967)

01. Knock On Wood
02. Mating Call
03. Mercy, Mercy, Mercy
04. Felicidad
05. Ain't To Proud To Beg
06. Juicy
07. Ain't To Proud To Beg
08. Music To Watch Girls By
09. Dreams
10. Dis-Advantages
11. Roots
12. Shing-A-Ling Baby



ラテンパーカッショニストで名を馳せたWillie Bobo

ソウル、ポップスなど様々なジャンルを横断しながら

そこに瑞々しいラテンの果汁が滴り落ちるほどふりかけられた1967年作品。


Happyな「ブーガルー」とCoolな「ラテンジャズ」

両者がバランスよく並べられた本作。


ブーガルーサイドを代表する

「Knock On Wood」「Juicy」「Ain't To Proud To Beg」

ユルさの中にも、やさぐれ具合が見え隠れする所が魅力である。


心も身体も揺さぶられること間違い無しのラテンジャズナンバー

「Felicidad」「Ain't To Proud To Beg」

「Music To Watch Girls By」「Roots」

BoboのパーカッションはCoolな暴れっぷりを見せている。


そしてアルバムを締めくくる「Shing-A-Ling Baby」

唯一ヴォーカルを大きくフューチャーしたナンバー。

最後の「Shing-A-Ling Baby」の一言は

眠気など一瞬で吹き飛ばす最高の「目覚まし」ボイス。



週末は久々に時間が取れそうな感じ。

「小さなパーカショニスト」とも

久々にセッション出来そうである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せな結末

2011-02-22 01:30:37 | 日記
何かと忙しい年度末。

それでもこの時期が最も「やりがい」を感じる時でもある。


ここ数日は幾分か寒さも和らぎ

帰宅時に見える夜空の月も綺麗。



(A to Z企画 V編)
Valerie Carterの「Just A Stone's Throw Away」(1977)

1. Ooh Child
2. Ringing Doorbells In The Rain
3. Heartache
4. Face Of Appalachia
5. So, So, Happy
6. A Stone's Throw Away
7. Cowboy Angel
8. City Lights
9. Back To Blue Some More


ローウェル・ジョージがプロデュースを行った

グループ「Howdy Moon」の解散後

しばらくのバック・ヴォーカルの時期を経て

再び表舞台にたった1977年作品。


冒頭からMellowなムードが全面に漂う「O-o-h Child」

シンプルに刻まれるリズムギターと伸びやかなギターソロ。

それに呼応するかのようにテンションを上げるヴォーカルは

何とも言えない愛らしさに充ちている。


モーリス・ホワイトがプロデュースに名を連ねた「So, So, Happy」

全編に渡って鳴らされる、程よく力が抜けたホーン。

まさに「とてもとてもHappy」な気分を与えてくれる一曲。


一聴しただけでLittle Featの音と分かる「A Stone's Throw Away」

ご存知バーバラキースのカヴァーであるが

粘り気のあるFeatのサウンドと腰の据わった彼女の歌が

ここでは見事な融合を見せている。


続いてもローウェル・ジョージの良い仕事を味わえる「Cowboy Angel」

ジョン・セバスチャンの郷愁を誘うハーモニカが素晴らしい。


モノクロのアルバム・ジャケットから受ける

彼女のイメージそのもののナンバー「Back To Blue Some More」

しっとりと押さえ気味にエンディングを彩るジャジーな後奏は

いつまででも耳に残って離れない。



「幸せな結末」まではあと1ヶ月足らず。

僕等が関わる彼らみんなが「幸せな結末」で終われるように

老体に鞭打って頑張らねばならない。

(腰痛は横に置いといて。。。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎮痛剤

2011-02-17 01:25:27 | 日記
今朝のこと。

いつもと同じようにゴミ捨てにマンションの階段を降り

戻る途中に寒さでクシャミをしたところ腰に激痛が走った。


元々腰痛持ちなのではあるが、未だに痛みが引かない。

これが所謂「ぎっくり腰」と言うヤツなのだろうか。


(A to Z企画 U編)
Uncle Tupeloの「Anodyne」(1993)

1. Slate
2. Acuff-Rose
3. The Long Cut
4. Give Back The Key To My Heart
5. Chickamauga
6. New Madrid
7. Anodyne
8. We've Been Had
9. Fifteen Keys
10. High Water
11. No Sense In Lovin'
12. Steal The Crumbs


メジャーデビューアルバムにして

事実上のラストアルバムとなった1993年作品。

それまでのパンク的要素は薄れ、よりカントリー色が全面に押し出されている。


ルーツ色を強めるJay Farrarは「Son Volt」

オルタナ色を打ち出すJeff Tweedyは「Wilco」

この後に互いに道を分けることとなるが

輝きを放つ二つの個性の源が刻まれた本作の記録は

その後のシーンを語る上で欠かせないモノだと言える。


かき鳴らされるアコギと哀愁のあるフィドルの調和。

文句の付けようが無い深みのある歌声。

そのすべてが素晴らしい「Slate」


しゃがれ具合のよい歌声と明るめのメロディが妙にマッチした

「Give Back The Key To My Heart」

この曲を聴くと必ず「ダグ・サーム」の姿が脳裏に浮かび上がる。


程よいユルさ加減のリズムに合わせて

軽快にバンジョーが鳴り響く「New Madrid」


奥行きを感じさせるエフェクトが

心地よい浮遊感をもたらすタイトルナンバー「Anodyne」

間奏のスティールギターの音色には

まさに「鎮痛(Anodyne)」効果がある。



腰と言う字は「月(にくづき)に要」と書くように

何をしても腰に負担がかかり痛みが走る。

先日の歯痛は、なんとか自然治癒してくれたので

今回の腰痛も自然治癒してくれることを願うばかり。


取りあえず「鎮痛剤」でも飲んで今日の所は様子をみよう。

朝には治ってくれてると嬉しいのだけれど。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする