新体制になってのスタジオ入りに向けギターの基礎を強化中。
何を今更と、ある筋からは言われそうだが
考えてみれば16歳の時にギターを手にして以来
まともに人から教わったこともなければ、教則本らしいものも
一度も見たことがない。
つまりまったくの「我流」でここまで来た訳である。
それなりに雑多なジャンルの音楽は聞いてきたつもりなので
ギターのフレーズのニュアンスなどはなんとなくの感じで弾いてきたのだが
あらためて味付けの仕方、リズムの取り方、スケールやコードの構成などを
きちんと紐解いてみると、いかに今まで適当なことをやっていたかがよく分かる。
歳を取ると自分の実力や限界を望まざるとも知らされるので
案外素直に人の言うことに耳を傾けられるようになる。
そうは言っても「我流」が身体に染み込んでしまっているので
なかなか矯正することは大変なことなのだが
今回ばかりは「我流」を押し通さずに丁寧に行きたいと思う。
Phil Upchurchの「Darkness Darkness」(1972)
1. Darkness,Darkness
2. Fire And Rain
3. What We Call The Blues
4. Cold Sweat
5. Please Send Me Someone To Love
6. Inner City Blues
7. You've Got A Friend
8. Love And Peace
9. Sweet Chariot
10. Sausalito Blues
トミー・リピューマのプロデュースによりブルー・サム・レーベルから発表された1972年作品。
Arthur Adams : rhythm guitar
Chuck Rainey : bass
Joe Sample : piano
Harvey Mason : drums
Bobbi Porterhall : congas, tambourins
Don Simmons : drums on 10
Ben Sidran : organ on 8
Donny Hathaway : electric piano on 3,10
錚々たるミュージシャンたちを脇に固め
時に滑らかに、時に畳み掛けるように
感情の赴くままのギタープレイを堪能出来る作品である。
10曲の収録曲のうち8曲を占めるカヴァー曲。
Young Bloodsの「Darkness,Darkness」
James Taylorの「Fire And Rain」
James Brownの「Cold Sweat」
Percy Mayfieldの「Please Send Me Someone To Love」
Marvin Gayeの「Inner City Blues」
Carole Kingの「You've Got A Friend」
Arthur Adamsの「Love And Peace」
Traditionalナンバーの「Sweet Chariot」
どれもが原曲のメロディを踏襲しつつも、自由奔放に織り込まれるフレーズにより
新しい息吹を吹き込まれている。
「我流」も突き詰めれば「ワン&オンリー」な個性となる。
名ギタリストと呼ばれる者のプレイは
言うなれば「我流」を極めた終着点。
ただし土台となる基礎無くしては決してそこには到達出来ない。
素直に先人の切り開いてくれた道をきちんと辿ることから
始めなければならない。
今頃そんなことに気づくのではホントに遅すぎるのではあるが。。。
何を今更と、ある筋からは言われそうだが
考えてみれば16歳の時にギターを手にして以来
まともに人から教わったこともなければ、教則本らしいものも
一度も見たことがない。
つまりまったくの「我流」でここまで来た訳である。
それなりに雑多なジャンルの音楽は聞いてきたつもりなので
ギターのフレーズのニュアンスなどはなんとなくの感じで弾いてきたのだが
あらためて味付けの仕方、リズムの取り方、スケールやコードの構成などを
きちんと紐解いてみると、いかに今まで適当なことをやっていたかがよく分かる。
歳を取ると自分の実力や限界を望まざるとも知らされるので
案外素直に人の言うことに耳を傾けられるようになる。
そうは言っても「我流」が身体に染み込んでしまっているので
なかなか矯正することは大変なことなのだが
今回ばかりは「我流」を押し通さずに丁寧に行きたいと思う。
Phil Upchurchの「Darkness Darkness」(1972)
1. Darkness,Darkness
2. Fire And Rain
3. What We Call The Blues
4. Cold Sweat
5. Please Send Me Someone To Love
6. Inner City Blues
7. You've Got A Friend
8. Love And Peace
9. Sweet Chariot
10. Sausalito Blues
トミー・リピューマのプロデュースによりブルー・サム・レーベルから発表された1972年作品。
Arthur Adams : rhythm guitar
Chuck Rainey : bass
Joe Sample : piano
Harvey Mason : drums
Bobbi Porterhall : congas, tambourins
Don Simmons : drums on 10
Ben Sidran : organ on 8
Donny Hathaway : electric piano on 3,10
錚々たるミュージシャンたちを脇に固め
時に滑らかに、時に畳み掛けるように
感情の赴くままのギタープレイを堪能出来る作品である。
10曲の収録曲のうち8曲を占めるカヴァー曲。
Young Bloodsの「Darkness,Darkness」
James Taylorの「Fire And Rain」
James Brownの「Cold Sweat」
Percy Mayfieldの「Please Send Me Someone To Love」
Marvin Gayeの「Inner City Blues」
Carole Kingの「You've Got A Friend」
Arthur Adamsの「Love And Peace」
Traditionalナンバーの「Sweet Chariot」
どれもが原曲のメロディを踏襲しつつも、自由奔放に織り込まれるフレーズにより
新しい息吹を吹き込まれている。
「我流」も突き詰めれば「ワン&オンリー」な個性となる。
名ギタリストと呼ばれる者のプレイは
言うなれば「我流」を極めた終着点。
ただし土台となる基礎無くしては決してそこには到達出来ない。
素直に先人の切り開いてくれた道をきちんと辿ることから
始めなければならない。
今頃そんなことに気づくのではホントに遅すぎるのではあるが。。。