Uターン

９月号のレココレのAOR特集を読むにつれ

AORに浸りたい気分だったのだが

連日の３５度超えの残暑故に

どうにも気分が乗らなかったのが正直なところ。


しかし、意表をつく「Uターン」という経路を辿った

台風１０号（ライオンロック）のおかげでようやく訪れた過ごしやすい夜。


ということで、こちらも夏向き音楽から、秋向き音楽に「Uターン」を！


Ned Dohenyの「Prone」（１９７８）

01.To Prove My Love
02.Think Like A Lover
03.Labor Of Love
04.Thinking With My Heart
05.Guess Who's Looking For Love Again
06.The Devil In You
07.Funky Love
08.If You Only Knew
09.Sweet Friction

レコード会社とのごたごたによりアメリカではお蔵入りとなったが

どういう経緯なのか「Uターン」をきって日本でのみリリースされた3rdアルバム。


名作『Hard Candy』の次作にあたるし

アメリカではお蔵入りという経緯もあるし

正直全く期待せずに針を落としたのを覚えている。

数分後、なぜにお蔵入り？と感じたのは言うまでもない。








2016年の暑かった夏にさよならの意味を込めて。

亜熱帯

相変わらずの熱帯夜で

寝ている間にも体力は失われている気がする昨今。

お盆過ぎたのにいくらなんでも残暑厳しすぎ。


温帯ではなく「亜熱帯」に属していると

日本が言われる日も近いのでは？

改善

あれほどに梅雨時期に雨が降ってたのに

梅雨明け以降の連日のピーカンのおかげで

またまた水不足によるダムの取水制限開始との報道。


あれだけ大量に降った雨をなんとか無駄にせずに

真夏に備えて蓄えておくことって出来なかったものかと

素人的には考えてしまうのだが…


毎年のように水不足に落ち入りやすい我が県だけに

なんとか「改善」ってできないもんですかねぇ。


Severin Browneの「New Improved」（１９７４）

01.Love Notes From Denver
02.Tickle My Lips
03.Romance
04.More Dreams In The Sea
05.Confessions Of A Madman
06.Love Song
07.The Sweet Sound Of Your Song
08.Do, Magnolia, Do
09.Cooking School
10.Beginning To Believe


１９７４年リリースの２作目。

兄のJackson Browneの影に隠れて

どうしても地味な存在とされてしまうが

良い意味での控えめなSSWらしい佇まいには

とても好感が持てる。

親子、兄弟姉妹でアーティストとなった場合

互いのバランスを取るのはきっと大変なんだろうが

うまく調和し合えば、其々の良さが引き立つ好例であろう。



高温注意報まで出ている昨今。

彼の涼しげな声でも聴いていれば

酷暑も水不足も少しは「改善」出来そうな気がする。