Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

寒がり

2012-11-27 11:25:04 | 日記
いったい一日に何回言っているのだろうというくらいに

「寒い」という言葉を連呼している。


子供は風の子とは良く言うが

この時期に半ズボンで毎朝登校している彼らを見ると

尊敬の念さえわいてくる。


サーマルT、ヒートテック、ネックウォーマー、足先カイロと

これだけ投入してもどうして寒いのだろうか?



Orange County Brothersの「Soap Creek Saloon」(1977)

01. Soap Creek Saloon
02. Linda Belle
03. Cantina Angel
04. She’s About A Mover
05. On The Beach Of Hawaii
06. Tex-Mex Polka
07. Boots Song
08. Madelina
09. El Paso Jack


サンフランシスコ録音。

ファーストに続きプロデュースは久保田麻琴。

夕焼け楽団の恩蔵隆のベース参加。

ダン・ヒックス&ヒズ・ホットリックスのマリアン・プライスのゲスト参加。

非常に見所の多いセカンドアルバム。


ダグサームへの敬愛を感じ取れるいかれたムードの

「Linda Belle」「She’s About A Mover」「Boots Song」


この寒い時期に暖かな風を運んでくれる南国ムードたっぷりの

「Cantina Angel」「On The Beach Of Hawaii」「Madelina」


ただ陽気なだけでなく、時にせつなさも感じさせる

人間味あふれる飯田雄一の歌声がより一層の暖かさを付け加えてくれる。

真夏に聴く事の多い本作だが意外にも冬場に聴いてみると

「寒がり」の身体を十分なほどに火照らせてくれる。


心の「暖」をしっかりと取るようにすれば

プロ級の「寒がり」も少しは緩和出来るのかも知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

sing

2012-11-23 23:26:36 | 日記
先日車の中で、お気に入りの歌に合わせて

気持ち良さげに歌う息子の姿を見てふと思った。


カラオケなどに行くことも全く無くなったし

バンドでもギタリストに専念しているおかげもあって

もう何年も歌を本気で歌っていない。



O.V.Wrightの「A Nickel and A Nail and Ace of Spades」(1971)

01. Don't Let My Baby Ride
02. Born All Over
03. Ace of Spades
04. Eight Men, Four Women
05. He Made Woman For Man
06. I Can't Take It
07. Afflicted
08. When You Took Your Love From Me
09. A Nickel And A Nail
10. Don't Take It Away


そんなこんなでガッツリと歌ものが聴きたくなり

久々に自然と手が伸びた本作。


「Don't Let My Baby Ride」

「Ace of Spades」

「He Made Woman For Man」


サザンソウルの数ある名作の中でも

初めて聴いた時から、これほど肌に合う一枚はない。


ヒット曲2つの名前を並べただけの安直なアルバムタイトルや

シンプルかつクールなジャケットではあるが

非常に充実したHotな「sing」が贅沢なくらいに収められている。




仕事柄何年も喉を酷使したおかげで

もう声は以前のように出ない僕ではあるが

なぜか久々に「sing」したいと思うこの頃である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足元

2012-11-10 00:58:05 | 日記
Parabootのシャンボード、ミカエル

Tricker'sのマッドガード

Russell Moccasinのチャッカハイカー

Dannerのエクスプローラー


お洒落は「足元」からなんて言葉は今更口にするのも恥ずかしいのだが

やっとこの歳になってプライベートでもしっくりくるようになった革靴たち。


どれもこれもイカした「足元」を演出してくれるのだが

今まで所有することのみに満足で

活躍する機会があまりなかったような。。。



George Souleの「Take A Ride」(2006)

01. Something Went Right
02. I'll Be Your Everything
03. Take A Ride
04. Shoes
05. Find The Time
06. My World Tumbles Down
07. Bend Over Backwards
08. Come On Over
09. Get Involved
10. Trust
11. Wait And See
12. A Man Can't Be A Man



彼のことを知ったのは、2004年リリースのホワイト&カントリーソウルのコンピレーションアルバム

「Testifying/The Country Soul Revue」(Dan Pennのプロデュース)

Dan Penn, Donnie Fritts, Tony Joe White らに引けを取らない

「喉元」までしっかりカントリーとソウルが染み渡ったその歌声に

一瞬で心をつかまれたことを今でも覚えている。


それから二年後の2006年に届けられた12曲の新録アルバム。

60年代後半からマッスル・ショールズを中心に

シンガー、ソングライター、ドラマーとして活躍していた彼の集大成がここに収録されている。


シリアス、メロディアス、ファンキーなど

表情豊かな彼の歌唱を形容する言葉はいくつあっても語り尽くせない。

全曲大好きではあるのだが、敢えて数曲選ぶとすれば

「 I'll Be Your Everything 」「Take A Ride」

「My World Tumbles Down 」「Bend Over Backwards」

こんなボーカリストが居れば、バックの演奏も非常にやり甲斐あることだろう。


シャレた「足元」の革靴に刻み込まれた良い皺のように

彼の歌声にも、深みのある良い皺が「喉元」に刻まれているように感じられる。


履き込んでこその「足元」

歌い込んでこその「喉元」

宝の持ち腐れにならないように良い皺を刻みこまなければ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする