昨日のコルチカムです。
外に出した球根の2番目の花はうすいむらさき色になりました。やはり日光が関係しているのですね。
皮の間で押されていたのか形がくずれています。
白い貴婦人はまず一番下の花びらが咲いて、すーっと蕾が伸びていったのですが、
これはふつうの八重です。(若いころは八重の花は好きでなかったのに、年をとったら八重が好きになりました。きっと、八重のコルチカムというので買ったんですね。)
↓家の中のです。
白い貴婦人とは違います。ふつうの八重ですが、やっぱりすてきです。
(左側のビンにさしてあるのは、生花の配り用のムクゲの枝です。もうこんなに細かな枝が出てます。)
ロシアでコルチカムは、<ベスヴレーメンニク オセンニイ> といいます。
時のない草、つまり時知らず草でしょうか。オセンニイは「秋の」の意味です。ほかの草花が枯れて、冬支度をする時期になって咲く花ということでしょう。
「パトスネージニク オセンニイ」とよばれてもいるようです。パトスネージニクはロシアで春の雪融けの時期に咲く花のよび名です。
以前にもこのブログ書いたことがあるのですが、パトスネージニクは日本の雪割草とよく似たよび名の使われ方をしています。今度会で出した本『ロシアの歳時記』ではパトスネージニク(文字ではポトスネージニクと書く)はほかのメンバーもふくめて「雪割草」で統一しました。
それにならえば、「ロシアでコルチカムは<秋の雪割草>のよび名もあります」ということになりますね。
ほんとうにうっすら雪におおわれた地面から顔を出して咲いている<秋の雪割草>の画像がここにありました。
https://7dach.ru/MaSogetsu/bezvremennik---naperekor-prirode-1740.html
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