水仙が庭のあちこちで咲いていました。
水仙はほんとうに丈夫です。毒があるので、動物に食べられないこともあって、ここにダーチャを
つくったはじめての春に近所の方が川沿いに咲く水仙を掘ってきてくれた株が毎年花を咲かせています。
白っぽい方の水仙です。株分けをした記憶はあまりないのですが、庭のあちこちで株になって咲いています。
(この場所にはちょうどシラー・シビリカも咲いていたのですが、写真ではわかりません、残念)
いつもだったら思い切り摘んで花束をつくるのが楽しみだったのですが、今回はすぐに
電車で帰らなければなりません。
香りのいいジョンキル系の水仙を摘んで花びんにさして楽しみました。
19世紀90年代作家チェーホフがモスクワ郊外のメーリホヴォに領地を買って移り住んだとき
庭に植えていたのがジョンキルでした。それで憧れてジョンキル系の水仙をカタログで見つけて
買って植えました。もう20数年前のことなのにこの水仙もやっぱり丈夫で、今も毎年咲いてくれます。
今年の秋はほんとのジョンキル「黄水仙(Narcissus jonquilla)」★も植えてみようかな。
日本の春告げ花ショウジョウバカマはここの冬の寒さに葉がやられてしまうのだけれど、今年はとりわけ
花がみごとに咲いていました。
春告げ花といったら、この庭ではスノードロップが一番先に咲くようで、すでに咲き終えて、
まあるい莢?の中で種を実らせていました。
クリの落葉と枯れた草のなかからちいさな真っ赤な花がたったひとつだけ咲いていました。
一昨年だったか球根を植えたアネモネでした。
がんばって花を咲かせてくれたのだから、こんど行ったら雑草を今のうちにとることにします。
庭は手入れをするとしないでは大違いなんですよね。
帰りの駅までのバスの時間を調べにいったら、朝2本だけでした。
途中一面にホトケノザが咲いていました。
キジが花の中を進んでいくので撮ったはずなのですが・・・・・
みじかい滞在を終えて、駅までタクシーをたのみ、電車をのりついで帰ってきました。
車窓にずっとつづく今の時期だけの新緑に見とれつづけでした。
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