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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

庭で摘んだスズランで花束をつくる

2019年05月04日 | 植物
子供のころ、庭でスズランを摘んで花束をつくるのが憧れでした。庭にスズランはありませんでしたし、今まで一度も実現してたことがないんです。

今は庭というか庭に置かれたプランターにダーチャから持ってきたスズランが植えてあります。もう数年になるのですが、今年やっと花を摘めるようになり、今日摘んで花束を作りました!
いい香りがします。これもスズランの花束の魅力のひとつですね

スズランって、ちょっと少女趣味の花ですね。スズランはロシア人の大好きな花だと思いますが、筆頭はなんといってもチャイコフスキイでしょう。彼はクリンの家の邸宅のそばでスズランを育てていて、そこには八重咲スズランもあったそうです。
19世紀のロシアでは、栽培のさかんなドイツからスズランが大量に輸入されていました。1882年1月8日、ペテルブルグで開催された帝国園芸家協会の会場には本物のスズランで作られた大きなピラミッドが飾られ、大評判となったそうです。それは園芸家エイレルスが作ったもので、ピラミッドひとつに600株のスズランが使われたそうです。

そういえば、先週の日曜日34月28日はロシア正教の復活祭でした。ちょうどなろうどの会があって、会員のIさんが復活祭のパンケーキ「クリーチ」を作ってきてくれました。(撮るの忘れました)

革命前のロシアでは復活祭近くなると都会の花屋に贈り物用に本物のスズランでつくった卵が白やピンクのリボンで飾られてショーウィンドに並んだそうです。
これを作るには卵の形をした穴のあいた特製の容器にスズランを植え込み、容器が隠れて卵型になるように丹精込めて育てられたのだそうです。
今のロシアでも作られているでしょうか? 
だれかプレゼントしてくれるとうれしいのですが・・・。
コメント (2)
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