カリーナ、和名はカンボク(肝木)、実のついた枝を夫が持ち帰りました。
ロシアでは「赤いカリーナ(クラースナヤ・カリーナ)」とよく呼ばれます。「赤い」はロシア語では「美しい」の意味もあります。
クラースナヤ カリーナとネットで検索すると、オンラインの映画フィルムの『カリーナ・クラースナヤ』がまず出て来ます。1973年に作家のワシリー・シュクシーンが自らの作品を監督、主演した映画です。完成後に彼がロケ地で急死したこともあって、今でも人気のある映画のようです。
カリーナの実の中にはハート型の種が入っています。
北杜市にはたくさんこの木があって(うちにも2本あります)、真冬でも赤い実をつけています。
鳥にも食べられずに残っているということは、おいしくないんでしょうね。
ロシアの田舎ではライ麦の練粉にねり込んで、ピローグの形にして食べたそうですが、最初はおいしくないと思ってもくせになると書いた文章を読んだことがあります。そういう食べ物ってありますよね。
ネットを見ると果実酒の作り方がでてきて、実は酸っぱくて苦いって書いてあります。
作っても私はきっと飲まないから、作りません。
でも味でなく、この赤色を残すためなら作ってもいいかな?
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