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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

キャベツのスープ「シチー」

2014年10月31日 | ロシア
キャベツが安くなってきましたね。
昔ロシアでキャベツはカブとともにもっとも重要な野菜でした。カブはジャガイモに
その座をうばわれてしまいましたが、キャベツは今でもロシアの食卓に登場しつづけています。
発酵キャベツでつくるシチーは昔からロシア人にとってなくてはならないスープです。
シチーは、まず肉(なんの肉でもよい)を1時間以上煮込んむブイヨン(煮出し汁)づくりで始まります。

<発酵キャベツのシチー>

   材料 
発酵キャベツ 100グラム
ニンジン 20グラム 
プレーンパセリの根 10グラム
タマネギ 20グラム
トマトピューレ 20グラム
サワークリーム 10グラム

ディル、プレーンパセリなど

① キャベツをしぼって、粗く刻む。
② ①をつくっておいた少量のブイヨンで蒸し煮する。
③ プレーンパセリの根とタマネギにトマトピューレを加え、炒める。
④ 沸騰したブイヨンに③とキャベツを入れて、15~20分煮る。
  好みですりおろしたニンニクを加えてもよい。
⑤ サワークリームとディルを添え、食卓に出す。

発酵キャベツに生キャベツをプラスしてもOK。
生キャベツでもつくります。

<生キャベツのかんたんシチー>

ネットで見つけた生キャベツを1個使ったシチーのレシピを紹介します。
大体このレシピでつくってみました。黒粒コショーは入れ、人参は切って。

    

   材料
肉         300g
キャベツ      1個
人参        2本
タマネギ      2個
ジャガイモ     5個
ディル       1束
プレーンパセリ   1束
スープセロリなど1束
塩         好みで
黒コショウ(粒)  好みで
ニンニク      好みで
月桂樹の葉

    
大なべに大目に水を注ぎ、肉、細かく刻んだキャベツを入れ、月桂樹の葉一枚入れる。
およそ一時間ふたをして煮る。

なべにすりおろした人参、細かく刻んだタマネギ、香草を入れる。
このシチーの隠し技は―野菜をなるたけたくさん入れて、長く火にかけ、ブイヨンを
野菜と一緒に支度できること。
最後にジャガイモと塩を入れる。

夫によれば、この料理は最後に火にかける際、黒粒コショウとすりおろしたニンニクを加えて、初めて本物のシチーになるとのこと。
香草の一部を盛り付けた皿に散らすためにとっておくとよい。
シチーを盛りつけた皿に大さじ1ぱいのスメタナかマヨネーズを入れれば、いうことなし!

         
※「スメタナ」はサワークリームのことですが、日本のサワークリームは固すぎると
ロシア人はいいます。私はそのまま使ってます。プレーンヨーグルトでも可。
ロシア人はマヨネーズが大好きですが、私は試したことがありません。
生キャベツのシチーは特にサワークリームの酸っぱさが味を引き立てます。

シチーの画像は → こちら

シチーの動画は → こちら
コメント (2)
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