fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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新撰組まつり

2015年05月15日 | 日記
 9日、10日は、日野市の新撰組祭りでした。
 新撰組のコスプレをした方たちのパレードなどもあったはずですが、見のがしました。チラシを見ると、殺陣なども行われていたようです。ときどき、背中に誠の文字のある浅葱色の羽織を着た人たちが行き交っていました。
 
 私は、特別公開していた渡邊家の蔵を拝見してきました。蔵フェチなので。
 
  
 
 おそらく何度も改修されているのでしょう、立派です。床はフローリング……。が、もともとは江戸時代に建てられたものだとのこと、ケヤキの立派な梁はそのまま残っていました。よろず屋さんだったそうで、中には、貴重な資料が展示していました。
 
  古い時計
 
 外には御神輿も出て、賑わっていました。
 

講演会「絵本の底ぢから」

2015年05月14日 | 日記
 先日、岩手の地震のニュースを見て、メールや電話をくださった方々、このブログに時差があり、私が今どこにいるのやら? 状態なため、ご心配をおかけしてしまいました。ありがとうございます。東京におりました。大震災の余震なのだそうで? びっくりですね。岩手の家の中は確かめられないのですが、たぶん大丈夫でしょう。

 さて。

        

 10日、絵本、児童書の出版社である福音館書店の編集者さんである、松本徹さんの講演会に出かけてきました。国分寺本多公民館。実は、以前この公民館の近くに長く住んでいたため、なつかしい場所なのです。
 

 長く編集者として本を作ってこられた方のお話です。
 
 本は、ものである。
 生の声で、パーソナルな関係で伝えないと、子ども達に届かない。直に自分に語られていると思うことが大事。それが、発語の力となる。
 読んであげる、聞いてもらうことで初めて絵本は絵本となる。

 本は不自由だ。だから、想像しなくてはならない。(行間を読まなくてはならない)
 
 などなど。やっぱり絵本はいいなと再確認。私にとっても、原点です。
 ホント、子どもは現実とファンタジーの世界を行ったり来たりができるのですから
 そして、本は不自由というくだり、ちょっと俳句と共通しているななんても思ったりして。松本さんのお話ぶりは、パワフルで楽しい。あっという間の2時間でした。

 栃木からいらした作家高橋秀雄さん、国分寺在住作家赤羽じゅんこさん、そして住んでいた当時お世話になった読み聞かせ会のHさんとも、何年ぶりでしょうか、お会いできてよかった! 
 

『ケロニャンヌ』(安田夏菜)ー講談社

2015年05月13日 | 日記
           中学年から
『あしたも、さんかくー毎日が落語日和』(講談社児童文学新人賞佳作)に続く、安田夏菜さんの新刊です。
 カイトは、鼻の穴が大きくて、太っていて、いつもヨシキに鼻の穴に指をつっこまれたり、ルカちゃんにお腹をつままれたりしています。運動神経もにぶくて、体育の時間には、ひとりだけカエル足打ちができません。
 カイトは、ケロポンというカエルのペットを亡くし、とうとうひとりになってしまいます。学校へも行けなくなったカイトのところに現れたのは、ケロポンと、半年前にやっぱり「じゅみょう」で死んでしまったネコのマリニャンヌが合体した「ケロニャンヌ」! 二匹は残り命を合わせることで、少しの時間生き返り、カイトに会いにきたのでした。
 
 なんとも楽しく、温かい物語。安田さんは、落語が大好きとのこと。その精神が見事に物語に活きているのだと思います。ケロニャンヌがヨシキとルカちゃんをぎゃふんと言わせる場面、合体したからこその特徴。どれも痛快で楽しい。でも、ずっと一緒にいるわけにはいかない。その後半の展開も自然で、じんと心に残ります。生きものには一人一人、そして一匹一匹に限られた命があるのだという大きなテーマが流れている物語なのでした。
 それが、ケロニャンの口から語られるとすんなり心に染みてくるのです。
 いろいろな場面で「さすが」と感心する描写があり、それが大きなテーマをしっかりと支えています。
 
  たくさんの子どもたちに読んでもらいたい作品です。
*写真の画像、まがっていてすみません。
         

花林檎、そして

2015年05月12日 | 日記
       

 ゴールデンウィークは、忙しく、散歩も6日にやっとできました。林檎の花は、もう終わりの時期。今年は桜も早かったので、林檎もそうだったのかもしれません。

 梨の花との違いは、どうだろう? と思ったのですが、並べてみないとよくわかりません。枝ぶりが違うかな? 

 そしてそして、いつもの散歩コースに、この林檎畑は二箇所あったのですが、そのひとつがなくなっていたのですよ。ガーン。無残に新しい切り株だけがあちこちにあるのでした。林檎畑よ、おまえもか。

  北上川

田打ちから代掻き

2015年05月11日 | 日記
     
 
 岩手でも、周囲の田んぼが田打ちから代掻きが行われていました。うちの田は、田打ちは連休前に終了、代掻きもそろそろなはず。(去年は、これらはうちでやっていたのですが、今年からは、こっちも含めて委託になりました)

 田植えは、20日ころから。その頃、また岩手へ行きます。
 *写真は、散歩コースの景色です。ここらはまだ、開発が進んでおらず、のんびりしています。

猫たち

2015年05月10日 | 日記
 秋田の法事のため、札幌から長兄が車で連れてきていた猫達です。
 
   ジャム(アビシニアン)

   ララ

 2匹合わせて、「ジャラ」。あまり仲良くはないみたい。
 このたび、秋田と岩手と両方で法事があったのですが、日ごろなかなか会えない親戚と席を共にする機会でした。秋田のほうは、本当に近い身内だけでしたが、岩手は本家、大本家、両隣、ほか親戚が集まってくれました。連休のさなかだったのに、ありがたいことです。

油かけ大黒さん

2015年05月09日 | 日記
        
 いつもながら、記事と自分のいる場所がちぐはぐですが、これは、今回法事を行った秋田の実家の菩提寺、蓮住寺にある大黒様です。
 ごま油の中に鎮座していて、頭からそのゴマ油をかけて、開運を祈願するのです。ほかでは見かけたことがないです。(調べると、米沢とかにもあるらしい)
 祠の扉を開けると、ぷ~んとごま油のにおいがします。

 しっかり、願掛けをしてきました。

田んぼがまたなくなっていました

2015年05月08日 | 日記
       
 
 岩手のうちのすぐ前。また田んぼ何枚分(3枚くらいかな)が、宅地に造成されつつありました。数年前にご主人が亡くなられたお宅なので、いたしかたないのでしょうね。どんどん、どんどんせばまってきています。

この右側は、ちょうど田打ちをしていて、かろうじて残ってはいるのですが、うわさでは来年はなくなるとか。なぜかというと、田んぼを一気に手放して宅地にしようとすると、ある一定面積以上は小さな公園を作らなくてはならないという決まりがあるらしく、一度にやらず小分けにしたほうが、業者の儲けになるということらしいです。(なんてことを、畑で近所の方と立ち話をしたわけです)

 

アスパラガス

2015年05月07日 | 日記
 秋田では、秋田温泉プラザに宿泊しましたが、さすがゴールデンウィーク、客室は満室だったほかに、日帰り入浴のお客さんも多くて、こんなにこの旅館に人がいるなんて! という感じでした。

      
 さて、岩手の畑で、これとネギだけが今食べられます。
 
 とにかくおいしい! このシャキシャキ感、みずみずしさ。店で並んでいるもので(たとえ直売所のようなところでも)この新鮮さ、おいしさはないなと思います。採り時期を逃して、伸びてしまっているものも、あり、残念でした。

 去年、肥料蒔いていたのもあって、立派なのが出ています。ただ、別の場所、秋田蕗の周辺のは、ヒョロヒョロ。土のせいかなあ。

 あ、写真の姫踊子草などの周辺は、このあとちゃんときれいにしましたよ。後ろの黒いビニールと杭は、広い畑を管理しきれずにいたら、おじさんが見かねて敷いてくれたものです。(つまり、草刈をしなくてもいいように・・・)

茎立ち(くくたち)

2015年05月06日 | 日記
        
 
 いやはや、芽キャベツが、呆けていました。
 


 でも、こんなかわいい花が顔を出してもいて。去年まで見た覚えはないのですが。
 
 きょうが立夏。夏です。が、茎立ちは、春の季語です。
 岩手滞在の半分は、草との格闘だなあ。

 *昨日今日は、秋田です。

鳥の巣

2015年05月04日 | 日記
      

 小屋の庇にできていました。まわりには、セキレイがよく来ているのですが、まだこの巣の出入りは確認していません。巣の下にも藁くずがいっぱい。
 
 鳥の巣に鳥がはいってゆくところ  波多野爽波  

東京の電車

2015年05月02日 | 日記

 東京に住んでいて30年。なのに、またやってしまいましたよ。

 先日、市ヶ谷での出版祝賀会の後、そのまま岩手へ来たのですが、市ヶ谷は総武線。行くときは、四谷で乗り換えて、とちゃんとできました。で、終わった後は、東京駅から新幹線です。

 市ヶ谷の駅では、「童子」のHさん、Kさんと一緒になり、総武線に乗り込みました。お二人は秋葉原で日比谷線とのこと。それでは、と秋葉原までおしゃべりをして、別れました。ところが、秋葉原の次は浅草橋。あれ? と私。総武線って、もしかして東京駅に止まらない?! で、そのまま見送って、次は両国。これは、間違いない。違っているよー。と、あわてて降りて、秋葉原までもどり、山手線に乗り換えました。なーんか、総武線は中央線と一緒的な感覚があり。だって、ほとんど並列して走ってるじゃないですか。四谷あたりまでってこと?

 Hさん、Kさん、(Hさんは、ときどきブログごらんいただいてますよね)あそこで、一緒に降りるんでした。なんて、無様な。新幹線の時間は十分余裕があったので、大丈夫でしたが。

   名前わかりません。

 * そうそう。先日ベジブロスのことを書いて、お肌の調子がいいなんて、書きましたが、かかとやすねのガサガサがなくなったとか、そっちです。(って、言っておかないと、顔かと思われるので。ね。顔はまあ、さておきましょう)