前回? の本屋大賞だった『羊と鋼の森』(宮下奈都)文藝春秋社を、ようやく読んでいます。
その中に、先輩調律師が、主人公に「音」のことを教えるときの喩えとして、原民喜という方(詩人なのですね)の言葉を引用しています。これがとてもいいので、記録しておこうと思います。
明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体。
原民喜さんが、こんな文体にあこがれているとおっしゃっているのだそうで。本の中では、主人公の上司の調律師が、理想とする音をそのまま表していると感じたと言うのです。
実は、書かれている内容は大好きなのですが、文体が好きになれない作家さんがいます。とてもとても残念。上記のような文体に、私もあこがれます。
お正月に満開だった臘梅です。
その中に、先輩調律師が、主人公に「音」のことを教えるときの喩えとして、原民喜という方(詩人なのですね)の言葉を引用しています。これがとてもいいので、記録しておこうと思います。
明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体。
原民喜さんが、こんな文体にあこがれているとおっしゃっているのだそうで。本の中では、主人公の上司の調律師が、理想とする音をそのまま表していると感じたと言うのです。
実は、書かれている内容は大好きなのですが、文体が好きになれない作家さんがいます。とてもとても残念。上記のような文体に、私もあこがれます。
お正月に満開だった臘梅です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます