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童子全国大会が浜松で開かれました。私は前日から行き、東海道30番目の宿場である舞阪を吟行。浜名湖の漁港の牡蠣漁の舟のあるあたりを目指しました。
京から近い海である「近江」に対して、遠い海である「遠江(とおとうみ)」と言われた浜名湖。その出入り口のところにある舞阪漁港です。
最高のお天気でした。
浜名湖といえばなんといってもウナギですが、ここはシラス漁が有名。でもシラスは春の季語だし、牡蠣も揚がっているという下調べをしていたので、(なにせ牡蠣は冬の季語だから)そこにいた舟の人にきいてみました。すると牡蠣の水揚げは朝に来ないとだめ(そりゃそうだよね)ということです。
フグのエサ(イワシに塩)
これもフグのエサ(アジ)
その方は、翌日のフグ漁の準備をしていたわけで、でもでもそこにいたもう一人のおじさんにしつこく「牡蠣を剥いているところとかはないですか? 見たいんですが」と言ったところ、「女房の在所でやってるかも」と自転車で一度見に行って、やっていたからと案内してくださり!
雁木(がんげ)と呼ばれる船着き場から、小屋までの道がまたよくって。あちこちに「牡蠣」という幟があり、そのおじさんの奥さんの在所(この場合は実家)へ。小屋で牡蠣割、牡蠣剥きの作業をしているところ、存分に見せていただきました。いやー、おもしろかった。(写真なし)