タコス屋台

大阪のたこ焼き屋と、メキシコのタコス屋台は、なんとなく似たような雰囲気をかもしだしている。
「街のあちこちにあるオープンな店で、焼いているところが見られる」
「庶民が気軽に立ち寄れて、熱々のをその場にしゃがみこんで食べてもおかしくない」
私、４ヶ月位前に大阪に越して来たのだが、たこ焼き屋を見てなぜか嬉しくなってしまった。

大阪はラテンだ、と誰かが言う。東京人はスペイン派、大阪人はメキシコ派が多い、という話も聞いた。そうかもしれない。
でも、それでは、道産子の私は何だろう？　私はスペインもメキシコもキューバも好きなのだ。

たこ焼きもタコスも、きちんとした食事ではないけれど、小腹が空いたときに軽くつまむのもいいし、お酒のつまみにもよさそう。。。
ところであるとき、コッテコテの浪速の男（自称ラテン系）に聞いてみた。
「ねぇ、タコス好き？」
「なに？たこ酢～？　いや俺、たこ焼き以外のタコは食わへんでぇ」

たしか私の国では「たこの酢の物」と呼んでいたのだが。。。