スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

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国際キャッシュ・カード

2006-11-30 | コスタリカの旅_2007
コスタリカ旅行はたった2週間の予定なので、お金は現金で持って行ってもいいのではないか、とも思う。しかし、カードでお金を引き出せるようにしておいたほうが、何かと安心だ。4年前のメキシコ旅行のときは、シティバンクのカードで現地通貨を引き出していたのだが、このワールドキャッシュは初回入金から2年のみ有効で、清算してしまえば解約の必要もない。もちろんカードはとっくに処分している。手続きの際「日本国内の連絡先として固定電話の番号が要る」とかなんとか、ごねごねと言われたような記憶があるので、また新たに作るのもめんどうだ。

そこで、三井住友銀行の普通のキヤッシュ・カードを「国際キャッシュ・カード」に切り替える手続きをとることにした。銀行に、カードと印鑑と“身分証明にしか役に立たない” 自動車免許証を持って行った(が、身分証明書を見せろとは言われなかった)。窓口では、このカードで引き出せるATMがコスタリカにあるかどうか調べてくれた。

発行(変更)手数料1,050円
そのほか海外での利用手数料が:
引き出し(金額にかかわらず)200円
残高照会100円
そのことを説明した上で、窓口の女性は「2週間くらいの旅行でしたら、クレジット・カードをご利用になったほうがいいのでは…」などと言う。しかし私は自分が海外で “いかにもクレジット・カードが使えそうな” お店で買い物をしたり、ホテルに泊まったりするとは思えない。バスに乗ったり、市場で買い物したり、ご飯を食べたり、現金で支払う機会のほうが多いに違いない。ホテルにセーフティー・ボックスがあるとは限らないし、2週間分の旅行費用を家からずっと持って歩くのは気が重いのだ。

一瞬、クレジット・カードでキャッシングするほうが安くつく場合もあるのでは?と思ったが、利息を計算して比較し、どちらが得か選ぶのもめんどくさい。キャッシングは万が一の場合にとっておいて、やはり今この機会に国際キャッシュ・カードを作っておこう。またすぐ海外に行く機会があるかもしれないではないか!?

手続きをしてから1週間ほどで、PLUSマークつきのカードが書留で送られてきた。海外ではPLUSマークの入ったCD・ATMで引き出しが可能なのだ。元のキャッシュ・カードは自分で破棄する。あとで調べてみると、手数料はどれもシティバンクのワールドキャッシュと同じだった。ちなみに、トラベラーズチェックについては、購入にも両替にも手間がかかるので考えていない。

事前に買ったもの(1)

2006-11-22 | コスタリカの旅_2007
本当はみんなに内緒にしておこうと思っていた。でもそうもいかなくなった。ほかにネタがないので、書かずにはいられなくなったのだ。来年2月、コスタリカに行くって事を。

なにしろもう4年も日本国を出国していないので、パスポートにカビが生えてやしないかと心配だ。期限切れになってないだろうか。まさか旅行カバンに蜘蛛の巣が張ってるってことはないよな。何を持って、何を着て行こう。旅行用にとわざわざ新しくモノを買わない主義だったが、普段あまりにも質素に暮らしているので、いざとなると色々なものが欠けていることに気づく。

まずベルト。唯一持っているのは、買った翌日にふち飾りが取れるような安物だった。金具がでかくて重く、こんなんじゃ、空港のチェックでひっかかり、ベルトをはずせと言われかねない。それにやたら長くてわき腹まで届くのがじゃまくさい。なぜ長いのか。決して自分がやせていると自慢したいわけじゃない。いまどきのベルトはおへその数センチ下の腰に止めるように出来ているので、腰周りにあわせて長いのだ。しかし私としてはなるべくおへその近くでベルトを締めないと気持ちが悪いので、余ってしまう。

婦人モノのベルト売り場を覗くたびにがっかりしていた。長くて調節がきかないなんて、役立たずばかりだ。そんなある日、ふと通りかかった鞄屋で安売りしているのを発見。紳士モノのベルトも1000円ぽっきりで売っているではないか。紳士モノはたいてい調節がきき、短くカットできるようになっている。その中に、紳士モノにしては幅広で、きゃしゃな金具の付いた茶系のベルトを見つけた。女性でも違和感ありませんぜ、という顔をしている。

よし、これだ。コスタリカ旅行に向けてまず買ったもの。ベルト1000円なり。当然その日から愛用している。長くて重いベルトは即捨てた。「ひとつ物を買ったらひとつ捨てる」、これ、ジプシーの鉄則である。

今日の関連用語
ベルト cinturón
シートベルト cinturón de seguridad


グリンゴの由来

2006-11-02 | ほうげん・ひょうげん
ある日のこと、某先生(メキシコ人・スペイン語教師)と話しているとき、「gringo の意味知ってる?」と聞かれました。
「えーと、本来は米国人のことを指すんだけど、欧米人全部ひっくるめることも…」と言いかけると、
「いやそうじゃなくて、どうしてgringo(グリンゴ)と言うようになったか」
あ~は~、由来ってやつですね。

アメリカ合衆国とメキシコ間の歴史上のことはちょっと置いときますが、某先生によると、昔メキシコに入りこんできたアメリカ人兵士に向かって、その軍服が緑色だったことから、green go!(緑は出て行け!)と叫んで追い出そうとしたのが始まりで、
green go → grin go → gringo になったというのです。

ほー! なるほどです。納得です。

そこですんなり納得したので記事にするほどのこともなく、忘れかけていました。たまたま昨日gringo という言葉が某コロンビア人の口から出たので、「gringo の由来知ってる?」と聞いてみました。ところが彼によると、そもそもは green out! だったそうな。「出て行け」 = out なので、
green out → 田舎の人たちだったので語尾がなまった → green ou → grin o → gringo
という風に変わったというのですが、なんかこれちょっと苦しくないですか?

「green go が gringo になったっていうんじゃイケナイの?」
「いや、go じゃ出て行けっていう意味にならないから、green out だよ」

そうなの? 

私は英語の話をされるとアウトなのよね~。

ちなみにスペイン語圏で使われるこの gringo という言葉は、日本人が米国人に対して使う「ヤンキー」のような蔑称なのですが、欧米人とか白人とか金髪の人など、幅広い範囲で使用されているようです。ときには我々日本人まで gringo にひっくるめられることもあり、これは日本語でいう「ガイジン」という感覚なのかなぁ?と思いますね。