スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

カンクンまでの長い旅(2)

2009-09-22 | 旅のよもやま話

さて、8年前の旅の話の続きです。

そもそもはカンクンのセントロ(中心街)の宿で、友人(仮名:ヨシ子)と現地集合するはずだったのですが、ヒューストンで1泊足止めされ、連絡をつけられないまま、寝不足のボロボロ状態でカンクンの空港に到着したのは、半日遅れの翌朝お昼近くだったかしら。空港でまずテレホンカードを購入、友人が前夜泊まったはずの宿へ電話しました。

ヨシ子は? そこにはもう居ませんでした。

でも、メキシコ人の宿の人が、ヨシ子からの伝言を伝えてくれました

「ヨシ子の友達? カオールかい? ヨシ子は今朝このホテルを出て、イスラ・ムヘーレスに向かったよ。いいかい、メモをとるんだよ。ヨシ子はイスラ・ムヘーレスの、ポサーダ××に居るはずだよ。電話番号は…」

…とまあ、こんな具合に、親切な人で本当に良かったです。ほんっとに。

私は、空港から中心街まで行く必要がなくなったので、まっすぐに「イスラ・ムヘーレス行きの船乗り場」まで行くべく、コレクティーボ(乗り合い自動車)を探したのでした。

カンクンの空港
 ↓
コレクティーボで船乗り場へ
 ↓
イスラ・ムヘーレスまで船で
 ↓
ポサーダ××に到着
宿の人に 「ヨシ子はチェックインしてすぐ、ビーチに出かけたよ」 と言われる。
 ↓
とりあえず自分の部屋をとりシャワー
 ↓
なんとなくビーチ方面へ…

という道のりで、ようやくヨシ子と遭遇できたのは、なんと、ビーチでした。

エメラルド・グリーンに白い砂…、夢のように美しいカリブ海の景色の中に、居ました、居ました。遠くから見てもいかにも日本人のヨシ子が、ビーチ沿いのBARでトロピカル・ジュースかなんか飲んでいました。

「あれ~? かおるさん、早かったね。もう1泊くらいヒューストンで足止めかと思ったよ」
「もう1泊~? そんなことしたら、メキシコ滞在日数が減るよ。ああ、もったいない、もったいない」

さっそくヨシ子の借りたパラソルの下に寝そべり、「playa(ビーチ)でほげほげ」を満喫する私でした。疲労困憊、睡眠不足の目に、カリブの海はまぶしく、ひたすら美しかったです。

あ~、よかったな~、イスラ・ムヘーレス。。。

こんなハードな旅に耐えられる体力は、今の私にはもうありませんが、あの美しいビーチで寝そべる贅沢を、もう一度味わえたらどんなに良いかと思います。

  *  *  *
これは「カンクンまでの長い旅(1)」のつづきです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンクンまでの長い旅(1)

2009-09-20 | 旅のよもやま話

もう当分、旅行なんてできない(涙)、そんな悲しい現実の生活で、ふと、昔の「よもやま話」を思い出したりします。もうかれこれ、7年くらい前のことでしょうか。。。

乗り換え地から「飛行機が飛ばない」というアクシデントに見舞われたことがあります。ヒューストンに着いたは良いけど、なんか雰囲気が変…。ヒューストンがハリケーンのため洪水になり、飛行機が着いても、乗り換えの乗客は飛べずにたまるばかりだったのです。

私は、休暇をとって日本からメキシコのカンクンに行く途中でした。日本人特有の短い旅程なので、一日削られるのはとても惜しいけれど、自然や天候にはさからえません。Ni modo(しかたがない)。しかし問題は、その晩カンクンのセントロ(中心街)にある宿で una amiga japonesa と現地集合する計画だったのです。彼女にどうやって知らせるか!? 国外で携帯メールなんて、当時はありえませんでしたから。

ヒューストンでは、空港直のホテルは満室、洪水で道が閉鎖され、電話回線も落ちてつながらない、という状況だったので、メキシコの宿に連絡もできず、焦燥感にかられました。おまけに、パックツアーじゃなかったので、翌朝の飛行機を自分で手配、交渉しなければなりませんでした。

足を伸ばして休める、という理由でターンテーブルの上(ここだけ絨毯敷きだった)に、日本人一人旅の面々がなんとなく集まって、交代で荷物番をしつつ助け合ったり語り合ったり。しょっちゅう旅行してたら、たまには飛行機の遅れなどに当たることもあるだろうけど、「ヒューストンの空港内のターンテーブルで寝た」という人はそうめったにいないのではないでしょうか。

夜中に、毛布の配布があり、じきに「ハンバーガーとコーラ」が支給されました。やっぱりアメリカ・コーラ国です。しかし、喉のかわきはコーラじゃ癒えません。コーラより水がほしかったな~。み、みずを…。

翌朝起きて、というよりほとんど寝られぬまま、カウンターに出向くとすでに長蛇の列、待つこと待つこと。幸運にも日本語を解するスタッフにあたり、無事に午前中のカンクン行き便をゲットし、ほっと一息です。

「あ~、アメリカナイズされたカンクンより、早くイスラ・ムへーレスに行って、playa(ビーチ) でなんにもしないでほげほげしたい!」
ひょっとして友達は、心配してカンクンで待っているでしょうか?
そうでなければ、どうやって彼女に会えるのでしょうか?nose4

つづく。


※ふんふん、よくよく自分のホームページを読み返すと、これは2001年(8年前)の話だったようですわ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢??

2009-09-13 | ひとりごと
Si tu futuro depende de tus sueños?
No pierdas tiempo ve a dormir.


なんか知らんけど、メル友だったラテン人から、わけのわからないメールがよく届く。どこからか取ってきたのか?著作権が誰にあるのか??不明だが、面白かったフレーズをひとつ拝借。

君の将来が夢次第なら、さっさと寝ろよ。…ってか?

"ve" っていうのは、「行く」ir の命令形でもあるし、「見る」ver の命令形でもあるんだわね。ヒジョーにまぎらわしい。
でも、ver a dormir じゃやっぱり変だから、ir a dormir 「寝に行く」だと思うけど。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする