スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

ナマケモノ現る

2007-04-25 | コスタリカの旅_2007
マヌエル・アントニオの、レストランで夕食を終え la cuenta (会計)を待っていると、アミーゴが駆け込んできた。「ほら、昼間話したろう、ナマケモノがここらに来るって。今、来てるんだよ。だから君に知らせに来たんだ」

  
なんて親切なんだろう。このアミーゴはよそのレストランの客引きで、ハッピーアワー(1杯の料金でドリンクを2杯飲めるサービス・タイム)に声をかけられ何度か話したことがある。一度そこでピザを食べたが、おいしかった。メニューの写真に色々な種類の「寿司」があるのは不思議な気がした。余談だが、「寿司」はブームなのか、普通の店のメニューになにげなく「巻き寿司」がポンとあったりした。

名前も知らないそのアミーゴは、その日の昼間「この辺の電柱のあたりに時々 perezoso (ナマケモノ)が現れて、しばらくのそのそ動き回っていることがある」という話をしてくれた。でもその後、「小さなトラも来るんだよ。猫と同じでかわいいもんだぜ。このビーチにはサメも来るし。でもちょっとカジられるだけで、死にはしないさ、は、は、は」なんて話が続くので、ぜーんぶ冗談なのかと思ってしまった。しかし、ナマケモノの話は本当だったのだ。

会計を済ませて外に出ると、レストランの並ぶ通りのビーチ側に、人だかりというほどではないが、観光客が数人集まって上を見上げている。上を見やると、電話線(?)のあたりにもそもそ動く物体があった。それがナマケモだと気づいた人々は、このラッキーな遭遇に感動していた。


ごめんねー、と思いながらフラッシュをたいて写真を撮ってしまった。しかし彼の向いている方向が悪く、なんだかよくわからない塊にしか写らない。すまんのう。。。とにかく「なまけもの観光客」の私がナマケモノを観察してきたというわけだ。

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晩ごはん

2007-04-18 | コスタリカの旅_2007
ホームステイ先のセニョーラは、たいへんな料理上手で、3ヶ月単位で受け入れる留学生を飽きさせない技術をお持ちである。「1ヶ月や2ヶ月は、同じ料理を繰り返さずにやっていける」とおっしゃる。当然、10日やそこらの私は同じものが当たることはなかった。arroz con pollo や arroz con mariscos など、典型的なコスタリカ料理もあったが、他にも色々…。



albóndigas(肉団子)とつぶしたポテト。私にだけはサラダがついていた。うしし。


左は茹でた yuca(キャッサバ芋)、右は frijoles(豆) と野菜の煮込み。


魚の甘酢あんかけに piña(パイナップル)が乗ったもの(中華風)、とポテト。各自が取るように真ん中に置いたサラダには、ミニ玉葱の酢漬け(?)が入っていて、なんとなくラッキョウに似ているなぁと思った。

主食は米だったりパンだったり、トルティーヤだったりイモだったり、バラエティーに富んでいるので、長く住んでも飽きずに食生活が楽しめそうだ。


おまけに、近所で見つけたトルティーヤ工場の写真。トルティーヤはパック入りでスーパーで売っている。いまどき各家庭で作るってことはなさそうだ。
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まぼろしの円球石

2007-04-15 | コスタリカの旅_2007
オーパーツ:
場違いの人工物。そのにあるはずのない加工品。古代の遺跡や出土品で製作方法や技術などが解明できない不思議なもの。 out of place artifacts の略。
(imidas別冊付録『IT用語・カタカナ・略語辞典』より)


「ねぇー、かおるちゃん、いくら観光無精だって言っても、あのオーパーツくらいは見てきたんでしょ!?」
と、友人に聞かれた。
「なに、それ。」
「えーーー、知らないの?世界七不思議のひとつ、まんまるい石球よ。あれは確か、サン・ホセなはずよ。」
「え"。」

ありゃー、大事なモノを見逃したみたいだ。『地球の××方』で復習すると、国立博物館のところに「注目したいのは、中庭に置かれているまん丸の円球石だ。」と書かれている。国立博物館は行ったのに、そんな石を見た記憶はない。たまたま行った日には、中庭にテントが張られ楽団が大々的に演奏をしていて、その周りには椅子が並べられ観客が聞き入っていた。それに気をとられ、視界には入っていたかもしれない円球石が目に留まらなかったのだ。だいたい予備知識が頭に入っていなかったので、目に留まったとしても「へー」と通りすぎていたかもしれない。どんなものか興味ある方は、こちらの暇人さんのブログ記事をどうぞ。


そう、確かに国立博物館へは行った。そして「秘密の庭」で蝶々たちとたわむれた。青い蝶が優雅に舞っていたけれど写真に撮るのはキビシかった。


サン・ホセの観光名所は一応ひと回りしたつもりだった。モラサン公園だって行った。しかし『地球の××方』で復習すると、「モラサン公園付近には民芸品店も多く、先住民の仮面や牛車のミニチュアなど見ているだけでもたのしい。」とある。しまった、これも見損なった。ま、こちらはそれほど重要じゃないけど。

サン・ホセ観光は、半日あれば充分という話である。なのに何度もサン・ホセをぶらぶらしながら、肝心なモノを見ていないワタシっていったい…!?

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ALAJUELA

2007-04-01 | コスタリカの旅_2007
ある日曜日、サン・ホセの Merced 教会の向かい側にあるバス・ターミナルから、ALAJUELA という都市に行ってみた。

 
左は Merced 教会。バスは頻繁に出ており、快適。所要1時間くらい。他のバス会社もある。


町の中心はカテドラルのあたり。中央公園側からの正面写真。 


お昼ごはん探しは案外苦戦した。pollo 屋さんはあちこちにあったんだがなぁ。前日の夕食が「買ってきた pollo」だったもので。。。しかしラテン人は pollo 好きである。


日曜日のせいか、あちこち店が閉まっていて残念。このジュース屋さんなんかおいしそうなのに。


結局、市民の憩いの場「中央公園」付近のマクドナルドで昼食となった。

Juan Santamaría 公園も、土を掘っくりかえして工事中で、「美しい花々が、きれいに手入れされていて気持ちがいい。」(『地球の××方』より)ってなわけにいかず。何かと収穫の少ない日帰り旅であった。しかしサン・ホセより治安が良いので、住むには良いのかもしれない。
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