スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

泣ける映画・笑える映画

2006-06-28 | ひとりごと
ある日のおしゃべり(勉強会のあとで)

>メンバー(ちょっとかじったさん)
>わたし(先生)

>せんせー、スペイン映画で何かお勧めってありますか? スペイン語の勉強にビデオ借りようかと思って……。
>ツ○○某店にある範囲で言うと…、そうねー『キャロルの初恋』かなぁ、かわいいし。やっぱり見ててかわいかったり、面白かったりしないと、勉強にもならないしね。
>かわいいの?
>うん、「初恋」だしね。かわいいよ。でも悲しい話です。戦争の時代のかなわぬ恋の物語。
>か、悲しいのかぁ。ほかには?
>私は個人的には『ローサのぬくもり』が好き。泣けます。
>えー、それも悲しいのぉ? ほかには?
>スペイン映画じゃなくていいなら、メキシコ映画の『赤い薔薇ソースの伝説』! これはもう「好き」を通り越してはまってますからワタシ。
>それは悲しくないの?
> あ…、それも悲しいですっ。やっぱり、かなわぬ恋の物語。でも料理がおいしそう!
>みんな悲しいんですね~。
>そうそう『海を飛ぶ夢』がDVDで出てましたよ。すっごい悲しいやつ。これは泣けます。ってまだ見てないけど。

なんだか悲しい映画ばかりだ。

でも今日ツ○○某店に行って、思い出した。ひとつ笑えるスペイン映画があった!
『13(サーティーン)みんなのしあわせ』 
ペドロ・アルモドバル映画の常連女優、カルメン・マウラが好演している。

ところで、映画の原題と日本語タイトルの間には深い溝があるようだ。

Como agua para chocolate ……赤い薔薇ソースの伝説
El viaje de Carol ……キャロルの初恋
Solas ……ローサのぬくもり
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バレとパレ

2006-06-21 | ほうげん・ひょうげん
スペインでよく聞くことばに、Vale. というのがある。承諾や了解の意味で、わかったよ、とか OK みたいに軽い感じで使われる。わかったってば、という風にVale, vale. と繰り返されることもある。ところがこれ、同じスペイン語圏でも、中南米では聞こえてこないんだなぁー。

今日のNHKラジオスペイン語講座で Vale. が出てきて、木村先生が「これは中南米ではあまり使いません」とおっしゃっていた。今期の講座には、スペイン人のエミリオと日系ペルー人のカズミさんが登場し、木村先生がことごとくスペインとペルーの違いをおふたりに確認してくれるので、そういうの大好き!な私は大喜びである。

ところで、私はそもそもスペインのスペイン語から入門したらしいのだが、ある程度コミュニケーションがとれる段階で南米エクアドルに行き、首をかしげたり勘違いしたり、色々とまどいがあった。たとえば、バス停というものがないエクアドルでは、手を上げてバスを止めて乗り込み、降りたいとこらへんで運転手に告げて降ろしてもらうのだが、このとき乗客が「バレ、バレ」と言っているように私には聞こえていた。

Vale, vale. このへんでオッケー(降ろしてよ)、と言っているのかと、ずーっと思っていたのである。
それで私も真似して「バレ、バレ」と言っていた。バスは止まり、降りることができたので、自分が間違っているとは夢にも思わなかった。しかしあるとき友人に確認してみると、なんと正解は「パレ、パレ」だったのである。

Pare, pare. 止めて、止めて。
そうか~、PARAR (止める)のUsted に対する命令形だったのか~(汗)。
パとバの違いはともかく、L と R の違いにまったく気づいていないところに、日本人の宿命とゆーものを感じてしまった。
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