スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

トルティーヤ体験

2005-04-27 | ひとりごと
ひょんなことから、トルティーヤ作りの見学(体験)をすることになった。スペイン・オムレツのほうじゃなくて、メキシコなどの主食になる、トウモロコシの粉でできた薄いパン?(タコスの皮になる部分)のほうである。

トルティーヤ体験といっても、マヤの民族を着て、臼でトウモロコシと挽くところから始まるアレではない。もちろんそれもあこがれちゃうけど。

いちおうfábrica(工場)と呼ばれている場所には、masa(生地)をこねる機械と、トルティーヤを焼く三段plancha(鉄板)の機械があった。CELSOさんが、ラグビーボール状にまとめた生地を押し込むと、薄くの伸ばされた生地が丸くくり抜かれていく。それをはがして鉄板に導く。ガスの火で熱くなった丸い鉄板が三枚、ぐるぐる回っている。丸い生地が一枚ずつ一番上の鉄板に落ちる。ぐるりと一回りすると、ひらりとひっくり返されて二番目の鉄板に落ちる。また一回り。最後の鉄板にひらりと落ちたそれは、見事にプーと膨らみながら、最終地点に到着! すかさず私が火鋏みたいので拾い上げて台の上に並べていく。

maíz(トウモロコシ) の良い香りがした。た、たのしい~。

プーと膨らむのが「良いトルティーヤ」だとよく聞く。焼きたてを味見させてもらったが、う、う、うまい。粉も機械もメキシコ製との話だった。しかしこのメキシカンな味を大阪で作っているCELSOさんはペルー人。去年、梅田のフィエスタメヒカーナで、私がみっつめに食べた、あのいちばんうまいトルティーヤを焼いていたのがこの方だった。ちなみにあのとき客引きをしていたのはチリ人らしい。

     *      *      *      *      * 
 
えっへっへ。働いたご褒美にトルティーヤもらってきました~。

見学してみたい方、いらっしゃいますか? 一度CELSOさんのレストラン、「プカソンコ」に遊びに行って直接相談してみてはいかがでしょうか?
(工場はぜんぜん別の場所です)

このレストランがらみでもうひとつニュースがあるのですが、今日のところはこのへんで。。。
泣きっ面に蜂。花粉症に風邪。鼻と喉と咳の三重苦で今朝からゼーピーしてますんで。ほにゃ。

接続法未来!?

2005-04-24 | くらべて文法(西・英)
スペイン語の姪にあたるポルトガル語には、なんと「接続法未来形」というのがあるんだそうで。西語おばちゃんよりめんどくさそうなのよ。
以下、nyan さんにしか通じないかもしれない話なので、(特に)スペイン語初心者の方は目をつぶってとばしてくださいますよう。。。

ポ語 (英語) 西語 「日本語」
quando (when) = cuando 「~する時」
enquanto (while) = en cuanto 「~するとすぐ」
logo que (as soon as) = luego que 「~するとすぐ」
sempre que (always) = siempre que 「~する時はいつも」
depois que (after) = después de que 「~した後で」
se (if) = si ←保留中
como (as) = como ←??
ポ語では「これらの接続詞で始まる節の中では接続法未来を使う」そうです。

nyan さんが作ったポ語の「接続法未来使用例」の、西語版を作ってみましょう。
ポ)Logo que a polícia chegar o problema será resolvido.
  「chegar:接続法未来」
西)Luego que la policía llegue, el problema estará resuelto.
  「llegue:接続法現在」
英)As soon as the police arrive, the problem will be solved.

過去に現実に起きたことには直説法が使われるわけですよね?
ポ)Quando ele chegou, ela estava dormindo. 「chegou:完全過去」
西)Cuando él llegó, ella estaba durmiendo. 「llegó:点過去」
英)When he arrived, she was sleeping.

西語の場合、Cuando で思いつく時制はこんなところかしら。
未来の話)Cuando él llegue, ella estará durmiendo. 「lleque:接続法現在」
現在の習慣)Cuando él llega, ella está durmiendo. 「llega:直説法現在」
過去の事実)Cuando él llegó, ella estaba durmiendo. 「llegó:点過去」

西語では、従属節「時を表す副詞節」に使う動詞は、簡単に言うと
仮定的な話のときは接続法、現実的な話のときは直説法。
実は調べてみたら、西語にも接続法未来形の活用があった!のですが、たとえ未来の話をしていても、従属節に接続法未来形を使うことはありません。
ポ語では、接続法まで未来形になるというわけですね~。その方が道理に合っているかも。。。

しかし、同じ「時を表す副詞節」だと思えるのに、ポ語では上記(接続法未来形)グループに入らないものがいくつかあるのです。

desde que (since) = desde que 「~して以来」
  〃   (as long as)
antes que (before) = antes de que 「~する前に」
até que (until) = hasta que 「~するまで」
何か共通点はないものかとしばし考えましたが、お手上げでした。
なぜ別枠なのでしょうか!? やっぱ覚えるしかないのかにゃ~ん。

antes de que 「~する前に」
これに関しては西語の「時を表す副詞節」の中でも別枠になっていて、いつでも接続法が使われます。たとえ過去の話であっても、その時点では未知のこと(~する前)なので直説法ではないのです。

se (if) = si の構文については、nyan さんにやる気があるなら受けて立ちます(いや、喧嘩じゃなくて。便乗しますの意)。でもしばらく、そっとしておいたほうが良いかも~、長くなりそうだし~、となにげなく逃げ腰。

幻のシーン

2005-04-23 | ひとりごと
先日さしゃさんのブログで「赤い薔薇ソースの伝説」に関する記事を見かけて、久々に私も見てみることにした。私が持っているビデオはなぜか米国製、英語字幕つき[Like Water for Chocolate] である。

「メキシコは楽しい」の中に、この映画について書いたものがあるのだが、実は何度見てもまだ謎が残る映画なのだ。謎というか… 私が見たあのシーンはいったいどこに行ったのよ~? ということ。

1)ティタが中庭で鶉をつかまえ、それを台所でつぶす(殺す)ところ。
2)男手のなくなった農場に革命軍(このときの隊長=ヘルトゥルディスの夫、という設定)がやってきて、エレーナかあさんが銃ひとつで家を守りぬくところ。
3)おかしくなったティタを連れて行ったジョン医師が、バスルームでティタの折れた鼻をグギッと力をこめて治すところ(痛そうだった)。
4)他に、ジョン医師のおばあさんとティタのシーンなどもあったような気がする。

はっきり言って、何度見ても謎が残る…のは、同じビデオ(105分)ばかり見ているせいなんだけどね。でもメキシコのUNIVERSALで見せてもらったDVDにも確かこれらのシーンはなかったと思う。いったいどこで見たんだろう、ワタシ。エクアドルに住んでいるとき借りたビデオだったのか、それとも、日本の映画館での記憶がそんなに鮮烈だったのか? 日本のビデオ屋にあるのはどうなんだろう?

完全版(って言いましたっけ?)はどこにあるんだ~??? 
【情報求む】謝礼は出ません が、よろしくお願いします。

「~で」前置詞

2005-04-22 | スペイン語のいろは
動詞は原形のままです(不定詞)。

手段や方法「~で」
HACER A MANO 手で作る(手作りする)
ESCRIBIR A MANO 手で書く(手書きする)
IR A PIE 足で(徒歩で)行く

IR EN COCHE 車で行く (EN+乗り物)
ESCRIBIR EN INGLÉS 英語で書く (EN+言語)

ENVIAR POR AVIÓN 飛行機で(航空便で)送る
PAGAR CON TARJETA カードで支払う

原因や理由「~で」
MORIRSE DE HAMBRE 空腹で死ぬ(おなかがすいて死にそうだ)
LLORAR POR MIEDO 恐いので(恐くて)泣く

¡Ojo! このように手段・方法・原因・理由を表す「~で」前置詞といっしょになるときは、名詞に冠詞がつかないことが多いです。

2つおまけ。
Hecho/a a mano
手作り・手製
Hecho/a en México
メキシコ製の
HACER (する・作る)という動詞の過去分詞・形容詞→ HECHO/HECHA。

ワインカラー

2005-04-17 | ほうげん・ひょうげん
昨日の勉強会で、「バルで注文する」という設定の会話を練習しました。
スペイン語の「はじめてさん」でも、VINO TINTO (赤ワイン)はしっかり知っていたりするので驚きました。「でも、フツーの赤は ROJO/A ですからね。TINTO ではないんですよ~」と説明しながら、それじゃ~TINTO ってナンなのよ?と今さら疑問がわきました。幸い誰にもつっこまれなかったので、家に帰ってからこっそり辞書を引くと、

TINTO/A(現代スペイン語辞典/白水社)
[形] 暗赤色の:~en sangre(血に染まった)
[男] 赤ワイン,  《南米》ブラックコーヒー


ふうーん、暗赤色なんですね。TINTO だけで「赤ワイン」の意味もあるんだぁ。しかし南米では「ブラックコーヒー」だなんて!…知りませんでした。

そういえば「ワインカラー」と日本で言うときも、意味するのは赤ワインの色ですよね。つまり暗赤色?
英語の WINE RED というのは、「ワインの赤」という色の表現でしょうか?
あ、別に問題を提起しているわけじゃないので、みなさん、落ち着いて、落ち着いて。

ちなみに白ワインは VINO BLANCO。
白・白い= BLANCO/A、こっちは何の問題もないですかね。白ワインの色はちょっと黄ばんでるけど。。。