YATEKOMO

スペインで、YATEKOMO　というカップ麺を知った。

グラナダの友達が「YATEKOMO がいま流行っている。お土産にどうか」と言って、売っているアジア系の店まで連れて行ってくれそうな勢いだったが、「いやいや、買わないよ」といってかわした。なんでわざわざスペインでカップラーメンを買うのか。

流行っているといっても友達の家だけかもしれない…とひそかに思ったのだが、のちにマドリッドの「エルコルテイングレス」のスーパーでたくさん売っているのを見かけた。結構普及しているようだ。いろんな味のが出ていた。一番シンプルそうなのをついつい買ってしまった。お土産じゃなくて自分が食べるためだ。

ところが、ホテルでお湯はわかせたのだが箸がない。あるのはティースプーンのみ。なんとかすくいあげながら、すするようにして食べきった。味は特に特徴もなく普通だった。

YATEKOMO　は、Ya（もう）Te（君を）Como（食べる）から来ているそうだ。como をＫに変えたところがミソなのかもしれない。

アイス

アイスが好き。

でも日本ではあまり食べない。

海外旅行に行くと必ず１回は食べる。

これ、グラナダのアイス屋さんの写真である。Plaza Nueva 近く。
ガラスに反射して見にくいけれど、きれいでしょ。おいしそう。

もちろん食べた。
un cucurucho （アイスクリームの）円錐型のコーン

チョコラテ・チューロス

スペインに行ったらチューロスをチョコラーテに浸して食べたいと思っていました。

日本のドーナツ屋さんに売ってるチューロスは甘いけど、本場のチューロスは甘くないです。それを甘い chocolate（ホットチョコレート）や café con leche（ミルクコーヒー）につけて食べるのです。コーヒーは常識的に砂糖をドバっと入れるもので当然甘いです。

さてマドリッドで宿泊していたオスタルから歩いてすぐのところに、チューロス屋さんがあったのはラッキーでした。"un Chocolate churros" と注文するとチョコラーテとチューロス一皿のセットが出てくることがわかりました。これは朝食セットの一環のようです。たった2.5ユーロで、幸せな朝食です。

おいしくて腹持ちが良いので、またほかの日にも行きました。ところが、同じく頼んだのに値段が…、高い？　観光客だと思われてボラれたのかと一瞬思いましたが、確認してみたところ、セット価格は平日のみとのこと。そうですかぁー今日は日曜日。納得です。

15年前にスペインに居たころは、ほとんど自炊だったのでチューロスを食べる機会はあまりなく、思い出すのは一度典型的な朝帰りチューロス（オールで遊んで朝チョコラテ・チューロスを食べて帰る）を体験させてもらったこと。そしてグラナダのカテドラルの前にあったチューロス屋さんで揚げたてのを一袋買って、食べながら歩いたこと。素でもイケます。実は私、お塩少々振って食べてもけっこうすイケるのではないかと思ってるんです。こんどやってみたいです。

快適！？バス移動

身の回りの物を片付けていたら、スペイン旅行の記録メモが出てきました。なんだかんだでもう５か月経ってしまいました～（汗）。

さて４月下旬、マドリッドに到着した翌日、強行でグラナダへ移動しました。強行と言っても若いときと同じというわけにはいかず、今回は往復ともＡＬＳＡ社のプレミアムという快適バスを利用しました。テレビや映画が見られ、おねえさんがランチボックスや飲み物を配ってくれます。トイレもあり、途中運転士が交替するだけで休憩ははさまないため、普通のバスより早くグラナダに到着します。

本当に快適！！なはずが、、。
グラナダ行のバスでは、後ろの席のご夫婦がひどく咳き込んできるのが気になりました。もちろん、風邪はしょうがないし、お気の毒ですが、なにもそんなにまき散らかさなくても…。
「マスクしろー」 と言いたいところをぐっとこらえて、さっさと自分がマスクしました。

運転士に「アレルギーか？」と聞かれ、仕方がないので「そうだ」と答えました。咳の合唱はクライマックスに達し、私は思わずマスクのワイヤーを密封させようとがんばります。しかし食事の時間が来たらもう、観念するしかありません。マスクをはずしてそそくさとランチを食べました。

咳やくしゃみで風邪菌をまき散らしているという意識はないのかな～。
外国人はあまりマスクをしないとは聞いていたけど、せめてハンカチで口元を抑えるとか、なんとかしてほしいんですけどっ。

ちなみに、スペインではマスクは珍しいけれど、今日ではアレルギーのためマスクをする人もいるそうです。