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確かに料理はできたほうがいい!旅するスペイン語

2021-07-19 | ひとりごと
このところNHK2018年の「旅するスペイン語」を立て続けに見ていた。


竹財輝之助(テル)っていう俳優さんが、グランカナリア島に住むジン・タイラとともにカナリア諸島を旅するっていうシリーズである。



ジン・タイラといえばスペイン人と日本人(柔道の大家らしい)とのハーフで、私の現役スペイン語時代には日本に住んでいてNHKのスペイン語シリーズに出演していたものだ。



俳優のテルは勉強熱心で、スペイン語を学びながらスペイン文化もどんどん吸収していくのが良かったし、ジン・タイラとのコンビがすごく合ってて良かったわー。



何より良かったのは、テルの「お世話になったお礼に日本食をふるまう」という心遣いと、そのシーンである。



おそらく竹財輝之助自身が実生活で料理上手なことから、このシナリオが生まれたのだろう。



私の見た限り、1回目はジン家にある材料でパスタ料理を作り、


2回目はキッチン付きのアパートでジン一家を招いて牛丼を作り、


最後の送別会のときに「ちらし寿司」と「コロッケ」を作ってふるまった。




ジンの娘が「料理好きの男性は良い。私は父と同じでダメだけど」と言った時にテルが
「料理はできたほうがいいよ!」 と言っていたのが印象に残った。


確かに!


料理は、生き延びるためだったり(「自炊」とも言う)


楽しみのためだったり(趣味の料理)


人にふるまうためだったり(おもてなし料理)


代々伝えられるその家の味だったり(家庭料理)


…と色々な意味があるけれど、


とくに異国に住むときには自炊はもちろんのこと、お世話になった人に「日本食」をふるまう機会はありがちだ。





料理は文化のひとつでもある。


そして料理は「芸」でもあるのだ。




私も海外では修行を積んだものだよなぁ~。




折り紙の「鶴」を折るだけじゃ、まだまだ芸が足りませんぜ。




それにしても芸達者な竹財輝之助ってすごい!