スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

テレビを見る

2005-09-19 | くらべて文法(西・英)
先日 NHK テレビの「3か月トピック英会話」で、3つの「見る」の違いをテーマにしていました。ちょうどスペイン語の2つの「見る」、VER と MIRAR について考えていた私には、興味深い内容でした。この番組、木曜夜の「スペイン語会話」の前にやっているので、たまーに見ています(フツーはその時間まで起きていられません)。この先生、ちょっと変な人っぽい?けど好きなのよねぇ。和訳しきれないニュアンスの違いを、イメージで捉え、感覚的にわかるよう説明してくれるんです。その良さを文字にするのはむずかしいけど。。。

LOOK は視線を移す→→→動作。なるほど、これはスペイン語の MIRAR みたいです。「見て!」「注目して!」「いいかい!」というときはコレですね。

LOOK!  =  ¡MIRA!

SEE は←←←何かが視界に入ってくる。ああ、スペイン語の VER に似ているでしょうか。「会う」という意味で使うということも共通していますね。

SEE YOU!   =  ¡NOS VEMOS!

ここまでは良かったんですが、どうも WATCH が割り切れません。。。
英西辞典を見ると、動詞のところには VELAR(目を覚ましている)や VIGIRAR(見張る)が載っています。

何が問題かって、、、
スペイン語では普通、テレビを見るとき VER なんですよ。「普通」というのはご飯を食べながら漠然とテレビを見ているようなときとか。。。「テレビを見てごらん(目を向けろ)!」とか、スローモーションで「9.11」の飛行機を観察するときなんかは MIRAR を使うようですが。

ところが英語では「テレビを見る」に WATCH を使うんですね~! 

WATCH TELEVISION.   =  VER LA TELEVISIÓN.

英語圏の人の感覚では、テレビって注意深く見守るモンなのかな~。この WATCH の感覚はなんだかよくわかりませんでした。先生。

おかどちがいかもしれませんが、この番組のファン?泡盛人さんの記事に「遅れトラバ」させていただきまふ。
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Abuelito dime tu

2005-09-13 | ほうげん・ひょうげん
SejaSoy さんのブログで先日、縮小辞のことが話題になっていまして、コメント欄も充実し、私の出る幕ナシといったところ。ですが、abuelito に反応してしまった私は、やはり便乗させていただきたく思います。

abuelito というとすぐ思い出すのは、「アルプスの少女ハイジ」の主題歌。
スペイン語版だと、出だしが、
Abuelito dime tú♪
(教えておじいちゃん)
なんですよね~。なつかし~。エクアドルのテレビでいつも見ていました。

探してみたら、こんなページがありました。
http://www.geocities.com/elmundoinfantil2003/abuelitodimetu.html
メロディーだけなのは残念ですが、歌詞は載っているので、自分で歌ってみましょう!

ほかに、このアニメのことを話題にしたメキシコ人のブログもみつけたんですが、どうもタイトル自体が「Abuelito dime tú」になっているようですね。
Nombre original(原題): Alps no shojo Heidi  なーんて書いてありました。
クララが歩き始めるシーンでは、メキシコ中が泣いたことでしょう。

さて、縮小辞に関してですが、メキシコだけじゃなく、私が住んでいたエクアドルでも多用されていました。
私のHP内にリディセの書いたコラムがあります→Mojo y mojito

また、chamoy さんのCIERITO LINDO内に、AHORITA(ahora の縮小語、スペインの ahora mismo?)に関して書かれたコラムがあります。メキシコとドミニカ共和国ではどうも意味が違うらしいですね!
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シントゥーラ

2005-09-02 | ほうげん・ひょうげん

このところ、なんだか腰が痛くてねぇー。

クスコ出身のペルー人に
Me duelen los riñones.
と言ってみたら、思っていた通り、首をかしげた。

では何と言えばいいのだろう。
ペルー人説:
Me duele la cintura. 

スペイン人の先生にも試しに
Me duelen los riñones.
と言ってみたら、やはり首をかしげた。
和西辞書通りとはいえ、私も変だとは思っていたのよ。

「だって riñones って臓器の名前だよ。どうしてそこが痛むってわかるのさ?」

そうだよね~。腎臓だよね~。

でもね、実は私、ネイティブの人(どこの国だったか記憶にない)がそう言うのを聞いたことがあるの。その時辞書を引いて、腎臓と腰はいっしょなのか?と不思議だったわけよ~。地域差なのか、個人差なのか。

スペイン人説:
Tengo lumbago.
しかし、それが正しいという保証はないという。
「聞いたことはあるけど、ひょっとしたらガリシア語かもしれないし、カタラン語かもしれないし。」

…って、おいおいネイティブ。彼の手持ちの西和辞書を覗くと、確かにlumbagoは「腰痛(症)」と出ている。

「う~ん、Me duele la espalda. でいいと思うけど。cintura はまさに cinturón(ベルト)のあるあたりだけどね。そこが痛むかなぁー?」
(ウエストが痛い、とは日本語でも言わないが。)

家に帰って、白水社の現代スペイン語辞典を引くと
lumbagoは「激しい腰痛. ぎっくり腰」
え。いや、そんな大げさなモンじゃないっす。歩けるし。

これ、ロス・バン・バンの cintura シントゥーラ(キューバ音楽に合わせて腰をぐるぐる回すやつ)のせいではない。歳をとると疲れが遅れて出るようになるとはいえ、ロス・バン・バン見に行ったのって2週間以上前だし、いくらなんでも。。。いや、あり得るかな、あのときの立ち疲れ。

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