なまけもの観光客

コスタリカで何をしたいか？

ウミガメの産卵でも見る？
懐中電灯を持ったガイドにしたがって夜の浜辺で産卵見物か。感動モノだというけど、テレビで見たことあるし～。

幻の鳥、ケツァールを探しに行く？
早起きして双眼鏡持って行くんでしょ？うーん、早起きか～。見つかるかどうかはついたガイドと運しだい、ということもあるらしい。

アレナル火山見物は？
夜に溶岩が赤々と流れるさまはスバラシイらしいけど、火山が見えるホテルに滞在して徹夜覚悟とか。徹夜か～。それで見れなかったら疲れがどっと出そうだね。

熱帯雲霧林ってどうよ？
自然の宝庫とはいうけれど、ひどい湿気でうすら寒そう。。。

リバーラフティングしてみない？
気持ちよさそうだけど、スポーツ系は苦手だし怪我しそうでこわいね。

おいおい、いったいやる気あんの？
そこなのよ。実は私、観光客としてはかなり「なまけもの」の部類に入る。忙しい旅行は嫌いなのよ。

なまけもの？
そうね～。SELVA（ジャングル）で「なまけもの」の観察でもしてこようかしら。

いやいや、やっぱり一番したいことは、「PLAYA（ビーチ）でのんびり」でしょう。ジャングル＆ビーチの国立公園に3日ほど滞在して、自然の中ひたすらでれでれしたいわ。スノーケリングくらいはしたいけど、もう10年くらいやってないから、大丈夫かいな。候補地はいまのところ２ヶ所で、ただいまホテルを物色中。

ホテルの予約（1）

なかなかコスタリカ計画が進まないとは言っても、はじめの１泊は首都サン・ホセに決まっているのだから、そろそろ予約をしないとなー、と重い腰を上げた、のではなく腰を下ろしてパソコンに向かった。旅行代理店などを通して予約できるのは高いホテルばかりなので、ネットで探して自分で予約できるのってやっぱり便利。しかし、ホームページを所有していて、それなりのリンク集に掲載されているホテルは、やはりある程度の規模のところばかりのようだ。

その中で、セントロに近く、安全な場所にあり、予算にも合う、理想的なホテルをやっと見つけた。なかなかセンスの良いホームページを持っていて、予約フォームもある。しかしなぜか料金表が更新されていない。'06年10月までのシーズンオフ料金しか載っていないのだ。そこで、来年２月の料金を問い合わせてみた。すかさず機械的な返信が届き、質問に対する回答は１日で届いた。機能していないわけではなかったので一安心。「予約の日付をおしらせください」とある。

写真で見る限りかわいいホテルだし、ハズレってこともなさそうなので、２泊することにした。

２泊予約します。
到着2月20日
出発2月22日
…と書いたつもりだった。

なのに翌日、「オーラー、カオル、残念だけど、22日は空いてないのよ」という短いメールがジュリーという担当者から届いた。

むこうのメールがいかにもお気楽なので、こちらもその調子で短いメールを送った。「オーラー、ジュリー、でもね、22日の朝にはホテルを発つのよ。20日と21日の夜はどうなの？」

「20日と21日の夜は予約できてるわ。キャンセルがあるかも知れないから、リストにのせておくわね」

え？キャンセル待ちっていつの分？だからさ、20日と21日の2泊だけでいいんだってば。なんか話がかみ合ってないような気がするんだけど。

ちょっと心配。しばらくしてから確認のメールを入れてみるかな。ジュリー以外の人に聞いたほうが確かかも。

事前に買ったもの（2）

今日とうとうあきらめて『地球の歩き方　中米』を買った。何が「あきらめて」なのかというと、本当は最新情報の載った本がほしくて、もうちょっと待ったら新しいのが出るんじゃないかと期待していたのだ。しかし今日、次回改訂版は来年３月発売予定だということがわかった。書店で聞いてみたら、一覧表を見せて教えてくれたのだ。私のコスタリカ出発は２月中旬である。ちょうど帰ってきたころ改訂版が出るのかと思うと、実にくやしい。がっかりしながら、今出ている'05～'06（２００５年３月改訂版）を購入。1880円＋消費税なり。

いつも『地球の迷い方』などと言って馬鹿にしているのだが、やはりこれがないと心細いものである。ネットで色々な情報を得られる時代とはいえ、紙に書かれた日本語情報はほっとする。頼りにしてまっせ。

実はこれより前に買った本がある。
『コスタリカを知るための５５章』国本伊代（編者）明石書店、2000円＋消費税。
パラパラと読んでは停滞しているのだが、出発までに読破したいと思っている。

う～ん、それにしても、なかなかコスタリカ準備がはかどらないうちに師走を迎えてしまったなー。