スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

ことわざ de ハポニョール

2006-09-30 | ほうげん・ひょうげん
は~い! 久しぶりにテンション上げてハポニョ~ル・コーナーといきますか!?

とは言っても、第1作品は私のではございません。うちのサークルの某アミーゴの傑作!

嘘もホベン(JOVEN=若い)

解釈:年齢を実際より若く偽るのも、目的のためにはいたしかたない。

では次に、この傑作に刺激されてこの1ヶ月作戦練り続けたあげくに、やっとのことでひねり出した駄作。

蛙の子はカエル(CAER=落ちる)

解釈:蛙の子は猿の子じゃないので、木から落ちても不思議はない。

うーん、ちょっとキビシかったですかね。おたまじゃくしが木に登るわけないじゃないの。
では今日のところは早々に退散いたします。

軍隊のない国

2006-09-24 | ひとりごと
コスタリカのメル友、ダニエル君からのコスタリカ便り、第2弾です。

Un país sin ejército.

この9月の15日にコスタリカでは、スペインからの独立185周年を記念して、歓喜とともにお祝いをしました。学生たちの、活気と喜びに満ちあふれた行進や楽団などの行列が、街へ繰り出しました。この祭りに向けて、9月の1日から、道路や建物・家々を、国家の色である青と白と赤で飾り付ける風習があります。

私たちの国では、1948年に、軍隊を廃止することに決めました。近隣の国々の争いごとに苦しんだ一国として、中立の立場を守り抜いてきました。唯一の “軍” として存在するのは、毎朝それぞれの学業の場へと出発する “学生” たちです。そのことが、社会的な安定のある、静かな国であることを際立たせています。

私たちの、活気あふれる陽気な文化を、みんなでわかちあうべく守っているのです。

コスタリカより、ダニエル
       Daniel Vargas



参考までに→埋もれてしまった2年前の記事→「コスタリカ」

小さな国コスタリカ

2006-09-19 | ひとりごと
コスタリカのメル友、ダニエル君から、メッセージが届きました。自分の国のことを日本のみなさまに紹介したいとのことです。

Costa Rica un pequeño país.

北米と南米をつなぐ中米の、帯状の部分には、7つの国があり、そのひとつがコスタリカです。この美しい土地には4百50万の人が住み、豊かな文化と、山・火山や海岸などの自然、そして熱帯をはじめとする様々な気候があります。

太平洋と大西洋にわたる湿地には、きれいな海岸があり、砂は真っ白で、水は透き通り、海洋植物や動物の宝庫となっています。
カリブの雰囲気で活気あふれる夜のお楽しみは、ムラータや褐色の女性の美しさ、男性のたくましさ、おいしい料理などなど。。。このへんのビーチの良いところは、なんといっても近いこと。それぞれの特徴を持つ3つのビーチを、気軽に訪れることが出来るのです。

心から、両手を広げて待っている、この小さな国をぜひ訪れてみてください。コスタリカに恋してしまうかも!?

友情をこめて、ダニエル
       Daniel Vargas



ガイドブックで見てみたのですが、3つのビーチというのがどこを指しているのかはわかりませんでした(汗)。聞いてみます。「近い」というのはたぶんダニエル君の住んでいるサン・ホセからでしょう。
このコスタリカ便り、続編があるかも知れませんので、お楽しみに。


チェ・ゲバラ☆カストロ

2006-09-03 | 映画の感想文(旧DVD体験談)
2002年 アメリカ合衆国
『チェ・ゲバラ☆カストロ』 FIDEL AND CHE
監督:デヴィット・アットウッド

キャスト
フィデル・カストロ(ビクトル・ユーゴ・マルティン)
チェ・ゲバラ(ガエル・ガルシア・ベルナル)

DVDを借りて見てがっかり、なんだこれ、英語じゃん!?
以前にガルシア・ロルカの映画を見たときも、スペインが舞台なのに英語をしゃべっていたのでがっかりしたものだ。英語帝国主義(?)にヤラれたって感じがして面白くない。

しかしこの映画、歴史的調査をもとに製作されたそうなので、キューバ革命の歴史を学ぶには良いかと思う。まるでガエル君扮する「チェ・ゲバラ」が主人公のごとく前面に出ているが、本当は「フィデル・カストロ」が話の中心であり、1959年キューバ革命政府誕生までの波乱万丈が、フィデルのカリスマ性とともに勢いよく描かれている。

1898年にスペインからの独立を勝ち取ったキューバは、その後も植民地社会であり続ける。なんのことはない、スペインがアメリカに取って代わっただけの話だ。アメリカに追従するバチスタ独裁政権の下、政治的に腐敗する一方のキューバに耐え切れなくなった若き弁護士、フィデル・カストロが立ち上がる。
1953年、フィデルを先頭に、青年たちがモンカダ兵営を奇襲するが失敗に終わる。死亡者多数、生存者は全員逮捕された。ピノス島の監獄で、妻と愛人に手紙をしたためたフィデルは、中身を入れ間違うというおバカな失敗をやらかす(この部分は創作かもしれない)。
1955年、恩赦され、メキシコに亡命。ここでフィデルはチェ・ゲバラに出会い、革命の準備を始める。
1956年、おんぼろクルーザーの「グランマ」に大勢乗り込み、よろよろ沈みながらキューバに向かう。
シエラ・マエストの山中で、ゲリラから革命軍へと成長。
1959年、バチスタが亡命。キューバ革命勃発。

フィデルの「貧者のための革命」は画期的なものだった。しかし理想だけでは食べていけない。「経済」という現実が立ちはだかる。アメリカの次はソ連なのか。。。革命が堕ちてゆく。

民主主義を掲げたカリスマ的独裁政権、フィデルの革命は今もなお続くのだ。