スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

憂鬱をぶっとばす

2010-12-29 | ひとりごと
やってきました年末年始休暇。ある意味、孤独との戦い?

このポカッっと空いた真っ暗な穴のような数日は、このところの寒気のせいかますますドンヨリしてしまいそう。「お正月なんて嫌いだ」というのはきっと私ひとりではないはず。

スペインでも、家族が集まり人々が楽しく過ごすクリスマスの時期に、憂鬱になる人も居るようだ。お気に入りのスペイン番組「saber vivir」12月27日のテーマは、Combatir la depresión en Navidad(クリスマス鬱病との闘い)。

番組の最後のほうで紹介していた José Mota というコメディアンの映像を見て、笑いこけてしまった。バルで、食後のお酒をしつこく勧めるウエイターと、酒の飲めない男のやりとり。探してみたらyoutubeにもアップされていた。↓↓

http://www.youtube.com/watch?v=qfs1i97AiGA&NR=1
言ってることは半分くらいしかわからなかったけど、大爆笑。
憂鬱をぶっとばす、José Mota!!
この年末年始の、マイ・ブームになりそうだ。



Tengo cita...

2010-12-25 | ひとりごと
昨日、歯医者さんに行った。
24日の夜だからか、普段予約の取りにくい歯医者さんにも空があり、予約がとれたのだ。

Tengo una cita esta noche.
しかしイブの夜に歯医者の予約なんて。。。
Tengo cita con el dentista.
"tener cita" には、人と会う約束という意味があり、病院などの予約にもデートの約束にも使われるからまぎらわしい。

tener una cita とtener cita(無冠詞)にはニュアンス的な違いがあるのだろうか?と考えながら色々検索してみたら、スペイン語圏の女性のブログで、
Tengo una cita con mi dentista.
という話を見つけた。

これは「歯医者の予約」ではなく、「歯科医と夕食の約束」という意味らしかった。
内容は、、、

かかりつけの歯科医は父親と同じくらいの年齢。
いつもは医師の患者への目線しか感じないのに、今日の治療のときは様子が違った。
色々な妙な行動に気色悪さを感じていたら、ついに「夕食に誘ってもいい?」と聞かれ、恐ろしさのあまり「SI」と受けてしまった。
どうしよう、tengo una cita con mi dentista だなんて!


…というような日記である。

tener una cita とtener cita(無冠詞)はニュアンス的に違うのか?という「迷いの森」にはまりこんだクリスマスであった。

atracones

2010-12-19 | SALUD!
またまたお気に入りのスペイン番組、saber vivir から拾った話題である。

日本では、「お正月に食べ過ぎて太っちゃう」という話が良く出るが、スペインでは「クリスマスに太っちゃう」というのが悩みのタネのようだ。クリスマスには家族が集まり、みんなでご馳走食べるからねぇ。それに甘いものも色々あるし。

しかし肥満は万病の元。
sobrepeso 体重オーバー
obesidad 肥満
…を避けるため、そして瘠せるため、色々苦労するのはどこの国でも同じだろうか。

ただスペインでは、それでも「1日5食」きちんと食べることを推奨しているということに驚かされた。日本の常識「1日3食」は通じない。ましてや食事を抜くなんてとんでもない。空腹時間が長ければ atracones (たらふく食べること。食べすぎ)を増長してしまうのだ。

1) desayuno(朝食)
2) media mañana(午前のおやつ)
3) comida(昼食)
4) merienda(午後のおやつ)
5) cena(夕食)

それぞれの家庭の習慣もあるし、量や内容は違うだろうが(という点では日本もスペインも同じ)、一般的にスペインの「朝食と夕食」は日本より軽く、昼食メインである。

saber vivir で勧めていたのは、「夕食はごく軽いもので炭水化物はとらない」こと。

そりゃそうだ。スペインでは夕食が10時とかってフツーだもの、そんな時間にエネルギー源をとっちゃいかんよ、それは。

※タイトルとカテゴリを変更しました。2011年1月2日

ボガバンテ

2010-12-12 | ひとりごと
クリスマスが近づき、そろそろクリスマス料理の準備態勢に入るひともいるだろうか。日本に引けを取らず「魚介類」を多く摂取するスペインでは、クリスマス時期にはやはり「海老」の類がご馳走らしい。

いつものスペイン番組で、そんな話題の中、「ボガバンテ」という聞きなれない言葉が聞こえてきた。「バガブンド(vagabundo=浮浪者)」と響きが似ていたのでドキッとしたのだが、どうも「伊勢海老」とか「ロブスター」とかを指しているらしい。

実は私自身が、伊勢海老とロブスターがどう違うの知らないのだった。辞書とネット、画像検索でざっと見た感じ、どうやら「伊勢海老」はおヒゲがにょっきり伸びたやつ、「ロブスター」はハサミをもったやつで「オマール海老」とも呼ばれるらしい。

ハサミをもった「ロブスター」は、英語で lobster、フランス語で homard、そしてスペイン語では bogavante なんだって!? さらには「ウミザリガニ」という日本名もあるようで、エビなのかカニなのかややこしいやつである。

そうか。ではスペイン語のlangosta ってロブスターじゃなかったの?
langosta は「伊勢海老」のことだったらしい。

ロブスターは広義では伊勢海老も含むとかなんとか、ちょっと調べていたら生物学的な分類に頭が痛くなり、「ハサミでもヒゲでもどっちでもいいからそんなご馳走食べてみたい」とひたすら思うのだった。