スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

My Puerto Rico

2013-12-31 | ひとりごと
お買い物に行こうと思ったら雨が降ったので中止して、なんとなくネットで検索していたら、映画「Salsa」を見つけた。

はじめは「もう何年もサルサから遠ざかっていたけれど、いつのまにかにかこんな映画が出ていたのか」と、サルサが流行ってから作られた映画のうちのひとつなのかと思った見ていたが、聞き覚えのある数々の音楽や、若き日のセリア・クルスが出てきて、あれ?と思った。それにしても主役の踊りが上手くてカッコ良すぎる。誰これ?どっから出てきたんじゃ?と思って調べてみると、、。

ロビー・ドラコ・ロサ。リッキーマルティンのプロデュースを手掛けた人だという。

この映画は1988年のもので、そもそもは英語の映画らしい。
ロビー・ロサが演じる、甘くてセクシーで、妹には厳しいプエルトリケーニョのリコ。
妹のマルガリータが、浮浪者たちにビールを振る舞ったとき、彼らがお礼に歌ってくれる"Margarita"を受け思わず踊りだすシーン。
"My Puerto Rico" と、迫力ある踊りのシーン。
愛がないサルサは味もない、といわんばかりのラストシーン!?
何もかも、好きだわー。(だけど、日本語タイトル「サルサ 灼熱のふたり」はなんとかしてもらえないものだろうか。)

これがサルサの火付け役なった、元祖?「Salsa」という映画なのだった。ああ、この大物ロビー・ロサを知らずに今まで生きてきたのか私は。この映画を知らずして「サルサ好き」とのたまっていたのか私は!

どうか私を「もぐり」と呼んでほしい。。。


大晦日、アクセス数とびきり低いこの一日、25年前の宝物を見つけて嬉しくなり、ひそかに2013年のブログ納めをしてみた。新しい年が良い年になりますように、と祈りつつ。

よかったです~。

2013-12-16 | ほうげん・ひょうげん
北海道を離れて10年以上経過し、北海道弁はほとんど使わなくなりました。しかし、いまごろになって、これって北海道弁だったのか?と驚くことがあります。

最近気づいたのは、営業の断り文句「よかったです」が北海道弁だということ。
昔はピンポーンと鳴って玄関出てみると営業の人だったり、営業の電話がかかってきたりすると、やんわりと「よかったです~。」と断ったものです。
北海道人は「いいです」「けっこうです」より「よかったです~」のほうがやわらかいと思っているのです。

しかしこの「よかったです」は、道外では意味不明なんですね。そういえば私も大阪に来てから、インターホン越しに「よかったです」と断って営業の人に「は?なんですか?」と言われたことがあります。

「よかったです」は多様に使われます。スペイン語に訳しながらそれぞれの意味を考えてみました。

1)映画を見に行った翌日、「昨日の映画どうだった?」と聞かれた。
「とてもよかったです

 → Estuvo muy buena.
 → Me gustó mucho.
 (その映画はとても良かった、気に入ったという意味)

2)知り合いが念願のスペイン旅行に行けることになった。
よかったですね~」

 → ¡Qué bien!
 → Me alegro.
 (知り合いの幸運を祝福している)

3)電話に出たら、何かの営業らしい。
よかったです~」─どうやら北海道限定─

 → No gracias.
 (断りの意味の「けっこうです」と同義)

「けっこうです」という言葉もまた、多様に使われ、日本語学習者には頭痛のたねかもしれませんね。