学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

すべては子どものために

2006-07-21 | 教育
このような時代だからこそ
なおいっそう教師が
肝に銘じておかなければならないことがあると感じている。

それは,教師は,子どものために
そして,やがて子どものつくる未来のために
働いているということである。

ひたすらに,一人ひとりの子どもの成長を願い,
子どものために働く。

子どもたちは,やがて成長し,
未来の社会をつくっていく存在である。

われわれ大人は,未来をつくることはできない。
われわれは,彼らに未来を託すのである。

教師は,未来に直接関わっているのである。


いつも問い直すべきである。

何のために働いているのかと。

自分の業績をあげるためではない。
自分の評価をあげるためではない。
いい先生と呼ばれたいからではない。
自己実現のためではない。
金儲けのためではない。
学校を大きくするためではない。
入学者をふやすためではない。

教師は,そのような現在の利害に生きているのではない。

多くの教師は,
ひたすらに子どものために生き,
名もなく消えてゆく。

ただ幸せなことに,
われわれ教師は,はるかな未来に
直接に関わっているのである。

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