季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

奥州街道(増田宿)

2008-04-01 07:06:11 | インポート

岩沼の町をでて東北本線の本郷踏み切りをわたると急に景色が左右にひろがりをみせてあらわれる。金黄色にいろづいた草葉を前景に、千貫山をはじめとする低い里山がつらなり、その背後に遠く青くかすんだ蔵王連山の山並みが美しい。

道はのどかにひろがる刈田をぬって館腰に向かう。途中、植松4丁目の川内沢川の南袂に三角柱の「道祖神路」があり、一面に芭蕉の句が刻まれている。笠島にいけなかった無念の一句である。その面がちょうど標柱の陰になっている。

街道にもどり、宿場の出口にあたる田高交差点の北西角に道標がたっている。正面に「村田道」、左側には「距高館村二十九丁」と刻んであった。高田、上余田を過ぎると仙台市太白区に入る。


道祖神路(芭蕉の句碑)道

笠島塚又は芭蕉塚とも言われ、安政3年(1856)仙台城下河原町の小西利兵衛によって建立されたものである。  笠島はいづこ皐月のぬかり道



3月に咲いていた花「富貴草」

開花時期は、  3/25頃~  4/20頃。    
・白い花の先端部分は茶色になっている。        
・1年じゅう葉が茂るのを繁栄の意味にとったのが
  名の由来。                                  
・庭の陰地に郡植される。                      
・秋以降に、白い、角(つの)が生えたような形の
  実がなる。                                  
・別名  「吉字草」(きちじそう)。            

(季節の花300より)

 


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