台町を過ぎ高清水仲町に入ると高清水宿となる。 すぐ左側の民家の角に史蹟 本町裏清水 がある。 高清水の七清水の1つである。桂葉清水、小山下清水、清水権現清水、清水権現下清水、新町裏清水、金剛院清水の七つがある。名水の生まれる高清水である。仲町で左の裏道にはいると牟良佐喜神社がある。本殿には大絵馬、小絵馬、算額が掲げられ、本殿の左後ろには、虎剣の碑、互市の碑、宝暦11年の庚申塔等、大きな板碑が並んでいる。
県道1号線に戻り北に進み新町を過ぎると左側の愛宕山公園に奥州善光寺がある。奥州藤原氏2代の基衡が父清衡を弔う為に創建した寺で、信濃善光寺の分身「阿弥陀如来像」が祀られている。
境内には北条一族を供養する板碑群 史蹟 北条塔や、樹齢800年以上と言われているしだれ桜もある。
立街道や台町の不明遺跡に書かれていた亘理の文字は、高清水中学一帯に広がる高清水城の城主であることも解った。高清水城は、大崎氏、亘理氏、石母田氏が城主をしていた。
高清水城址
4月に咲く花「葉牡丹」
開花時期は、 4/ 1頃~ 5/10頃。
・ヨーロッパ原産。17世紀に渡来。
・キャベツやブロッコリーの仲間。
葉はキャベツにそっくり。
「花キャベツ」という別名もある。
2月頃から中央部がだんだん盛り上がってきて、
4月頃からその先端に花をつける。
「駿河の初日(するがのはつび)」などの
園芸品種も多い。
・重なり合った葉が牡丹の花のように美しい
ことから「葉牡丹」。
・江戸時代の貝原益軒も本で紹介しているらしい。
当初は「牡丹菜(ぼたんな)」の名前だった。
その頃から、日本の正月飾りとして
親しまれている。
(紅白の色合いがおめでたいとされる)
・冬のあいだじゅう鑑賞用として
花壇に植えられている。
・12月30日の誕生花(葉牡丹の葉)
・花言葉は「物事に動じない」(葉牡丹の葉)
(季節の花300より)