masumiノート

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高知県のガソリンが高値の理由は「談合」?

2020年10月21日 | ガソリンスタンド5

高知県のガソリンが高値の理由は「談合」(?)
でも談合は高知県だけじゃないよね?
そして高値だけじゃなくて安値だって談合だった(かも知れない)ケースもあるのでは?
元売だって“じゅんばんこ”なんだし、なんだし?


10月19日燃料油脂新聞より

煩雑な市宛て書類作成に悲鳴「請求手続き簡略化を」さいたま市販売業者
>市への請求書は、指定の様式に手書きで、課(部署)ごとに分けて


※殆どの販売業者は請求書作成のためのコストを独自に掛けています。
にもかかわらず、市への請求ではこれを使うことが出来ません。
しかも課(部署)ごとに作成し、それを又それぞれ封筒に入れて84円切手を貼って郵送しなくてはなりません。

近隣他店より13円高く売ってもリッターマージンは5円しかなかった時、&、「店を畳んでくれないのならいっその事潰れてしまえばいい」と思っていた時、
「携行缶へ3リッター」という公用燃料の注文を、店主である主人への相談なしにお断りしたことがあります。



2014年08月01日 公用燃料は夫婦喧嘩のもと
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/314efd4e9dc76eb60adcb87d723ff32f

2016年04月23日 逃れたい。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/640b7ee6f1a1a22ccd7017d2bc85e71c






高知県業者 県外客から価格へ苦情 地域間格差縮小求める

>価格への不満をスタッフに直接言う人がいれば、独り言のように嫌味を言って帰る客もいる。なかにはツイッターでつぶやいてフォロワーに同意を求める人もいる。

>面積の8割以上を山間部が占める高知県では、いわゆる給油所過疎地の発生が懸念されている。「SS当たりの販売数量が全国一少ないために、小規模業者が事業を継続するには都市部以上の燃料油マージンが必要なことは明らかだ。
地域需要に見合う価格設定を県外客に理解して貰うのは困難のため、適正市況を構築し地域格差を縮小させることが重要だろう」という指摘が出ている。


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※「高知県ガソリン 高値」で検索して出て来た中から3つ載せます。


うん、談合しとるんや・・・GSのおとーさんはあっさりと言ったのだ 2019-02-09
https://kazeni.net/2019/02/09/kure/

談合してそーなところで燃料を入れたくねーなと、ガマンして走ってるうちに燃料があとわずかになってしまいました・・・
おお!初めて見たぞ!軽油が132円以外の所を。

たった2円しか安くないけど。

いやいや、金額の問題ではないのですよ。

早速おじさん(←たぶん経営者)に、高知の価格協定問題について聞いてみます。

といっても、談合しとるぜよ。などとは決して言わないと思うけど・・・

単刀直入に聞いてみました。

談合してるでしょ。と。

すると即座に

うん、しとるんや。
・・・

あっさり。

うちはセメント関係で少しだけ安くしとるけど、高知は日本で一番か二番目に高いはずや。談合しとるからな・・・と胸を張ってます。

調べてみると、やっぱ一番高いぞ。

談合の情報はありません。などと載せてる高知県庁職員よ。

ちゃんと立派に(じゃないっすけど)やっとるではないか。

売ってる本人が言ってるんだから間違いないぞ。

でも、こんな談合県でできるだけ入れたくないので20Lだけ給油です。

僕は旅人だからいいけど、

・・・

高いガソリン買わされてる高知県人は怒らないのですかね。




高知のガソリンが高すぎる😠 2020年04月12日
https://minkara.carview.co.jp/userid/1821914/blog/43900067/

高知に来てガソリン価格の高さに驚いてます。

なぜこんなに高いのか?
地域によって相場や輸送費等もありある程度価格差があるのは分かりますし納得できますがこんなに違うのはなぜか?

実は高知ではガソリン価格が99%のスタンドも全く同じなのです😠😠😠

高知市内のど真ん中でも、郊外の幹線道路沿いでも、町外れの小さいスタンドでも、高知市だけでなく隣の南国市、香南市のスタンドも、今まで見た所は同じです、安い所を探すのアホらしくなって途中でやめました😠 先週になってやっと2円安い所が2ヶ所、今週になって139円と141円に価格が割れ、今は見た感じでは95%が139円、4%が141円、2ヶ所が137円です。
安い2ヶ所も2週間前までは他と同じ
転勤族でいろんな所に住みましたがこんなふざけた所は今までありません。

宇和島もガソリン高かったが少なくとも市内中の価格が同じではありませんでした。
高くても努力して少しでも安くしようとする姿勢が見えれば納得できます

競争をせず話し合いをして価格を合わせているから高いのではないか?
談合もせず1月以上もたまたま同じ価格になることがありえるでしょうか?
談合して価格を吊り上げている、だから高いのではないかと考えるのが合理的だと思います。

だから高知新聞の記事(全国値下げ・高知県のみ横ばい)のようなことや
高知県で一番安いガソリンスタンドは高速道路のサービスエリアというふざけた現象が起きます。😠

 

 

高知のガソリンを考えてみた 2019年 04月 15日
https://torasan88.exblog.jp/28200954/

さて今日は四国から九州に渡ることになっているが、昨日から気になっていることがあった。
それはガソリンのこと、
高知県のガソリン価格は都市部でも郡部でも全県同じ149円(レギュラー)に統一されている。
それを知る虎次郎は徳島で満タン(131円)にして高知に入った。
中土佐でノブさんに会うと「虎ちゃん!高知は談合だ!」と憤っている。中村、宿毛ではさらに高い152円の統一価格、意地でも高知で給油しないぞ!といつもなら数円高くても目盛りが半分になれば給油するのだがリッター20円の差額には我慢ならない
これはどう見てもカルテルか、独禁法違反か、公正取引委員会の出番だろう。と息巻くオヤジふたりだが、高知は潰れないからGSは多い、その分県民は高く買っているのだ。
給油は愛媛県に入ってからと決めて宇和島まで来たが高知の影響なのか147円、145円と思ったほどでない。我々のタンクも少なくなって警告灯が点灯するのも時間の問題と半ば敗北感に成りかけていた。
その時、道の駅どんぶり館の近くで右折しようと止まった車列、ふと左を見ると何と、なんと、132円の看板が、慌てて左折して飛び込む3台、虎次郎もノブさんも52リッターを超えていた。
高知のガソリン屋の談合に打ち勝ったぞー!とガキのように喜ぶオジンたちでありました。

 

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╮(╯∀╰)╭ 談合談合って(苦笑)

じゃあ当市のコレは何だったんでしょうか?

規制緩和直後(前後)から始まった“自店の仕入値で売る近隣他店(広域2者店に地場2者店追随)の出現”
セルフ解禁後、近隣他店が次々とセルフに改装(地場フル3者店の中にもセルフの価格に追随した店あり)。

彼らのガソリン価格看板は皆同じ価格でした。(下看板は1~2円の違いはありましたが、)

でも市内の消費者も県外の消費者も誰もそんなことは問題にしませんでした。誰一人「談合か?」などと言いませんでした。

何故ならそれらの店より13円も高く売っていた店(当店)があったから。
(注:13円高く売ってもリッターマージンは5円)



あれから20年以上経った現在、
近隣他店の価格看板は139円(下看板は134~136円)
当店の店頭現金会員価格は139円。(2者店より仕入値の高い3者店である当店のリッターマージンは約22円あります)
灯油の価格は逆転して当店の方が断然安値(※今日現在)


彼らのガソリン価格看板は皆同じ価格です。(下看板は1~2円の違いはありますが、)
gogogsを見てみると全国では108円で販売している店(PB)があるなかで、139円です。
(山梨・静岡では145円ー本日の業界紙)

でも市内の消費者はそんなことは問題にしていない様子です。「談合か?」などと言っている人も知りません。

何故でしょう?

大震災時にガソリンスタンドに列をなすテレビニュースや、ガソリンスタンド2月危機というマスコミのセンセーショナルな報道で気付かれたのでしょうか?
或は、市内で既存のフル店が次々と店を畳むのを見て気付かれたのでしょうか?

「ガソリンスタンドは燃料供給“最後の砦”」「これ以上の減少は社会インフラの崩壊」だと。

そういう聡明な方も少しはいらっしゃるかもしれませんが、
そうではなく、
殆どは「セルフは安い」と刷り込まれてしまっているからではないでしょうか?

規制緩和直後は「どこそこはいくら」と安値店を探して右往左往していた消費者も、20年も経てば見事に刷り込まれて「この店は安い」或いは「セルフならそれほど変わらない」と疑うことなく利用し続けているのではないでしょうか。


だから規制緩和直後は市内の消費者からも県外の消費者からも聞かされ続けた高値に対しての苦情も、市内の消費者から聞かされることはなくなりました。

しかし県外からの給油客にはまだ時々高値に対しての苦情を聞かされることがあります。





商売は営利目的ではあるけれど、過去には過当競争で7~8割の販売業者が赤字経営に陥っていたことのあるこの石油販売業界です。
何故ならライフラインとしての燃料油供給を使命感を持って営業を続けているところも多いからです。

(地場3者店にとって店の営業を続けることは営利目的どころか生業でもあるのに、赤字で自己資産を食い潰しながら営業を続けてきたのです)




>地域需要に見合う価格設定を県外客に理解して貰うのは困難のため、適正市況を構築し地域格差を縮小させることが重要だろう」という指摘が出ている。

業界紙にはこうありますが、私は別意見です。

108円で売っている店にはその値段で売ってもらいましょう。
108円で売ってもやっていけるからそうされているのに、値段を合わせて139円で売ってもらうなんてあり得ない。
その方がよほど消費者の理解を得ることは困難だと思います。

昔のように横並びの価格にするのではなく、売価にはそれぞれの地域やそれぞれの店ごとの事情があるということを全ての消費者に知って貰う事の方が簡単です。そしてその方が将来的にも小規模業者にとってプラスに働くと思います。






南海トラフが心配される高知県が全国最下位となる見込み 2020年09月07日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/3b4e93177167d38a234e0393378a5c78


高知県庁 「車の燃料が半分になる前に満タン給油」について 2020年02月28日
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010101/2020022600482.html







2 コメント

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masumiさん (むらっち)
2020-10-22 20:55:08
>消費者の理解を得ることは困難だと思います。

139円⇒108円で安いほうに値段を合わせて売りましょう!であれば消費者に理解は得られると思いますが(一般消費者目線で意見するなら、108円で売れるところがあるということは『他のところもその値段で売れないはずはない=ボッタクリの値段で販売してるところが多い』と思いますので)

逆に108円⇒139円の高いほうに合わせて売りましょう!となると間違いなく理解は得られないでしょう。
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むらっちさん (masumi)
2020-10-23 10:41:04
そうですよね。
そして高い方に合わせるなんてことをしたら消費者からの理解が得られないどころか、それこそ「談合」と糾弾され、組合や小規模業者が悪者にされてしまいます。
方や108円で売っていた方は消費者の支持を確保したまま利幅が増える。


消費者の理解を得る方法はただ1つ。
業界の中で小規模店が置かれてきた有り様を、その経緯を「知って貰う」。
これしかないと思います。

「仕入れが117円なのに108円で売ることなど出来ない」
これに異を唱える消費者がいるでしょうか?

知って貰えば、高値の店のことを暴利を貪る悪徳業者呼ばわりする消費者もいなくなります。

「業界のことを消費者に言っても理解して貰えるはずがない。だから業転で安値に追随・・・」なんていう発想が浅はかであり、自店の顧客をも馬鹿にしたものではなかったかと思います。

安く仕入れたものを安く売ることは悪い事ではありませんが、それは誰でもできる一番簡単なことなのです。

高値の店のその高値は「これ以上にもこれ以下にも出来ない」という苦渋の決断によるものであったということです。

それを全ての消費者に知って貰いたい。というより知って貰わなければ組合員数を占める小規模業者の減少は決して止まることは無いと思っています。
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