masumiノート

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労使トラブル

2014年01月19日 | ガソリンスタンド2

昨年2月にこのブログでもチラリと書いた「偽装破産のガソリンスタンドで従業員が自主営業」
元記事の「東京管理職ユニオン : 偽装破産のガソリンスタンド、労組が職場占拠・自主営業」
これに対してこうちゃんは「それはだけど何となく一方的な報道のような気がする」と呟きました。

今年の月刊ガソリンスタンド1月号でこの件が記事にされていました。

その後S商店の破産によって競売にかけられたガソリンスタンドの土地建物は支援を申し入れた都内不動産会社の一水会が約1億8000万円で落札。
元従業員たちが立ち上げた合同会社イー・レボリューショナリーは賃料として月約160万を支払う形で、元従業員たちがSSを再建した格好になったそうです。

・・・・・

記事の中で、この経営者を知る人物は次のように語っています。

「(S社長は)理想を持ち、結果を出した人間を評価する意志のある人だと、私は感じていた」「S社長は御自身のスタイルをお持ちの分、ストレートな物言いであることは確か。人によってはその部分が引っかかるのかもしれない」

この方は自身のお店でも小規模な労使トラブルが起こった事があるそうで、その時自分の“財布の中身”を社員たちに全て見せて、誠心誠意コミニュケーションを図った結果、残念ながら2名がSSを去ったが一丸となって再スタートを切り躍進した経験の持ち主だそうです。

又、今回の件をもっともよく知る業界人である別の方はこう統括されています。

これは氷山の一角だと思います。
理不尽な元売仕切りがある限り、販売店は健全経営を保つのが困難です。

要するに経営環境が厳しいSSが多い。
健全な余裕があれば、労使トラブルも起きにくいものです。
S商店の破産は、業界全体の問題ではないでしょうか。


因みにこの方からの電話にS社長は「終わったことでもあるし、この件に関してはノーコメント」と答えられたそうです。
私自身ははS社長のことも、この件についての詳細も知りませんが、昨年2月の記事に対してこのS社長を擁護するメールをある方から頂いていたこともありずっと気になっていました。

今回月刊ガソリンスタンドの記事を読み、赤文字部分に共感しましたのでここで紹介させて頂きます。