11/10 燃料油脂新聞によると、
「販売店の大口得意先に特約店の直売担当者が2円安で営業をかけ、根こそぎ持っていかれた」
ということが新潟であったらしい。
※元売と販売店の間には特約店というものが存在します。
特約店も、大手商社から地場で数店舗の販売店を有しているようなものまで規模は様々ですが、
恐らくこの新潟の事例は後者の特約店だと思われますが・・・
特約店は元売からX円で仕入れた燃料をX円+○円(特約店の粗利)で販売店に卸します。
販売店が消費者に売るときにはX円+○円+☆円(販売店の粗利)になります。
特約店の直営SSと、販売店SSが同一商圏にある場合、売価が同じなら直営SSの粗利は☆円分、販売店より多くなります。
要するに、特約店の仕切りは販売店より安いのですから、その分エンドユーザーに対して安い単価を提示する事は当然可能なわけです。
この根こそぎ持っていかれた側の経営者は
「“親子関係”は完全に崩れた。販売店への卸価格と同値で取引するのだから、特約店の直売担当者にとって販売店の得意先への売り込みほど簡単な仕事はない。こんな卑怯なことをしてしまったらおしまいだ」と憤りを隠せないでいる。
と書いてあるのですが・・・
このまま済ますわけにはいかんでしょ!!
こんなルール無視の悪徳特約店を野放しにしていたら、その特約店の下の販売店、
みんな潰れてしまいますよ。
ホントに、これは酷いわ。。。
それと11/8の燃料油脂新聞
販売店の不満解消に苦肉の策として「卸価格の2本立て」ですって。
設定した数量以上に売れた分は業転相場を参考に独自で試算した卸価格を適用するというものらしい・・・
元売から系列への卸価格は決まっているはず。
それを勝手に安くできるとはコレ如何に????
安くできるのなら最初から安くすればいいじゃん?
ほんっとに、この業界、わけがワカリマセン!!