Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

21年秋の関西遠征 6 東寺

2021-11-20 17:09:38 | 国内旅行

京都滞在最終日、宿でカレーを食べたらチェックアウトをして
 また来てしまった、真言宗総本山、東寺。

と言うのも事前にチェックをしたらいろいろ秋の特別公開があったからで
 
まずは宝物館で星曼荼羅。北斗星や北斗七星の曼荼羅を本尊とする北斗法は天変地異や災害の際に行われるとのことなので、今の時代にぴったり。

次は五重塔へ移動。
  
 
普段は閉じられている扉が開かれて、中に入ることはできないが初層を覗くことができた。
内部には心柱の周りに四面を向いた金色の如来が安置され、壁や柱にも彩色があって華やか。
ただしこの五重塔は雷によって4回も焼失していて、現在残るのは江戸時代に建てられたものと意外に新しい。

 
金堂で桃山時代の薬師如来を拝み
 ハイライトはもちろん講堂の立体曼荼羅。
イケメン帝釈天にも再会し、この中はやっぱり天国。

 
これも国宝指定されている大師堂では弘法大師にご挨拶して

最後は北大門を出た所にある観智院へ。
 
こちらの桃山時代に建てられた客殿も国宝になっていて、内部の撮影は禁止だが
 写真はパンフレットより
中の一室に宮本武蔵が描いたという襖絵がある。武蔵は吉岡一門との決闘の後この寺に隠れていたのでこの絵があるとのことだが、絵はかすれて何が描かれているかもさだかではなく、竹の絵など、うまい・・・のか?

 写真はパンフレットより
それよりも唐から請来したという五大虚空蔵菩薩の様々な動物に乗った姿が面白く
  大きくはないがお庭がいい感じだ。

京都駅では中村藤吉本店で抹茶パフェをいただいて、
 今回の関西の旅は終了。


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2 コメント

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Unknown (trintrin)
2021-11-22 10:21:47
本年読んだ本に山下裕二さんが数冊あるのですが
氏によると雪舟・長谷川等伯は筆の運びが「早い」そうで。ビュンと迷いなく描いている。雪舟に至っては筆の「割れ」すら気にすることがないそうです。
対岸にあるのが宮本武蔵。迷いもあるし遅いし細い。とありました。
なので現代まで持ちこたえられなかったのでしょう。
抹茶パフェのロゴは太く、濃くはっきりしていますね~令和の流行でしょうか?エヘ
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trintrin 様、 (Lunta)
2021-11-22 16:46:17
なあるほど、まあ雪舟や等伯は天才ですからね、剣豪とはいえ絵は余技であったろう武蔵を比べてはかわいそうかも。
でも判別できる竹の絵など素人目で見てもあまりうまいとはいえなかったんです。
抹茶パフェの十文字は迷いがありませんよ。
返信する

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