Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

うさこちゃんの謎解明!

2007-10-13 23:11:18 | 雑談
ディック・ブルーナのうさぎは「ミッフィー」か「うさこちゃん」か。

「うさこちゃん」をおぼえていらっしゃる方がたくさんいてうれしくなり、いつから「ミッフィー」に変わったのかとネット検索してみたら大発見。

「うさこちゃん」は今でも「うさこちゃん」だった!

「うさこちゃん」のオランダでの名前はネインチェ・プラウス。ネインチェは「うさちゃん」、プラウスは「ふわふわ」という意味だから、「ふわふわうさちゃん」が本来の名前。それを福音館書店から最初の絵本が出たとき、名翻訳家の石井桃子さんが「うさこちゃん」と命名したのだそうだ。そして福音館書店から出ている絵本はなんと今でも「うさこちゃん」。


ではなぜ最近は「ミッフィー」と呼ばれているのか。
「ミッフィー」は実は英語圏での名前で、これは原作者のブルーナも承認しているもの。そして講談社から出ている絵本は「ミッフィー」の名前を使っているのだそうだ。


しかし発行部数で言えば講談社版より福音館版の方がはるかに多い。それなのに「ミッフィー」が優勢になってしまったのは絵本よりキャラクター・グッズが大当たりしたせいらしい。

というわけで、ブルーナのうさぎは「うさこちゃん」も「ミッフィー」もどちらも正解。

今日はスリランカの続きを書こうと思っていたのだが、大発見に興奮してうさぎの話になってしまった。
ああ、すっきりした。

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4 コメント

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うさこちゃん (MG)
2007-10-14 12:45:21
わたしもすっきりしました。ありがとうございます。
<m(__)m>
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Unknown (lumiere)
2007-10-15 20:54:00
こんないきさつがあったのですねー。
情報ありがとうございました!
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なるほど! (tongshin)
2007-10-22 04:50:45
そういわれてみると「うさこちゃんグッズ」というのは聞いたことがないような...そうでしたか!

スリランカ危機一髪の記事にも驚きました。私も切符がとれればプーケットに行ってしまったところだったんですよ~スウェーデンの外務省もその他のヨーロッパ諸国と比べて対応が遅くて今でも批判されています。
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tongshin 様 (lunta)
2007-10-22 12:00:38
tongshinさんのお宅も危機一髪だったんですね!プーケットでは確かスウェーデン人の犠牲者が一番多くて驚いた記憶があります。チケットが取れなくてがっかり、でもそのおかげでって、何が幸運かはわかりませんね。
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