Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 6 クラクフの宿

2019-11-06 13:39:09 | ヨーロッパ

9月30日

お城でたっぷりの朝食をいただいた後、少し回りを散歩しようと外に出たとたんに雨が落ちてきた。
そこで部屋でのんびりとして、早めにUberを呼んでチェックアウト。

次の宿泊先にはまだ入れないので、駅まで送ってもらって構内の荷物預けにスーツケースを置き、まずは旧市街の下調べをすることにする。

 駅から旧市街に入ると元々城壁があった周囲は公園になっていて、落ち葉が散り敷いた景色はすっかり秋。

ここを抜けてしばらく行けば中央広場。
 聖マリア教会に 織物会館。
広場は大きすぎて写真に納まらない。

天気があまり良くないので、まずは織物会館の中へ。
 
中はぎっしりとおみやげ物のストール、外の回廊にも店やカフェがあり
 
ひやかしてみると意外に気の利いたものも売っている。ユダヤ人も今やクラクフの土産物。

 
織物会館の隣には旧市庁舎の高さ70mの塔だけが残されているので、まずはここに登ってみることにする。

 
ライオンに守られた入り口から入ってチケットを買おうとするとなぜかこの日は入場無料。
 
狭い階段を上っていくと途中の部屋には中世の食事などに関する展示もあるので疲れない。
 
窓から見えてくる景色もいかにもヨーロッパの古都という風情があって
 最上階には時計の機械などあるが

ここからなら広場の全景が見え
 遠くにヴァヴェル城も見える。

旧市街を上から眺めたら駅に戻り、駅前で本日のお昼はアイスクリーム。
 
Good Loodというこのアイスクリーム屋さん、クラクフ市内に何店舗かあるようだが、フルーツたっぷりでおいしくて、しかも1スクープ4ズロチ(約120円)もうれしい。

荷物をピックアップしたら駅のバスターミナル側から出て、今夜からの宿までは徒歩5分。

クラクフには5泊するのでまたアパートを予約したのだが、元はビール工場だったという敷地に新しいアパートが何棟も建っている。
 
入る機会を逸したが同じ敷地内にはビア・レストランもあり、レンガ造りの古い建物の一部はオフィスにもなっている。

  
我々が指示されたのは煙突のすぐ脇の1棟。門を暗証番号で開けて中に入り、部屋の入り口も暗証番号になっているのでオーナーと鍵のやり取りをせずにすむ。

 
玄関を入るとすぐにゆったりとしたリビングスペースとダイニングキッチンがあって
 
食器や鍋釜類も豊富。食洗器や洗濯機もあって素晴らしいのだが、なぜかオーブンはあるけど電子レンジがないのだけが玉に瑕。

 
2つあるベッドルームのそれぞれにも大きなテレビがあり
 
バスルームには浴槽こそないがレインシャワーにダブルシンク。
 
ベランダの向こうはオフィスビルだが、おかげでその向こうの線路の音も聞こえず、アパート内はとても静か。

独身男性の住まいといった感じの内装のこちらは75㎡もあって、ポーランドの住環境はこんなにいいのか、ここに住み着きたくなるほど居心地抜群だった。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (すねこすり)
2019-11-07 00:29:07
クラクフ! 中央広場のお写真、あの『ふたりのベロニカ』での名シーンにあった光景では!? わぁ〜、素敵ですね。
またアパートの部屋も素敵すぎです。そういえば、ベルリンからワルシャワへの電車で席が一緒になった双子ちゃんのお母さんが言ってたんですが、最近ワルシャワを始めポーランドに移住するドイツ人が増えているのだとか。物価は安いけど街はキレイで住みやすいので人気とのことでした。
なんか、旅行記拝見していたら、私も移住したくなって来ました!!
クラクフの5日間、続き楽しみにしております♪
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すねこすり様、 (Lunta)
2019-11-07 17:14:08
「ふたりのベロニカ」は未見なのですがクラクフが舞台なのですか。
中央広場はクラクフのシンボルのような所なので登場するのですね。見てみようかな。
ポーランドは確かにどこもきれいできちんとしているし、物価はヨーロッパにしてはびっくりするほど安いです。
西部はドイツ領だった歴史もあるし、ドイツ人だったら移住しても全く違和感ないのでしょうね。
ポーランドのアパートに滞在すると日本の住環境のレベルの低さにがっかりしてしまいます。
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