Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

福井で観た、買った

2015-09-28 18:22:43 | 国内旅行
病気見舞いと言いつつ、病人の顔を見る合間にはちゃっかり観光も。

まずはホテルの周りを散歩すると、足羽川(あすわがわ)の岸はいい散策路になっていてここは桜の名所だそうな。
  
街中には路面電車が走っているが、この福井鉄道は一部が路面、一部が普通の鉄道を走る変わった路線だそうで、特に古い車両が来ると鉄オタの弟は大喜び。

  
首を長くして新幹線の延長を待つ福井駅前には動いて声も出す恐竜たち。その向こうには大型商業施設を建設中だが、現在はいささか寂しい駅前。

 
少し行くとお堀と石垣が見えてくるが、中に建っているのは県庁でお城はない。

福井市は第二次大戦中に大地震と空襲のために古い街並みがすべて破壊されてしまったそうで、街中に見どころはない。
今や観光の目玉は恐竜博物館だが、連休最終日とあって激混み間違いなし。
それでは、と言うことで渋く一乗谷に行ってみることにする。

一乗谷は福井市中心部から南東へ車で30分ほどと、思ったよりもずっと近い。
 
しかし地図で見ればわかる通り細長い谷の両側は山で、谷の入り口は極端に狭く、奥は行き止まり。
防備しやすいこの谷に朝倉氏の支配した戦国時代には一万人も暮らしていたということで、
 
  
その街並みが一部復元されている。

町人や武士の家並の向こうにあるのは朝倉氏の館跡。
 
と言ってもここはもちろん織田信長に徹底的に破壊されてしまったので残るのは柱の跡だけ。
 というわけでこんな自虐的なポスターまで作っているが、朝倉氏の資料館などもあって、歴史をちょっと知っていればここはなかなか楽しめる。

この後は我が家定番の道の駅めぐりで、まずは「道の駅 一乗谷あさくら水の駅」。
 
すぐ近くには凝った造りの農業用水の取水堰があり、三連水車なども作られているので「水の駅」のようだが
  
売店にはあまり特色もなくてジンジャーエールを一本買っただけ。これは甘すぎずにおいしかったけど。

次に行ったのは鯖江市の「道の駅 西山公園」。
 
西山公園は鯖江藩第7代藩主間部詮勝の庭園が元になった大きな公園で中には動物園もあり、レッサーパンダが売りと見えて売店はレッサーパンダだらけ。
 
しかしここの売店は野菜からお菓子類、鯖江特産のメガネまで商品が豊富でついいろいろとお買いもの。
 
まるで砲丸投げの玉のような吉川ナスは焼いて食べたが、皮も薄くてとてもおいしかった。
「すこ」は里芋の茎の甘酢漬けで、これもサクサクした食感でおいしい。

次は「道の駅 パークイン丹生ヶ丘」に行ってみたが
 
ここは食堂のおまけに売店がついているようで戦利品なし。

これでは不完全燃焼ということでもう一軒、越前海岸に出て「道の駅 越前」。
 
ここは真ん中が「越前がにミュージアム」になっていて、よく見ると建物が蟹!片方のはさみ部分が売店になっていて、さらに道路を挟んだ反対側にも建物があり、
 こちらには温泉まである大きな施設。 
  
売店はもちろん魚介類中心で、干物など仕入れる。
「かにミュージアム」にも興味があったが、来年の夏まで改装中ということで、残念ながら営業していなかった。

さらに翌日にもう一軒、福井港のすぐ近くの「道の駅 みくに」。
 
この辺りの特産品はラッキョとのことでいろいろなラッキョが山盛りになっているが
 
広い売店には生鮮食品から加工品まで、今回訪れた中では一番の品ぞろえ。あとでジモティーに聞くとやはりここは定評があるそうで
 ここで買った焼き鯖寿司はおいしかった。
「元祖」とある通り、焼き鯖寿司は三国の店が発祥だそうで、鯖はもちろん、酢飯の塩梅がとてもいい。

と、あれこれ買った荷物を抱えて、最後は小松空港。

ここは自衛隊基地でもあるので
 自衛隊グッズがいっぱい。
 
隊員給食カレー(750円は高い!)やら、松井家秘伝のカレーなんてものもあるが
 
好奇心に負けて「金沢カレーイカ飯」なんてものをついお買い上げ。
食べてみるとカレーの香りはしっかりするが、味は全く辛くなくてわりと普通のイカ飯。

お見舞いと称してよく遊んだ。


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